間違えやすい日本語

あなたの日本語はどこか間違っていませんか? いっしょに学んでいきましょう。
→あ行/か行さ行た行な・は行ま行〜

 間違えやすい日本語

あ行

【誤】 【正】
愛苦しい 愛くるしい
愛想をふりまく 愛嬌(あいきょう)をふりまく
愛想ずかし 愛想かし

⇒「愛想」と「づかし」のように二語に分解できる場合は「づ」を使うのが正しい

合槌(あいづち)を打つ 相槌を打つ

⇒「相槌」は、向き合った鍛冶の師と弟子が交互に槌を打ったことからきた言葉。

合いの手を打つ 合の手を入れる
悪(あく)どい あくどい

⇒「くどい」に「あ」がついたもので、「度を超す」という意味。

足げりにする 足げにする
頭をかしげる をかしげる
足下をすくわれる をすくわれる
後仕末
後へも先へも引けぬ 後へも先へも行けぬ
アボガド アボ
蟻の入り込む隙もない 蟻のはい出る隙もない
許嫁(いいなづけ) 許嫁(いいなずけ
怒り心頭に達する 怒り心頭に発する

⇒「心頭」とは「心の中」。

息咳切って 急き切って
池の中の蛙(かわず) の中の蛙
礎(いしづえ) 礎(いしずえ
依存心(いぞんしん) 依存心(いそんしん
痛い腹をさぐられる 痛くもない腹をさぐられる

⇒やましいことはないのに疑われること。

一段落(ひとだんらく)つく 一段落(いちだんらく)つく
一同に会す 一堂に会す
一早く いち早く(早く)
一矢(いちや)を報いる 一矢(いっし)を報いる
一連托生(いちれんたくしょう) 托生

⇒同じ心で念仏を唱えれば、同じ蓮(はす)の上に生まれ変わる、という仏教の教え。

一獲千金 千金

⇒「一獲千金」は新聞独自の書き方。

いづれは れは
一部の隙もない 一分の隙もない
一身同体 同体
一睡の夢 一炊の夢

⇒粟飯を炊いているほんの短い間。

一等地を抜く 地を抜く
稲妻(いなづま) 稲妻(いなま)

⇒二語(稲と妻)に分解しにくい場合は「ず」と書く。「人妻」は二語の連用として「ひとづま」と書く。

遺髪(いはつ)を継ぐ 衣鉢を継ぐ
今だに だに
いまはの際 いまの際
嫌が上にも/否が上にも いや(弥)が上にも

⇒いよいよ、ますますの意味。

嫌気(いやけ)がする 嫌気がさす
異和感 和感
言わゆる 所謂
印籠(いんろう)を渡す 引導(いんどう)を渡す

⇒もとは仏教用語。

有為(うい)の士 有為(ゆうい)の士

⇒「才能のある人」のこと。

上へ下への大騒ぎ 下への大騒ぎ
ウオッカ ウオ
後ろ足で砂をかける 後足(あとあし)で砂をかける

⇒去り際に迷惑をかけること。

後ろ立て 後ろ
薄皮をはぐように回復する をはぐように回復する
嘘ぶく 嘯(うそぶ)
有頂点 有頂
うっとおしい うっとしい(鬱陶しい)
うなづく うな

⇒二語に分解しにくい例。ただし「うなづく」も特例的に認められている。

迂余曲折(うよきょくせつ) 余曲折
裏寂しい(うらさびしい) 寂しい(うらさびしい)
恨み骨髄に達する 恨み骨髄に徹(てっ)する
うるおぼえ おぼえ
上前をかすめる 上前をはねる
笑顔がこぼれる 笑みがこぼれる

⇒顔がこぼれたら大変。

沿岸ぞい 沿岸

⇒「沿岸ぞい」は二重表現。

炎天下のもとで 炎天下

⇒「炎天下のもとで」は二重表現。

縁は奇なもの味なもの 縁はなもの味なもの
お愛想してください 勘定してください

⇒「おあいそ」は店側が言う言葉。

置いてきぼり 置いてぼり

⇒由来は、江戸・本所の堀で釣った魚を、幽霊が「置いてけ、置いてけ」と言ったというもの。

仰(おう)せ 仰(おお)せ
大番振る舞い 振る舞い
大見栄(おおみえ)を切る 大見を切る

⇒「見得」はもともと歌舞伎などの大事な場面で役者が見せる大げさな表情やしぐさ。

御頭付きの鯛 頭付きの鯛
お体をご自愛ください ご自愛ください

⇒「自愛」とは自分の体を大切にするという意味なので、「お体を」は不要。

屋上屋を重ねる 屋上屋を架す
憶病(おくびょう)

