本文へスキップ

オーディオ・アクセサリー

 オーディオに関する格言に「貧乏人の小物沢山」というのがあるそうですね。オーディオ・アクセサリーのたぐいは、ある程度経験のある人が最後のたしなみにする程度が望ましく、システムも決まらないうちに、風評だけでアクセサリーをいじっても浪費がかさんで貧乏するだけだ、って。

 これはずいぶん耳の痛い言葉です。不肖私も、あれこれの風評に流されて、数え切れないほどたくさんの小物アクセサリーを持っています。買ってよかったと思うものもありますが、一方で全く意味を成さなかったものや、言うのも恥ずかしいほどオカルト的なものも少なくありません。結果、ビンボー。

 でもですねー、あえて言い訳させていただくと、そういう冒険というか試行錯誤というか失敗の経験というか、そういうの全部ひっくるめてオーディオ趣味の楽しさだと思っています。だって、正解が一つで決まりきっていたら面白くないじゃないですか。それに、失敗なら失敗で、そうだったかと納得もできる。試さずに悶々とするよりはマシです。

 中には本当に優れているものもあります。あたかも本体の機器を買い換えたんじゃないかと思うほどに、驚くべき効果を示すものがあります。決して「ある程度経験のある人が最後のたしなみに」するという次元のものではないと思います。しかし、どいうのを選んだらよいのか、これは実に難しい。評論家の言っていることが常に正しいとは限らないし、amazonなどのレビューも参考になったり、ならなかったり。

 そこで、まことに僭越ながら、不肖私が実際に買ってよかったと思う、おすすめアクセサリーをいくつかご紹介します。これとて、当てになるかどうだか・・・。

ウェルフロート・ボード(ジークレフ音響)
 2枚のボードの間に特殊なバネが組み込まれた2階建て構造のオーディオ・ボード。スピーカー台として使用すると、ストレスから開放された濁りのないスカーッとした音が飛び出してくる。

アイソレーション電源トランス(procable)
 一次側と二次側が絶縁されたトランスで、ノイズを取り除いたクリーンな電流が得られる。静寂感が高まり、音の輪郭がくっきりする。

スピーカー・ケーブルSP-10(サエク)
 導体にPC-Triple Cを使用。歪み感や色づけが全く感じられず、天井と底が抜けたかのような圧倒的な広帯域。ケーブルの存在が”無”になる。

ケーブルインシュレーターHELCA1(KRYNA)
 らせん状のチューブの内側にケーブルを通し、外部からの振動やノイズを防御する。ケーブルに巻きつけるから、場所を選ばなくてすむ。

コネクタ・ケーブル用制振アダプターNCF Booster-Signal(フルテック)
 不安定なコネクターやケーブルを下から支える。台座部分のNCFという素材による制振・静電効果が大。音の密度が濃くなり、ニュアンスがより繊細かつ鮮明になる。

(2018年8月)


目次へ ↑このページの先頭へ