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現代文の重要語句

あ行か行さ行た行/な行/は行ま行~

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な行

ナイーヴ (英)naive

純真な。無邪気な。

内省(ないせい)

自分の行動の跡や精神のあり方などを深く見つめること。〔用例〕過去を内省する。

内包(ないほう)

内に包みもっていること。ことばや概念に含まれている意味内容。外延

なかんずく

〔副詞〕いろいろあるなかでも、特に。とりわけ。漢字で書くと「就中」。〔用例〕すべての教科にいえるが、なかんずく国語は重要だ。

ナショナリズム (英)nationalism

民族主義。自国民の利益・福祉の確保を第一とする考え。

なまじ

〔副詞〕大してできもしないのに。無理して。しなくてもよいのに。中途半端。

生業(なりわい)

家業。生活していくための職業。もとは農業の意味。

二の次

二番目。後回し。
2の次だから3だとするのは間違い。

ニヒリズム (英)nihilism

虚無主義。人生や世界で真理とされるもの、絶対とされるもの、権威とされるものなどすべてを否定しようとする思想・立場。

ニュアンス (仏)nuance

微妙な違い。意味合い。〔用例〕発言のニュアンスを汲む。

如実(にょじつ)

事実そのままであること。「実の如し」と訓読する。〔用例〕被害の状況を如実に物語る写真。

ネガティヴ (英)negative

否定的。消極的。ポジティブ

能動(のうどう)

自分から他に働きかけること。受動

ノスタルジア (英)nostalgia

望郷心。郷愁。

野放図(のほうず)

放っておけば、どこまで脱線するか分からないようす。突拍子もない。

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は行

白眼視(はくがんし)

冷たい目で見ること。〔用例〕世間から白眼視される。

伯仲(はくちゅう)

優劣がつけがたいこと。力などがつりあっていること。
一番目と二番目に優劣がつけがたい場合をいうので、「どんぐりの背比べ」とは意味が異なる。

白眉(はくび)

兄弟または多くの中で最もすぐれているもの。

跋文(ばつぶん)

あとがき。序文

パラダイム (英)paradigm

基本方針。規範。枠組み。

パラドックス (英)paradox

逆説。一見、不合理だったり矛盾したりするようで、よく考えると真理を述べている表現。

パロディ (英)parody

他人の作品の文体や作風などをまねて、こっけいにつくりかえた作品。

半可通(はんかつう)

知ったかぶり(をする人)。〔用例〕半可通な理屈。

範疇(はんちゅう)

部類。部門。領域。カテゴリー。

皮相(ひそう)

観察や考察がうわっつらで内容がないこと。物事の表面。〔用例〕皮相な見解。

畢竟(ひっきょう)

〔副詞〕ゆきつくところ。つまり。結局。〔用例〕畢竟人は死を免れえない。

一角(ひとかど)

並みより優れている。一人前である。「一廉」とも書く。〔用例〕一角の人物。

為人(ひととなり)

性格、性質など、その人がもっている属性。生まれつき。〔用例〕誠実な為人。

独りごつ

独り言を言う。

微に入り細(さい)を穿(うが)つ

細かいところまで入り込み詳しく詮索する。

表象(ひょうしょう)

心に思い描くイメージ。象徴。

漂泊(ひょうはく)

あてもなくさまようこと。〔用例〕小舟が漂泊する。

標榜(ひょうぼう)

主義・主張や特色などをはっきり示すこと。〔用例〕自由と平和を標榜する。

披瀝(ひれき)

隠さず打ち明けること。〔用例〕本心を披歴する。

吹聴(ふいちょう)

多くの人に言いふらすこと。〔用例〕成功談を吹聴して回る。

フィードバック (英)feedback

もとは工学用語で、機械自身が命じられた仕事と結果を見比べて、違った場合にそのずれを原因側にもどして、自動的に調整する動作。結果をみて不適切な点があれば原因にもどって調整すること。

フィールドワーク (英)field work

実地研究。野外調査。

フェティシズム (英)fetishism

ある対象、あるいはその断片を偏愛する態度のこと。

敷衍(ふえん)

意味のわかりにくい所を、やさしく言い替えたり詳しく述べたりして説明すること。〔用例〕少子化問題を社会全般に敷衍して論じる。

俯瞰(ふかん)

高い所から見下ろすこと。仰視

伏線(ふくせん)

のちのためにあらかじめ準備しておくこと。かくされた筋立て。

腐心(ふしん)

「苦心」と類義で、心をいため悩ますこと。

不世出(ふせいしゅつ)