⇒「憶病」は新聞独自の書き方。

遅れを取る れを取る
押し着せ お仕着せ
押しも押されぬ 押しも押されもせぬ/押すに押されぬ

⇒誰からも実力を認められ、ゆるぎない地位をしめていること。

遅巻きながら きながら
お話する お話しする
汚名を挽回する 汚名を返上する/名誉を挽回する

⇒「汚名挽回」では汚名を取り戻す意味になってしまう。ただし「挽回」には「元に戻す」という意味があるので、「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考え、誤用ではないとする向きもある。

お求めやすい  お求めになりやすい 
親不幸  親不
先生、おられますか?  先生、いらっしゃいますか?

⇒「おる」は「居る」の謙譲語なので、「られる」をつけて尊敬の形にしようとするのは間違い。

恩を着せる  着せる 

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か行

【誤】 【正】
魁(かい)より始めよ より始めよ
快気炎 気炎

⇒怪しく感じるほどの盛んな意気。

外交辞礼 外交辞
瓦壊(がかい)
掻き入れ時 き入れ時

⇒帳簿の記入が忙しくなるから。

各位殿 各位
欠け替えのない存在 け替えのない存在
崖っ淵 崖っ

⇒「淵」は川や沼などの、水が深くよどんでいる所の意味。

傘(かさ)にかかって (かさ)にかかって

⇒「嵩」は容積や体積のこと。量や大きさにたのんでふるまうという意味。

かたづを飲む かたを飲む
片肘(かたひじ)張る 肘張る
肩を撫で下ろす を撫で下ろす
喝(かつ)を入れる を入れる
かねてから/かねてより かねて

⇒「かねて」は「あらかじめ」「以前から」の意味だから、「より」「から」などをつけると二重表現。

金にまかせて 金に飽(あ)かせて
彼女に首っ引き 彼女に首っ丈(たけ)
カムチャッカ半島 カムチャカ半島
彼は語学に堪能(たんのう)だ 彼は語学に堪能(かんのう)だ

⇒「フランス料理を堪能する」のような場合は「たんのう」と読む。

感違い 違い
勘忍袋 忍袋
間髪(かんぱつ)を入れず 間髪(かん、はつ)を入れず
完壁(かんぺき)

⇒「璧」は「たま」の意味。「完璧」は傷のない玉。

効いたふうなことを言う/聞いたふうなことを言う いたふうなことを言う
気慨を示す を示す
危機一発 危機一
気骨(きこつ)が折れる仕事 気骨(きぼね)が折れる仕事

⇒気苦労が多く、神経が疲れる仕事

疑心暗鬼を抱く 疑心暗鬼を生ずる
絆(きずな)を深める 絆を強める

⇒「絆」はもともと「動物をつなぎとめる綱」。それが人と人との結びつきの意味に。つないでいるものなので深めることはできない。

木で花をくくる 木でをくくる

⇒そっけなく冷淡な態度のこと。

木に寄りて魚を求める 気に(よ)りて魚を求める
肝入り(きもいり)
肝に命じる 肝にじる

⇒「肝に刻みつける」の意。

キャノン

 (会社名)

ノン

⇒「ヤ」は全角

キューピー

 (会社名)

ーピー

⇒「ユ」は全角。

興味深々 興味津々
清水の欄干(らんかん)から飛び降りる 清水の舞台から飛び降りる
綺羅星(きらぼし)のごとく 綺羅星(きら、ほし)のごとく

⇒「綺羅」はきれいな衣服の意味。

極め付け 極め付

⇒極書(きわめがき)が付いている、という意味。

金(きん)の草鞋(わらじ) 金(かね)の草鞋

⇒「ゴールド」ではなく「金属」の意味。

草木もなびく丑三つ時 草木も眠る丑三つ時
くしの歯が抜けたよう くしの歯が欠けたよう
苦汁の決断 苦渋の決断
苦汁を味わう  苦渋を味わう 
苦渋をなめる 苦汁をなめる
口先三寸(くちさきさんずん) 先三寸(したさきさんずん)
口をにごす 言葉をにごす
国敗れて山河あり れて山河あり

