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哀しみのクラシック音楽ファン

 クラシック音楽を聴くことを強くお勧めするものの、残念なことに、クラシック音楽ファンであることの悲哀、寂しさというものがございます。それは、ふつうの人から滅多に共感や理解を得られないことです(家族でさえも)。たとえば「どんな音楽が好きですか?」と尋ねられて「クラシック音楽です」と答えても、多くの場合、そこから先の会話が殆ど進みません。せいぜい「あー、いい趣味ですね」ぐらいの反応で終わっちゃう。

 ごくたまに「私もそうなんです!」という人がいて「やった!」と喜んでも、いざ話し出すとうまく噛み合わないことがままあります。ふつうは何らかのファン同志だと共感してめちゃくちゃ盛り上がるんですが、クラシック音楽では人それぞれに嗜好、方向性、深度が異なる場合が多く、またハイレベルな人とそうでない人との差が大きいですからね。主義主張が異なって反発し合ったり、あるいは相手から見下されたりして嫌な思いをすることさえあります。私も経験したことがあり、なかなかうまくいかないもんです。

 更にあるときは、クラシック音楽に理解を示さない同僚から激しく批判されたこともあります。「あんなの何が楽しいんですか。ポップスやロックだとアーティストや曲目は無限に広がっていくのに、クラシックなんて限られた曲数をあれこれ聴くだけじゃないですか」って。「いや、そういうことではないんだ」と反論しようとしましたが、一切聞く耳を持たないオーラが全身から発散されていましたので、それ以上言うのはやめました。もー何といいますか、「哀しみのモーツァルト」などとよく言われますが、まさに「哀しみのクラシック音楽ファン」であります。
 
 ですので、クラシック音楽に熱中するに際しては、そのあたりの覚悟?はしておいたほうがよさそうです。まーでも、しょせんは趣味なので、他人はどうあれ自分の世界に浸れればそれで十分ですけどね。でも、この話は冒頭に申し上げるべきだったかもしれません。どうかお許しください。

作曲家の人気ランキング

 2015年に開催されたクラシック音楽祭(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)で、「好きな作曲家」のアンケートが行われ、その結果は次のようなランキングとなりました。
 
1位:バッハ/2位:チャイコフスキー/3位:ショパン/4位:ベートーヴェン/5位:モーツァルト/6位:ブラームス/7位:ラフマニノフ/8位:ドビュッシー/9位:ラヴェル/10位:ドボルザーク/11位:マーラー/12位:リスト/13位:ショスタコーヴィチ/14位:シューマンシューベルト/16位:ブルックナー/17位:ストラヴィンスキー/18位:R.シュトラウス/19位:ヴェルディ/20位:ワーグナーハイドン


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