めったに世に現れないほどすぐれていること。〔用例〕不世出の名選手。

払拭(ふっしょく)

すっかり取り除き、ぬぐい去ること。〔用例〕不安を払拭する。

不如意(ふにょい)

思うようにならないこと。生計が苦しいこと。 〔用例〕手もと不如意。

普遍(ふへん)

一定の範囲内で、あらゆる事物に共通してあてはまる性質。広く行きわたること。特殊 〔用例〕人類普遍の原理。

プリミティヴ (英)primitive

原始的な。素朴な。

無聊(ぶりょう)

することがなくて退屈なこと。〔用例〕無聊を慰める。

平生(へいぜい)

いつも。普段。〔用例〕平生の態度と異なる。

辟易(へきえき)

勢いにおされて、尻ごみすること。閉口。〔用例〕あの人にはまったく辟易する。

ペーソス (英)pathos

しんみりとした哀感。哀愁。〔用例〕ペーソスの漂う人情ドラマ。

便宜(べんぎ)

都合がよいこと。適当な取り計らい。〔用例〕便宜をはかる/便宜上、代役を決める。

偏狭(へんきょう)

度量が狭いこと。土地などが狭いこと。〔用例〕偏狭な性格/偏狭な国土。

彷徨(ほうこう)

さまよい歩くこと。

放恣(ほうし)

勝手気ままで、しまりがないこと。〔用例〕放恣な生活。

放縦(ほうじゅう)

生活が不規則でだらしがないようす。気ままなようす。

豊穣(ほうじょう)

富んで豊かなこと。土地が肥えて作物がよくできること。〔用例〕豊饒な大地。

彷彿(ほうふつ)

ありありと思い出すこと。 〔用例〕亡くなった父を彷彿させる。

木鐸(ぼくたく)

文化的指導者。古代中国で、法令などを広く人民に示すときに振り鳴らした、木の舌のついている大きな鈴。

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ま行~

邁進(まいしん)

元気に突き進むこと。勇敢に突進すること。〔用例〕学問に邁進する。

禍々(まがまが)しい

不吉な。悪いことが起こりそうな。

まんざらでもない

全くだめだというわけでもない。必ずしも悪くはない。〔用例〕結果はまんざらでもない/まんざらでもない表情。

微塵(みじん)も

ちっとも。少しも。〔用例〕悪意は微塵もない。

未曾有(みぞう)

今まで一度も起きたことがないこと。前代未聞。 〔用例〕未曾有の大惨事。

無機的(むきてき)

生命力の感じられないさま。温かみのないさま。〔用例〕無機的なデザイン。

無垢(むく)

混じりけがなく純粋なこと。〔用例〕無垢な少女。

無碍(むげ)

さまたげるものがないこと。〔用例〕融通無碍。

銘記(めいき)

心に深く刻みつけること。〔用例〕心に銘記すべき言葉。

名状(めいじょう)

状態をことばで言い表すこと。〔用例〕名状しがたい大惨事。

モダニズム (英)modernism

近代主義。現代主義。

モチーフ (仏)motif

動機。主題。思想。

モチベーション (英)motivation

前ぶれ。きざし。「徴候」とも書く。

モラトリアム (英)moratorium

支払猶予。社会人としての義務の遂行を猶予されている期間。

モラール (英)morale

士気。やる気。

やぶさかでない

~する努力を惜しまない。

唯物(ゆいぶつ)

物質が根本的なものであるという考え。

有機的(ゆうきてき)

部分が集まって全体として統一されているさま。無機的

所以(ゆえん)

ことの理由。わけ。〔用例〕彼が好かれる所以は誠実さにある。

ユートピア (英)utopia

理想郷。空想上の理想社会。

揺曳(ようえい)

ゆれてたなびくこと。長く尾を引くこと。

夭折(ようせつ)

若死に。早死に。 〔用例〕十二歳にて夭折した。

余儀ない

やむをえない。しかたがない。

埒外(らちがい)

範囲外。

リアリズム (英)lyricism

写実主義。主観を加えず、現実や本質を正しく表現しようとする方法や態度。

リリシズム (英)lyricism

叙情詩の中で歌われた感情や情緒。また、そういう趣き。

悋気(りんき)

やきもち。ねたみ。〔用例〕悋気深い男。

吝嗇(りんしょく)

けちなこと。

類型(るいけい)

似たものの間に共通に認められる型。似た形。〔用例〕犯罪を類型によって分類する。

零落(れいらく)