⇒語源(唐の詩人・杜甫の「春望」)にしたがうとこの字を使う。

首実験 首実

⇒討ち取った武将の生首による本人確認。

雲を散らすように 蜘蛛(くも)の子を散らすように
黒白(くろしろ)をつける 黒白(こくびゃく)をつける
軽卒(けいそつ)
気嫌いする 嫌いする
原価償却 価償却

⇒価値が減少するから、原価ではなく減価。

喧々諤々(けんけんがくがく) 喧々囂々(けんけんごうごう)/侃々諤々(かんかんがくがく)
言質(げんしつ) 言質(げんち

⇒後々の証拠となる言葉。

現状回復 原状回復

⇒事態を元の状態に戻すこと。

剣もほろろ けんもほろろ

⇒つっけんどんなようすを表すが、「けん」も「ほろろ」も雉(きじ)の鳴き声のこと。

言を待たない 言をたない

⇒「あらためて言うまでもない」の意味。

紅顔の美少女 紅顔の美少年
厚顔無知 厚顔無
公算が強い 公算が大きい
頌春(こうしゅん) 頌春(しょうしゅん

⇒年賀状のあいさつ言葉。

後世畏るべし(こうせいおそるべし) 畏るべし

⇒「後生」は後から生まれた人。

口答試問 試問
効を奏する を奏する
声をあらげる 声をあららげる

⇒漢字で書くと「声を荒らげる」。

心ずくし くし
古式豊かに 古式ゆかしく

⇒「ゆかしく(床しく)は、何となく懐かしさを感じる、上品で優れているという意味。

こじんまり んまり
ご静聴ありがとうございました 聴ありがとうございました

⇒「清聴」は他人が自分の話を聴いてくれることを敬って言う言葉。

御他聞(ごたぶん)に漏れず 多分に漏れず

⇒「多分」は「大部分」の意味。

木っ葉微塵(こっぱみじん) 木っ微塵

⇒こっぱ」は木の葉ではなく、気の削りくず。

言(こと)切れる 切れる

⇒死ぬ、命が絶える意味。

事さら ことさら(殊更)
こぼれ日 木漏れ日
コミニュケーション コミュニケーション

(communication)

コラム欄 コラム

⇒コラム(column)自体が新聞などの欄、段などの意味。

孤立無縁 孤立無
五里夢中 五里

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使いこなしたい慣用表現

◎あたかもよし
◎辺りを払う
◎言い得て妙
◎如何せん
◎生き馬の目を抜く
◎いざ知らず
◎一日の長
◎一も二もなく
◎一線を画する
◎一頭地を抜く
◎言わずもがな
◎因果を含める
◎打てばひびく
◎倦まずたゆまず
◎倦むことなく
◎得てして
◎おいそれ
◎推して知るべし
◎惜しむらくは
◎遅きに失する
◎思いきや
◎思い半ばに過ぐ
◎折しも
◎笠に着る
◎刀折れ、矢尽きる
◎寡聞にして
◎間然するところがない
◎釘を刺す
◎口幅ったい
◎酌んでも尽きない
◎軽々に
◎気色ばむ
◎けだし
◎言下
◎毫も
◎こそすれ
◎事ともせず
◎こもごも
◎細大漏らさず
◎沙汰の限り
◎察するに余りある
◎歯牙にも掛けない
◎(〜するに)如くはない
◎忸怩(じくじ)
◎耳朶に触れる
◎死命を制する
◎下にも置かない
◎耳目を集める
◎衆を頼む
◎十目の見るところ
◎知らぬ存ぜぬ
◎心眼を開く
◎人口に膾炙する
◎人後に落ちない
◎進退窮まる
◎図星を指す
◎正鵠を射る
◎寂(せき)として
◎せつな
◎選を異にする
◎相好を崩す
◎俗耳に入りやすい
◎俎上に載せる
◎そぞろ
◎多とする
◎矯めつ眇めつ
◎端倪すべからざる
◎重畳
◎緒に就く
◎等閑に付する
◎同日の談ではない
◎時を得る
◎どのみち
◎度を失う
◎なまじ
◎二の次
◎沛然
◎半畳を入れる
◎範を仰ぐ
◎引きも切らず
◎筆舌に尽くしがたい
◎ひとしお
◎百も承知
◎平仄が合う
◎非を鳴らす
◎間尺に合わない
◎眦を決する
◎微塵も
◎味噌をつける
◎名状しがたい
◎以て瞑すべし
◎矢も楯もたまらず
◎ややもすると
◎ゆるがせにしない
◎窈窕(ようちょう)
◎由(よし)も無い
◎よしや
◎余人
◎宜しきを得る
◎我が意を得る

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