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重要な語句

長文読解のための」重要な語句や言い回し、熟語。
か行さ行た行な行は行ま行~

 重要な語句

あ行

生憎(あいにく)

【意味】 運悪く。ちょうど都合悪く。
【用例】 運動会は、あいにくの雨だった。

あさましい

【意味】 意地きたなくて、みっともない。いやしい。みすぼらしい。
【用例】 お年寄をだまして金をとるとは、あさましい行為だ。

あしらう

【意味】 いいかげんにあつかう。
【用例】 ばかにされて、軽くあしらわれた。

あどけない

【意味】 むじゃきでかわいらしい。
【用例】 あどけない子どもの心。

あまつさえ

【意味】 そのうえに。おまけに。そればかりか。
【用例】 雪は降り続き、あまつさえ風まで吹いてきた。

あらかじめ

【意味】 前もって。かねて。
【用例】 仕事の段取りを、あらかじめ打ち合わせする。

あらかた

【意味】 おおかた。だいたい。ほとんど全部。
【用例】 仕事をあらかた終えた。/あらかたの人は賛成している。

あらわ

【意味】 かくさないで現れているようす。
【用例】 不満をあらわにする。

案の定(じょう)

【意味】 思ったとおり。はたして。
【用例】 どうも体がだるいと思ったら、案の定、熱がある。

いきさつ

【意味】 ことがらのなりゆき。〔類義語〕てんまつ、経緯
【用例】 どんないきさつにしろ、けんかはよくない。

いざなう

【意味】 すすめて連れ出す。さそう。「さそう」の意味の文学的な表現。漢字で書くと「誘う」。
【用例】 地図は、世界の国々まで私たちの心をいざなってくれる。

いたずらに

【意味】 役に立たない、むだなようす。むやみやたらに。 〔類義語〕むだに
【用例】 時間をいたずらに過ごす。

いたたまれない

【意味】 それ以上、その場にじっとしていられない。
【用例】 暑くていたたまれない。

いとおしい

【意味】 かわいくてたまらない。〔類義語〕いとしい 
【用例】 わが子がいとおしい。

いとわない

【意味】 いやがらない。めんどうに思わない。「いとう」の打ち消し。
【用例】 苦労をいとわない。

いぶかしい

【意味】 うたがわしい。あやしい。〔類義語〕けげん
【用例】 あの話はどこかいぶかしい。

いやす

【意味】 病気やけがをなおす。心のなやみや苦しみを解消する。
【用例】 かわいい動物と接していると、心がいやされる。

うしろめたい

【意味】 自分が悪いと思い、気にかかる。気がひける。〔類義語〕やましい
【用例】 ずる休みをしたので、うしろめたい気持ちだ。

うそぶく

【意味】 ①とぼけて、知らん顔をする。②えらそうに言う。
【用例】 知らないよとうそぶく。/自分にできないことはないとうそぶく。

うちひしがれる

【意味】 精神的にひどく傷つけられる。元気を失う。
【用例】 彼は、先生におこられて、ひどくうちひしがれたようすだった。

有頂天になる

【意味】 非常に喜んで、夢中になるようす。「有頂天」とは、仏教用語で、形あるものの中で最も上位に位置するものを表す。
【用例】 1等賞を取って、有頂天になる。

うつろ

【意味】 中身がなく、空っぽなこと。心がぼんやりしているようす。物に関して使うときは「空っぽ」の意味、人に対して使うときは「ぼんやり」の意味で使われる。
【用例】 うつろな目。

うとんじる

【意味】 いみきらう。親しみを感じられなくて遠ざける。
【用例】 同級生からうとんじられる。

円滑(えんかつ)