資産や位が高かった者が落ちぶれること。

レトリック (英)rhetoric

修辞法。たくみな表現方法。

憐憫(れんびん)

あわれみ。かわいそうに思うこと。

陋習(ろうしゅう)

悪い習慣。いやしい習慣。

弄(ろう)する

もてあそぶ。思うままに操る。〔用例〕奇策を弄する。

ロゴス (英)logos

言葉。意味。論理。理性。

ロジック (英)logic

考え方の正しい筋道。論理。理屈。〔用例〕そんなロジックは通用しない。

歪曲(わいきょく)

ゆがみ曲がること。事実などをゆがめること。

あ行か行さ行た行/な行/は行ま行~

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日本語クイズ

「(  )を振りまく」。(  )に入るのはどちら?
・愛嬌
・愛想
 
「隠していたことが明らかになる」という意味なのはどちら?
・明るみになる
・明るみに出る
 
「叱咤激励する」という意味なのはどちら?
・檄を飛ばす
・活を入れる
 
「学生のころは、暇に(  )て本を乱読したものだ」。空欄に入る言葉はどちら?
・まかせて
・あかして
 
「円が対ドル最高値を更新した」。「最高値」の読みはどちら?
・さいこうち
・さいたかね
 
「暮れなずむ空」とはどんな状態?
・日が暮れそうで、なかなか暮れない
・すっかり日が暮れてしまった
 
「彼は(  )の名選手だ」。(  )に入るのはどちら?
・極め付き
・極め付け
 
「(  )ありがとうございました」。(  )に入るのはどちら?
・ご清聴
・ご静聴
 
「内心忸怩たるものがある」。さて、この人の心境は?
・悔しい
・恥ずかしい
 
「あの親子は非常に絆が(  )」。(  )に入るのはどちら?
・強い
・深い
 
「余勢を(  )、隣国に攻め入った」。(  )に入るのはどちら?
・買って
・駆って
 
「彼女はやおら立ち上がった」。さて、彼女はどんなふうに立ち上がった?
・そろそろと
・突然

【答え】↓↓↓
①愛嬌
②明るみに出る
③活を入れる
④あかして
⑤さいたかね
⑥日が暮れそうで、なかなか暮れない
⑦極め付き
⑧ご清聴
⑨恥ずかしい
⑩強い
⑪駆って
⑫そろそろと

覚えておきたい四字熟語

悪口雑言
暗中模索
意気消沈
意気揚々
異口同音
以心伝心
一日千秋
一念発起
一網打尽
一騎当千
一触触発
意味深長
因果応報
隠忍自重
海千山千
雲散霧消
栄枯盛衰
温故知新
快刀乱麻
花鳥風月
我田引水
感慨無量
換骨奪胎
勧善懲悪
危急存亡
起死回生
起承転結
疑心暗鬼
奇想天外
喜怒哀楽
旧態依然
共存共栄
興味津々
玉石混淆
金科玉条
空前絶後
群雄割拠
軽挙妄動
鶏口牛後
牽強付会
厚顔無恥
巧言令色
広大無辺
荒唐無稽
公明正大
古色蒼然
小春日和
孤立無援
五里霧中
言語道断
才色兼備
山紫水明
自画自賛
試行錯誤
自業自得
事実無根
獅子奮迅
自縄自縛
志操堅固
質実剛健
自暴自棄
縦横無尽
終始一貫
周章狼狽
秋霜烈日
主客転倒
熟慮断行
取捨選択
順風満帆
笑止千万
小心翼々
枝葉末節
生者必衰
諸行無常
支離滅裂
人事不省
神出鬼没
針小棒大
新進気鋭
信賞必罰
森羅万象
酔生夢死
晴耕雨読
生殺与奪
青天白日
是々非々
絶体絶命
前後不覚
千載一遇
千変万化
前代未聞
大器晩成
大義名分
大言壮語
泰然自若
大胆不敵
大同小異
暖衣飽食
単刀直入
朝三暮四
直情径行
猪突猛進
津々浦々
適材適所
徹頭徹尾
電光石火
天変地異
天衣無縫
当意即妙
同工異曲
東奔西走
内憂外患
日進月歩
二律背反
破顔一笑
馬耳東風
八面六臂
半信半疑
表裏一体
比翼連理
不即不離
付和雷同
粉骨砕身
平穏無事
片言隻語
傍若無人
抱腹絶倒
本末転倒
無我夢中
明鏡止水
面目躍如
唯一無二
唯我独尊
有名無実
離合集散
竜頭蛇尾
粒粒辛苦
臨機応変

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