世界の思想・宗教

世界の思想家/日本の思想家/宗教

 世界の思想・宗教

世界の思想家

【古代ギリシャ】

ソクラテス 西洋哲学に大きな影響を与えた哲学者。知徳合一を主張。「汝自身を知れ」。プラトンの師。
プラトン ソクラテスに師事。理想国家論・イデア論。『ソクラテスの弁明』『国家』
アリストテレス プラトンの学園アカデメイアに入門。ギリシャ哲学の総合化・体系化。『ニコマコス倫理学』『形而上学』『詩学』

【イギリス】

ベーコン 経験論哲学者・政治家。イドラ(偏見)を排除、帰納法を提唱。『学問の前進』『新オルガヌム』
ホッブズ 経験論哲学者・政治理論家。唯物論を説く。『リヴァイアサン』
ロック 経験主義を創始した哲学者。社会契約説。『人間知性論』『統治論(統治二論』
ベンサム 哲学者。功利主義を唱える。「最大多数の最大幸福」。『道徳と立法の諸原理序説』
J.S.ミル 哲学者・経済学者。功利主義。『経済学原理』『功利主義』『自由論』
トインビー 歴史家。政治的国家の継承としてではなく、文明の継承として歴史をとらえ、マルクス的歴史観を批判。『歴史の研究』

【ドイツ】

ライプニッツ 合理主義的哲学者・数学者・政治家。『モナド論』
カント 哲学者。観念論哲学を創始。『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』
ヘーゲル 哲学者。弁証法導入。観念論哲学を大成。『精神現象学』『論理学』『法の哲学』
マルクス 経済・哲学者。唯物論。エンゲルスとともに、科学的社会主義(近代共産主義)を創始。『ドイツイデオロギー』『資本論』
エンゲルス 社会主義者・経済学者。マルクスとともに、科学的社会主義(近代共産主義)の創始者。『空想から科学へ』
ニーチェ 実存主義哲学者・詩人・古典文献学者。『悲劇の誕生』『ツァラトゥストラはかく語りき』『力への意志』
ハイデッガー 実存主義哲学者。『存在と時間』『形而上学入門』
ヤスパース 実存主義哲学者。限界状況。『哲学』『実存哲学』

【フランス】

デカルト 合理論哲学者・数学者。近代哲学の父。「我思う、ゆえに我あり」。『方法序説』『哲学の原理』
パスカル 合理論哲学者・科学者・文学者。パスカルの定理。1642年には史上はじめての機械式計算機を製作。「考える葦」は『パンセ』にある有名な言葉。
モンテスキュー 啓蒙思想家・法律家。三権分立論。『法の精神』
ヴォルテール 啓蒙思想家・文学者。特権階級を批判。『哲学書簡』『アンリアッド』
ルソー 啓蒙思想家・文学者。主権在民思想。仏革命のイデオロギー的な背景を準備。『社会契約論』『告白録』
ベルグソン 哲学者。ノーベル賞受賞者。知性の解放と直感の復権。『創造的進化』
サルトル 哲学者・作家。無神論的実存主義を主導。『嘔吐』『存在と無』『実存主義はヒューマニズムである』

【その他欧米】

マキャベリ イタリア・ルネサンス期の政治家・歴史家。『君主論』は政治学の古典とされる。
スピノザ オランダの合理主義的哲学者・宗教的思想家。近代の汎神論者。『エチカ』
キルケゴール デンマークの実存主義的思想家。『死に至る病』『現代の時代』
デューイ アメリカの哲学者。プラグマティズムを大成。『民主主義と教育』

【中国】

孔子 春秋時代末期の思想家。儒教の基礎を確立。『論語』は、弟子たちと孔子との問答記録を、何代か後の弟子たちが編纂したもの。
老子 春秋時代末期の思想家で、道家の始祖とされる。『老子』
孟子 戦国時代中期の思想家。孔子の孫、子思(しし)の門人に学ぶ。性善説。『孟子』
筍子(じゅんし) 戦国時代末期の儒者。孟子の性善説に反対、性悪説を唱える。『筍子』
荘子 戦国時代中期。老子の思想を発展させた道家の大成者。『荘子』
朱子 宋代の儒者で、朱子学(宋学)の大成者。『四書集注』『近思録』
孫文 民族解放運動指導者。中華民国の成立。民族・民権・民生の三民主義を説く。『三民主義』