【意味】 物事が順調に進むようす。さしさわりなく行われること。
【用例】 仕事が円滑に進む。

おこがましい

【意味】 さしでがましい。でしゃばりで生意気だ。
【用例】 まことにおこがましいが、会長を引き受けた。

おざなり

【意味】 その場の間に合わせ。いいかげんなようす。
【用例】 おざなりな計画で、実行に移せない。

おしはかる

【意味】 あることについて、いろいろ考えてみる。〔類義語〕推量する、推測する
【用例】 さまざまな証拠から、事故の原因をおしはかる。

おのずから

【意味】 ひとりでに。自然に。
【用例】 春になれば、山の雪もおのずから消える。

おびただしい

【意味】 数が非常に多い。程度がひどい。
【用例】 おびただしいファンが球場に集まる。/不親切なことおびただしい人だ。

おぼつかない

【意味】 しっかりしない。うまくいきそうもない。うたがわしい。〔類義語〕心もとない
【用例】 おぼつかない足どりで歩く。/エースがこんな状態では、勝ち越しもおぼつかない。

おもむろに

【意味】 ゆっくりと、落ち着いて。静かに。〔類義語〕やおら
【用例】 父は、おもむろに話し始めた。

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か行

かいがいしい

【意味】 動作がきびきびしているようす。
【用例】 エプロン姿でかいがいしく働く。

概念(がいねん)

【意味】 ある物事のだいたいの意味や内容。多くの物事から、似たところをとりだしてつくられる考えのまとまり。
【用例】 平和主義の概念についてまとめる。

かいもく

【意味】 まったく。まるで。全然。あとに打ち消しの言葉が来る。
【用例】 この問題はかいもくわからない。

画一的(かくいつてき)

【意味】 多くのものが、すべて同じようで差がないこと。
【用例】 画一的な教育。

かけがえのない

【意味】 他のものでとりかえることのできないほど大切な。
【用例】 ぼくの、かけがえのない一生。

画期的(かっきてき)

【意味】 新しい時代を開くと思われるほどに、新しくすばらしいようす。
【用例】 地動説は、画期的な学説だった。

かて

【意味】 ①生きていくための食べ物。②心の支えになるもの。精神をゆたかにするもの。
【用例】 その日のかてにも困るほど貧しい。/一冊の聖書だけを、心のかてにする。

かたくな

【意味】 自分の考えを変えないで、がんこなようす。
【用例】 かたくなに自分の意見を主張する。

固唾(かたず)を飲む

【意味】 じっと息をつめて、なりゆきを心配するようす。〔類義語〕息を殺す
【用例】 はなれわざを、観衆は固唾を飲んで見守った。

兆し(きざし)

【意味】 ものの起こり始めるしるし。
【用例】 景気回復の兆しが見えてきた。

機知(きち)

【意味】 その場、そのときに応じて、すばやくはたらく知恵。
【用例】 彼はなかなか機知に富んだ話をする。

きまりが悪い

【意味】 なんとなく恥ずかしい。てれくさい。〔類義語〕ばつが悪い
【用例】 大勢の前でしりもちをついて、きまりが悪い。

客観的(きゃっかんてき)

【意味】 自分の考えにとらわれないで物事を見たり、考えたりすること。〔対義語〕主観的
【用例】 客観的に判断する。

~きわまりない

【意味】 非常に~である。この上なく~である。
【用例】 あの橋は、危険きわまりない。

逆上する

【意味】 (いかりや悲しみのために)かっとしてわれを忘れる。のぼせあがる。
【用例】 彼は、あまりの怒りに逆上してしまい、とりつく島がない。

共鳴(きょうめい)

【意味】 人の行いや言葉に心を動かされ、それと同じように思い感じる。
【用例】 彼の意見に、多くの人々が共鳴した。

具体的(ぐたいてき)

【意味】 物事の形、内容などが、はっきりとしていてわかりやすいこと。〔対義語〕抽象的
【用例】 図で具体的に説明する。

けげん

【意味】 不思議に思うこと。納得がいかないこと。〔類義語〕いぶかしい
【用例】 声をかけたら人違いで、けげんな顔つきをされた。

けなげ

【意味】 幼い者や弱い者が、りっぱで、勇気があるようす。
【用例】 おぼれる兄を救おうと、けなげにも弟は急流に飛びこんだ。

故意(こい)

