都会のあちらこちらに建設され人気の高いタワーマンション。しかし、その上層階に住む子供たちの”学び”にとっては「決していい環境とは思えない」という中学受験専門の家庭教師さんの主張を目にしました。年々、タワーマンション住まいの顧客が増えているなか、上層階に住む子供たちに特有の傾向に気づいたというのです。どうも成績が伸びにくい、って。
そんなことが本当にあるのかなと思いますが、その理由を伺うとずいぶんなるほどと感じます。高層階ならではの、自然から遠ざかった非人間的な住空間。窓も開かないため、風を感じることも鳥のさえずりを聞くこともできず、五感が養えない閉鎖的な環境・・・。これらの条件が子供の成長に悪影響を及ぼしているのではないか、って。うーん、ひょっとして子供たちだけでなく、大人にとっても良くないことかもしれません。
実は人間の体にとって、大地の「気」というか、大地から受けるエネルギーのようなものがとても大事だといいます。たとえば、マンションの高層階に引っ越したら、急に体調が悪くなったり、イライラするようになったり・・・。これは大地の「気」が上の階まで上がってこないからなんですね。家庭教師さんの主張を裏打ちするような話です。
また、大地のエッセンスである「土」が少ない場所では、仕事でも恋愛でも何ごともきちんと完了せず、中途半端に終わりがちになってくるんだとか。土には、ものごとを締めくくり、完了させる力があるといいます。また私は、ガーデニングなどによる「土いじり」はストレス解消の効果もとても大きいと感じています。土に触れることによって、農耕民族だった私たちの祖先の遺伝子が蘇って脳内が活性化される!
ちなみに、大地の気が届くのは建物の何階までかというと、せいぜい3階くらいまでだそうです。じゃあ、それより上に住んでいる人はどうしたらいいか。答えは簡単、土をできるだけたくさん持ってくればいい。ベランダで植物をたくさん育てるようにすればいいんですって。
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