【日本】

空海 平安初期の僧。弘法大師。真言宗の開祖。高野山に金剛峰寺をひらく。『三教指帰』
最澄 平安初期の僧。伝教大師。天台宗の開祖。比叡山に延暦寺をひらく。『山家学生式』
法然 平安末期〜鎌倉初期の僧。浄土宗の開祖。専修念仏。『一枚起請文』
親鸞 鎌倉初期の僧。浄土真宗(一向宗)の開祖。悪人正機説。『教行信証』『歎異抄』
道元 鎌倉時代の禅僧。日本曹洞宗の開祖。只管打坐(しかんたざ:ひたすら座禅をすること)を唱える。『正法眼蔵』
日蓮 鎌倉新仏教の祖師のひとりで、日蓮宗の開祖。南無妙法蓮華経。『立正安国論』『開目抄』
本居宣長 江戸中期の国学者。『古事記伝』『玉勝間』
福沢諭吉 明治の啓蒙思想家・教育者。慶応義塾を創設。『学問のすすめ』の冒頭文「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」は有名。
中江兆民 明治の啓蒙思想家。自由民権論者。東洋のルソーとよばれる。ルソーの『民約論』を訳した『民約訳解』。『三粋人経綸問答』
内村鑑三 明治のキリスト教の独立伝道者で、無教会運動の創始者。ジャーナリスト、文筆家。『余は如何にしてキリスト信徒となりし乎』
西田幾多郎 明治・大正・昭和期の代表的哲学者。純粋経験。『善の研究』

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宗教

ユダヤ教

 BC6Cの成立。ヤハウェ(ヤーヴェ)を唯一神とするユダヤ人の宗教。世界最古の宗教の一つ。キリスト教、イスラム教の源流となった。

キリスト教

 1Cにイエス・キリストが創始。5Cには東ローマ帝国の国教となる。11Cにローマ・カトリック教会とギリシャ正教会に分裂。16Cにルター、カルヴァンらによる宗教改革でプロテスタントがローマ・カトリック教会から分離。ヨーロッパ諸国の世界進出とともに広まり、布教域最大の世界宗教となった。

イスラム教

 7Cにアラブの預言者ムハンマドが創始。メッカを聖地にして、中東、北アフリカ、中央アジア、インドネシアに広まった。ヨーロッパではキリスト教につぐ第2の宗教となっており、アメリカでも急速に勢力を拡大している。アッラーの神の啓示を記した『コーラン』を絶対視する。

仏教

 BC6〜5Cころに釈迦が創始。釈迦没後100年で、戒律に対する見解の相違から、伝統的な上座部と進歩的な大衆部とに分裂。続いてBC1Cごろに大乗仏教が興起し、大乗仏教といわゆる小乗仏教の区別が生じた。インドから東伝し、大乗仏教は東アジアに拡大。小乗仏教は東南アジアに伝わった。

儒教

 孔子の教えから発展した中国の主要な政治・倫理思想の体系。儒教は中国国内にとどまらず、漢字文化の伝播に伴い朝鮮、日本やベトナムに伝えられ、漢字文化圏社会における共通の倫理基盤になった。

ヒンドゥー教

 開祖をもたず、インド古来に伝わる民間信仰とバラモン教が融合し、発展した宗教。インドの大部分の人々と各地に渡ったインド人移民たちが信仰している。

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世界の思想

自然哲学
ギリシアでBC6世紀ころから起こった。自然現象の説明を、神話からではなく合理的思考で解釈しようとした、哲学の原形。
 
合理論哲学
おもにフランスで発達。感性と感情を排除し、論理的に結論に達しようとする思考方法。
 
経験論哲学
17〜18世紀のイギリスで発達。認識を経験から帰納して説明する哲学。
 
観念論哲学
19世紀前半のドイツで発達。現象は認識で構成されると説く。
 
マルクス主義
存在を弁証法的唯物論で説く哲学・経済学。社会主義への移行の必然性を説き、革命理論を完成。
実在哲学
実存は本質に先立つとする哲学。

日本の思想

儒学
中国の孔子・孟子の教説やそれに関する古典をもとに研究。
 
朱子学
11世紀に南宋の朱熹が大成。身分秩序を重視した儒学の一つ。鎌倉時代に伝わり江戸幕府の御用学問となった。
 
南学
土佐に興った朱子学の一派。海南学派とも呼ばれる。朱子学の単なる解釈学ではなく、義理名分と実践を重んじたもので、土佐藩学の中心となった。
 
陽明学
明の王陽明が創始した儒学の一つ。朱子学の現知主義に対して実践を重視。江戸幕府に弾圧された。
 
国学
江戸時代中期に発達。それまでの「四書五経」をはじめとする儒教の古典や仏典の研究を中心とする学問傾向を批判、日本の古典を研究し、日本独自の民族精神を究明。

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