【意味】 わざとすること。自分の意思ですること。〔対義語〕過失
【用例】 故意にトイレのドアを開けた。

合理化(ごうりか)

【意味】 むだなく、能率を高めること。
【用例】 配送システムの合理化。

克服(こくふく)

【意味】 困難にうち勝つこと。
【用例】 障害を克服する。

滑稽(こっけい)

【意味】 ふざけていて、おかしいこと。ばかばかしくて、くだらないこと。
【用例】 こっけいな話をして、みんなを笑わせる。/あれで社長とは、こっけいな話だ。

ことに

【意味】 中でもとくに。ふつうと違って。〔類義語〕とりわけ
【用例】 あまいものではケーキがことに好きだ。

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さ行

さしずめ

【意味】 ①まずは。さしあたって。②つまり。けっきょくは。
【用例】 さしずめの生活費には困らない。/こんな問題を間違えるなんて、さしずめぼくは、あわてんぼうだ。

さながら

【意味】 まるで。ちょうど。「さながら・・・(の)ようだ・みたいだ」の形で使われることが多い。
【用例】 多くのラベンダーがさいていて、さながら紫のじゅうたんのようだ。

しいたげる

【意味】 ひどいあつかいをして苦しめる。〔類義語〕虐待する
【用例】 動物をしいたげる。

しお

【意味】 あることをするのに、ちょうどよいとき。ちょうどいい機会。漢字で書くときは「潮」。
【用例】 来客をしおに席を立った。

~しかねない

【意味】 ~する可能性が大きい。~することが考えられる。
【用例】 彼なら反対しかねない。

しぐさ

【意味】 何かをするときの、ちょっとした動作や表情。〔類義語〕身ぶり、そぶり
【用例】 髪をかき上げるときのしぐさがすてきだ。

示唆(しさ)

【意味】 それとなく教えること。ほのめかすこと。
【用例】 解決法を示唆する。

指針(ししん)

【意味】 ①磁石やメーターの針。②めあて。方針。進む方向を教えてくれるもの。
【用例】 今年の活動の指針を示す。

したたか

【意味】 ①てごわいようす。②ひどく。強く。
【用例】 今日の対戦相手は、したたかだ。/転んでしたたかに腰をうった。

自重(じちょう)

【意味】 自分の行いをつつしんで、軽はずみなことをしないこと。
【用例】 チームワークを乱さないように、自重しなさい。

しのぐ

【意味】 ①ほかのものよりまさる。こえて上になる。②たえしのぶ。きりぬける。
【用例】 息子は、父をしのぐ勉強家だ。/飢えを雨水でしのいだ。

自負(じふ)する

【意味】 自分の才能や力量に自信をもち、ほこること。
【用例】 今度の作品はよくできたと、自負している。

周知(しゅうち)

【意味】 広く知れわたっていること。また、広く知らせること。
【用例】 周知のとおり、日本は不況のまっただなかにある。

主観的(しゅかんてき)

【意味】 物事を判断するときに、自分の見方や考え方にたよること。〔対義語〕客観的
【用例】 主観的な意見。

主体性(しゅたいせい)

【意味】 自分の考えや立場をきちんともち、他から影響されずに行動できる性質。
【用例】 もっと主体性をもちなさい。

すげない

【意味】 愛想ない。つれない。
【用例】 彼女にすげなくされて、悲しい。

すべ

【意味】 仕方。手だて。方法。漢字で書くと「術」。
【用例】 「なすすべがない」は、どうしようもないという意味の慣用的な言い方。

~せざるをえない

【意味】 ~するしかない。~しないわけにはいかない。
【用例】 こっけいとしか言わざるをえない。

絶対的(ぜったいてき)

【意味】 ほかに比べるものがないほど、最高で完全なようす。〔対義語〕相対的
【用例】 わがチームは、絶対的な強さをほこる。

せつない

【意味】 つらかったり悲しかったりして、やりきれない。
【用例】 転校する親友を、せつない気持ちで駅まで送った。

瀬戸際(せとぎわ)

【意味】 うまくいくか失敗するかなどの分かれ目。
【用例】 今、合格か不合格かのせとぎわにある。

先入観(せんにゅうかん)

【意味】 最初からの思いこみ。以前からある固定された考え。
【用例】 君は、先入観にとらわれ過ぎだ。

側面(そくめん)

【意味】 ①横の面。わきの面。②複雑な性質をもったものの、ある一面。
【用例】 彼には、心やさしい側面もある。

そらんじる

【意味】 そらで覚える。暗記する。
【用例】 あの詩なら、全部そらんじている。

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た行

対照的(たいしょうてき)

【意味】 二つのものが比較されて、違いがはっきりすること。
【用例】 あの兄弟は、性格が対照的だ。

たしなめる

【意味】 いけないことだと注意して、言い聞かせる。〔類義語〕さとす
【用例】 テレビばかり見ている弟を、たしなめる。

たじろぐ

【意味】 おどろいたりおそれたりして、しりごみする。〔類義語〕ひるむ
【用例】 彼の反抗的な態度に、私は、いっしゅんたじろいだ。

高(たか)が知れている

【意味】 大したことはない。
【用例】 この程度の問題なら、高が知れている。

高(たか)をくくる

【意味】 大したことないと見くびる。その程度だろうと、安易に予測する。
【用例】 試験にこの問題は出ないだろうと、高をくくっていた。

ちなむ

【意味】 関連させる。関係づける。つながりをもつ。
【用例】 敬老の日にちなんだ行事。

つちかう

【意味】 養い育てる。育成する。〔類義語〕はぐくむ
【用例】 長い歴史の中でつちかわれてきた文化。

つつましい

【意味】 えんりょ深い。ひかえめだ。
【用例】 つつましくお祝いをしよう。

つぶさに

【意味】 くわしく。細かく、ていねいに。〔類義語〕もれなく
【用例】 動物たちの暮らしを、つぶさに観察する。

典型(てんけい)

【意味】 特徴をいちばんよく表しているもの。
【用例】 能は、日本文化の典型だ。

途方に暮れる

【意味】 どうしていいかわからず、困ってしまう。
【用例】 道に迷ってしまい、途方にくれる。

とまどう

【意味】 どうしたらよいかわからず、迷う。まごつく。
【用例】 外人に道を聞かれて、とまどった。

とめどなく

【意味】 とどまるところもなく。かぎりなく。
【用例】 涙がとめどなく流れる。

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な行

ないがしろ

【意味】 いいかげんにあつかうようす。〔類義語〕そまつ
【用例】 親をないがしろにする。

なじる

【意味】 相手の悪いところをとがめる。〔類義語〕非難する
【用例】 人のミスをなじるのはよくない。

認識(にんしき)

【意味】 物事の本当のことをよく知り、見分けること。また、そうして得た知識。
【用例】 戦後の歴史についての認識を深める。/自分の勉強不足を認識した。

ねぎらう

【意味】 その人の苦労を、いたわり、なぐさめる。
【用例】 部下に、ねぎらいのことばをかける。

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は行

はぐくむ

【意味】 養い育てる。愛情をもって育てる。〔類義語〕つちかう
【用例】 生命をはぐくむ大地。

はたして

【意味】 ①思ったとおり。やはり。②まちがいなく。ほんとうに。②の意味では、「はたして・・・(だろう)か」のように、疑問の形で使われる。
【用例】 はたして予報どおり雪が降った。/はたして試合に勝つことができるだろうか。

ばつが悪い

【意味】 その場のていさいが悪い。かっこうがつかない。〔類義語〕きまりが悪い。
【用例】 問いつめると、その人はちょっとばつが悪そうな顔をした。

はにかむ

【意味】 ほほえんだり、うつむいたりして、はずかしそうにする。
【用例】 そんなにはにかまないで、はっきり話しなさい。

はばむ

【意味】 ふせいで止める。じゃまをする。〔類義語〕さまたげる
【用例】 元軍の襲来をはばむ。

はびこる

【意味】 ①草木がのびて辺りに広がる。②ものの勢いがついて広がる。②は、よくないものに使う言葉であることに注意。
【用例】 雑草がはびこる。/悪がはびこる。

はれがましい

【意味】 おおぜいの人々の注目をあびて、光栄に思う。
【用例】 校長先生から表彰されて、晴れがましい。

反映(はんえい)

【意味】 あるものの影響が、他の別のものに現れること。
【用例】 市民の意見を反映させる。

ひいては

【意味】 それがもととなって。さらに進んで。
【用例】 ネール首相は、アジアの平和、ひいては世界の平和につくした。

ひたむき

【意味】 物ごとに夢中になるようす。〔類義語〕いちず
【用例】 彼のひたむきな態度には、頭が下がる。

必然的(ひつぜんてき)

【意味】 必ずそうなること。当然であること。
【用例】 遊んでばかりいたから、成績が落ちるのは必然的だ。

ひなびる

【意味】 いなかめく。いなかふうの、そぼくな感じがする。
【用例】 ひなびた温泉街。

皮肉(ひにく)

【意味】 ①遠まわしに言う、いやがらせ。②思ったようにならないようす。あいにくなようす。
【用例】 皮肉を言う。/遠足の日に台風とは、皮肉な話だ。

ひるむ

【意味】 こわくなったりして、気が弱くなる。
【用例】 いいか、敵がひるんだすきに、逃げるんだ!

不意(ふい)

【意味】 思いがけないこと。
【用例】 不意の来客。

風刺(ふうし)

【意味】 人のことや世の中のことを、遠回しに皮肉ること。
【用例】 政治の乱れを風刺した小説。

風潮(ふうちょう)

【意味】 その時代の世の中のなりゆき・傾向。
【用例】 物をそまつにする風潮は、よくない。

ふがいない

【意味】 いくじがない。なさけない。
【用例】 あんな相手に負けるとは、ふがいない。

不可解(ふかかい)

【意味】 理解できないこと。わけがわからないこと。
【用例】 不可解な事件が起きた。

不可欠(ふかけつ)

【意味】 どうしてもなくてはならないこと。
【用例】 電気は、私たちの生活には不可欠だ。

風情(ふぜい)

【意味】 特別な味わい。ようす。ありさま。〔類義語〕おもむき
【用例】 風情のある町並み。/かぐや姫は、悲しそうな風情で月をながめた。

普遍(ふへん)

【意味】 広くゆきわたること。すべてのものに当てはまること。〔対義語〕特殊
【用例】 人類普遍の原理。

閉口する

【意味】 どうしようもなくて、困り果てる。
【用例】 満員電車には閉口する。

へりくだる

【意味】 相手を敬って、謙そんする。
【用例】 謙譲語は、へりくだる言葉。

偏見(へんけん)

【意味】 かたよった見方。一方的な考え方。
【用例】 君の考えは、偏見に満ちている。

保守的(ほしゅてき)

【意味】 今までのやり方を守り、新しいものを取り入れないようす。〔対義語〕革新的
【用例】 君の考えは、保守的だ。

没頭(ぼっとう)

【意味】 他のことを忘れて、ある一つのことに熱中すること。
【用例】 彼は、研究に没頭した。

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ま行~

まどろむ

【意味】 少しの間、うとうとと眠る。
【用例】 食事のあと、ソファーにかけて、ちょっとまどろむ。

まなざし

【意味】 目つき。(漢字で書くと、眼差し)。
【用例】 彼のまなざしを見ていると、こわくなった。

むなしい

【意味】 中身がない。苦労してもかいがない。はかない。つまらない。
【用例】 内容のむなしい文章だ。/そんな争いに勝ったとしても、むなしいことだ。

もどかしい

【意味】 思うようにならなくて、はがゆい、いらいらする〔類義語〕じれったい。
【用例】 彼の片言の日本語は、聞いていてもどかしい。

ものおじする

【意味】 おじけづく。おそれる。
【用例】 彼のものおじしない態度はりっぱだ。

やおら

【意味】 ゆっくりと。落ち着いて。静かに。〔類義語〕おもむろに
【用例】 意見が出つくしたころ、先生がやおら口を開いた。

やっきになる

【意味】 あせって、必死になる。〔類義語〕むきになる
【用例】 自分の意見を通そうと、やっきになる。

やにわに

【意味】 びっくりするぐらい急に。
【用例】 後ろからやにわになぐられた。

やましい

【意味】 良心がとがめる。自分の心に恥じたり、気にかかったりすることがある。〔類義語〕うしろめたい
【用例】 やましいところがなければ、他人のうわさなど気にならない。

やみくもに

【意味】 先のことや事情をを考えず、いきなり。〔類義語〕むやみに
【用例】 やみくもに走り出す。

やりきれない

【意味】 ある状態にたえられない。どうにもがまんできない。〔類義語〕たまらない
【用例】 こう暑くては、やりきれない。

ゆううつ

【意味】 気持ちがしずむこと。明るい気分になれないこと。
【用例】 雨の日は、ゆううつだ。

ゆだねる

【意味】 まかせる。
【用例】 一切合財を、君にゆだねる。

ゆるがせにする

【意味】 いいかげんにする。
【用例】 毎日の復習をゆるがせにすると、あとで追いつくことができない。

よりどころ

【意味】 たよりにするところ。ささえ。根拠。
【用例】 父の教えを一生のよりどころにする。/何をよりどころにそんなことを言うのか。

らちが明かない

【意味】 物事がはかどらない。物事の決着がつかない。
【用例】 電話で話をしても、らちが明かない。

りちぎ

【意味】 まじめで、きちんとしていること。義理がたいこと。
【用例】 りちぎな人。りちぎ者。

ろうばいする

【意味】 たよりにするところ。ささえ。根拠。
【用例】 火事が起きて、ろうばいする。

わずらわしい

【意味】 こみいっていて、めんどうだ。複雑で、やっかいだ。
【用例】 海外旅行の手続きはわずらわしい。

わだかまる

【意味】 心の中に、何かいやな感情が消えずに残る。「わだかまり」の形で使われることもある。
【用例】 よく話し合って、おたがいのわだかまりをなくそう。

~を余儀(よぎ)なくされる

【意味】 しかたなく~する。やむをえず~する。
【用例】 突然の停電で、会議は中断を余儀なくされた。

 

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言葉の種類

漢語
昔、中国から伝わり、日本語として使われるようになった言葉。漢字のみで表し、読みはふつう音読み。日本で漢字の音を組み合わせて作った漢語もある。

和語(大和言葉)
昔から日本で使われていた言葉や、それが変化してできた言葉。ひらがなや漢字の訓を使って表す。また、日本語の訓を漢字にあてはめてつくられたものもある。

外来語
中国以外の国々、おもにヨーロッパやアメリカから伝わり、日本語として使われるようになった言葉。カタカナで掻き表す。

覚えておきたい熟語

反対の意味の漢字を組み合わせた熟語です。
 
安危
(安全なことと危険なこと)
異同
(ちがった点)
因果
(原因と結果)
有無
(あるかないか)
栄枯
(栄えることと衰えること)
遠近
(遠いことと近いこと)
往復
(行きと帰り)
開閉
(開いたり閉じたりすること)
加減
(加えることと減らすこと)
可否
(よしあし)
寒暖
(寒さと暖かさ)
干満
(潮のみちひ)
官民
(官吏と人民)
強弱
(強いことと弱いこと)
曲直
(曲がったこととまっすぐなこと)
去来
(去ることと来ること)
苦楽
(苦しみと楽しみ)
君臣
(主君と臣下)
軽重
(軽いことと重いこと)
好悪
(好き嫌い)
公私
(公的なことと私的なこと)
攻守
(攻めと守り)
高低
(高いことと低いこと)
合否
(合格と不合格)
古今
(昔と今)
賛否
(賛成と反対)
始終
(始めから終わりまで)
自他
(自分と他人)
師弟
(師匠と弟子)
縦横
(縦と横)
集散
(集まることと散ること)
収支
(収入と支出)
授受
(受け渡し)
主従
(主人と従者)
出欠
(出席と欠席)
首尾
(始めと終わり)
昇降
(あがりおり)
乗降
(乗り降り)
勝敗
(勝ち負け)
新旧
(新しいものと古いもの)
深浅
(深いことと浅いこと)
伸縮
(伸びたり縮んだりすること)
進退
(進むことと退くこと)
成否
(成ることと成らないこと)
是非
(良いことと良くないこと)
善悪
(良いことと悪いこと)
増減
(増えることと減ること)
損益
(損失と利益)
存亡
(存在と滅亡)
貸借
(貸し借り)
大小
(大きいものと小さいもの)
多少
(多いことと少ないこと)
断続
(途切れたり続いたりすること)
長短
(長いことと短いこと。長所と短所)
長幼
(年上の者と年下の者)
動静
(人や物事の動き、様子)
当落
(当選と落選)
得失
(得ることと失うこと)
内外
(内と外)
難易
(難しいことと易しいこと)
濃淡
(濃いことと淡いこと)
発着
(出発と到着)
売買
(売り買い)
表裏
(表と裏)
貧富
(貧しいことと富んでいること)
夫妻
(夫と妻)
文武
(学問と武芸)
本末
(本と末。物事の根本とそうでないもの)
明暗
(明るいことと暗いこと)
名実
(名前と実質)
問答
(問うことと答えること)
優劣
(優れていることと劣っていること)
利害
(利益と損害)
労使
(労働者と使用者)
老若
(老人と若者)
和洋
(日本と西洋)

故事成語

故事成語の「故事」は、おもに中国の昔の出来事や古典をもとにして昔から言い伝えられてきたいわれのある事がら。「成語」は、故事をもとにして成立した言葉。

一方、ことわざは、古くから言い慣わされてきた教訓や生活の知恵などの言葉。ともによく似た意味の言葉もある。

故事成語は、その漢字の意味を考えても、故事成語自体の意味は分からない。故事成語が使われている文章の前後からも意味は読み取りにくいので、そのいわれを知っておく必要がある。

覚えておきたい故事成語

圧巻
羹に懲りて膾を吹く
一挙両得
井の中の蛙大海を知らず
雨だれ石を穿つ
烏合の衆
遠交近攻
温故知新
臥薪嘗胆
火中の栗を拾う
画竜点睛
邯鄲の夢
管鮑の交わり
間髪をいれず
疑心暗鬼
杞憂
牛耳を執る
窮鼠猫を嚙む
玉石混淆
漁夫の利
鶏口となるも牛後となるなかれ
蛍雪の功
逆鱗に触れる
月下氷人
紅一点
捲土重来
呉越同舟
五十歩百歩
五里霧中
塞翁が馬
先んずれば人を制す
四面楚歌
出藍の誉れ
助長
水魚の交わり
推敲
杜撰
折檻
切磋琢磨
千里眼
大器晩成
大同小異
他山の石
蛇足
断腸の思い
竹馬の友
朝三暮四
登竜門
蟷螂の斧
怒髪天を衝く
泣いて馬謖を斬る
鳴かず飛ばず
背水の陣
白眼視
白眉
破天荒
馬耳東風
ひそみに倣う
百聞は一見に如かず
覆水盆に返らず
刎頸の交わり
矛盾
明鏡止水
孟母三遷
羊頭狗肉
李下に冠を正さず
和して同ぜず

こんな勉強法は✕

受験生のみなさん、間違った勉強方法してませんか? 貴重な時間ですからねー、ずいぶん注意なさってください。

蛍光ペン(ラインマーカー)は使わない
 蛍光ペンで重要な個所や語句などにラインを引いて覚えようとしますね。しかし、これは、後で見直す際の目印にはなっても、決して記憶の助けにはなりません。ラインを引くことで安心して、脳がサボっちゃうんですね。それより、じっくり読むことの方が、うんと効果的です。

静かな場所は逆効果
 勉強するときの環境としては、ある程度、日常的な雑音がある場所のほうが集中力が増すようです。静かな一人部屋や図書館よりも、雑音の多いファミレスで勉強したほうがテストの成績がよかったという実験結果もあります。非日常的な静けさは、かえって逆効果なんです。

徹夜は×
 記憶力アップのためには、睡眠は絶対に必要です。勉強が間に合わないからといって徹夜して試験に臨んでも、決してよい結果は得られません。徹夜するくらいなら、先に仮眠して、未明もしくは早朝から勉強し、フレッシュさを保ったまま試験に臨むべきです。

『ドラゴン桜』から

●試験で100%の力を出すためには、いつもの服装、いつものルーティーンで、いつもの力を出す。これが本番で結果を出す最良の方法だ。

●人間が自分の力をほぼ100%出せるのはどういう場合か。それは「慣れていてリラックス」している時だ。

●本当にダメなのはその失敗を次に活かせないやつだ。

●「1位」にこだわって競争しろ。「1」という数字のインパクトは人間を劇的に成長させる力を持っている。

●受験にとって重要なことは、日常生活を大切にすることです。

●受験の世界には普遍の真理がある。それは「夏を制した者」が受験を制す!

●子どもたちの強い意志をこわすもの、それは親の否定です。

●受験勉強というのはな、志望校との距離を縮める行為のことだ。どうしたらその距離を最短で行けるか、自分の現在の立ち位置から計算して、最速かつ確実に行ける戦略を練るんだ。

●勉強の基本は「まず数学」だ。数学が、勉強を好きか嫌いかの分岐点になる。

●国語こそが「すべての教科の基礎」。国語の充実なくして全教科の成績向上はあり得ない。

●「知識」は幸せをもたらす強力な武器!

●必要な「語彙力」とは確かな「語彙力」だ。受験生の多くは語彙力が低く、教科書を読んでもただ何となくとしか意味が分かっていない。でもその何となくが、受験にとっては命取りだ。

●成功するのに必要なのは苦労じゃない、「楽しい努力」だ。

●努力しても伸びない奴なんて、この世には存在しない。正しい方法で努力さえすれば、人は必ず伸びる。何だって、できるようになる。

●お前の人生はお前で決めろ。お前はこれまで自分で選んできたんだ。

●勉強とは「合理性と効率」、つまり、脳と身体のメカニズムを相乗した科学的なトレーニングだ。

●他人に干渉されない「自分だけの世界」をしっかりと持つ。こういうタイプは何事においても強い。

●頂点に立つ人間は総じて「人格的にも立派だ」。謙虚であり思いやりや優しさをしっかり持っている。厳しい練習を積むことによって、精神的に鍛えられ、人格者としての資質も身につくからだ。さらに、もう一つ一流になる人が実につけているものがある。それは「集中力」だ。

●大切なのは、結果を早く求めず、ちょっとした変化を「連続」させること。

●目標がすでに実現しているかのように行動することで、目標を真に達成できるのだ。

●人生には、正解はたくさんある。大学に進むのも正解。行かないのも正解。スポーツに夢中になるのも、音楽に夢中になるのも、友達ととことん遊びつくすのも。そして、誰かのためにあえて遠回りするのも、全部正解だ。

●人間はハッキリとした「ゴール」が見えれば、準備をし、達成へと着実に進む。逆に目標を持たなければ、漂流し、やがて無気力になっていくんだ。

●「自信喪失」。テストはもちろん、勝負事ではこれが「最大の敵」。

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