本文へスキップ

「食べ放題」の誤算

 バイキングの食べ放題、みなさん大好きでしょうね。私もそうなんですが、さすがにこの歳になると食が細ってきて、なかなか元が取れなくなってきましたよ。 しかしながら、お店側があの食べ放題の値段をいくらに設定するかは、なかなか難しいのでは?と思うところです。

 これは、関西を中心に居酒屋チェーン店を経営する会社のお話です。新しく「かにの食べ放題」を始めることになって、さあ値段をいくらにしようかと思い悩みました。そこで、社内の老若男女を何人か集めて「さあ思う存分、かにを食え」と実験したんです。 社員たちが食べつくした量を見て、男性・女性それぞれの値段を設定、 大々的に宣伝してスタートしました。

 かなりリーズナブルな値段でしたから、おかげでお客はわんさかやってきます。狙いはバッチリ!  ところが、大成功だと喜んだのも束の間、損益を計算してみると全く儲かっていません。お客が来れば来るほど、赤字が拡大する一方。「いったいなぜなんだ?」と経営陣は頭を抱え込みました。実験におかしなところはなかったはずなのに・・・。この理由は何だと思いますか?

 答えは、そもそも社員を相手に実験したのが間違いだったのです。社員は、食べ放題だといわれても、自分の会社の商品だからと、かにの肉を隅から隅まで丁寧にほじくって残さず食べた。 ところが、実際のお客はそんな食べ方をしません。 食べ放題ですから、少々肉が残っていようと、次から次へと追加を注文します。食べる量というより、食べ方が全然違っていたんですね。

1カ月の計

 「一年の計は元旦にあり」と言われるように、実は「1カ月の計」も1日目にあるといいます。お金に関わる話になりますが、毎月1日には極力お金を使わないようにしましょうって。これは会社も個人も同じで、月の始めからお金を使ってしまうと、その月は次々に何やかんやとお金が出ていってしまうようになる。

 だから、とにかく1日目だけはぐっと我慢して財布を閉じる。そうすれば、不思議とお金が残りだす。これはお金持ちになるための風水というか、よく効く秘訣だそうです。私はこういうのをとても信じる質でして、確かにそういう面はあるなと思いますので、ここでこっそりお教えする次第です。皆さまも、どうか月の始めの出費だけは、ぐっと我慢なさってください。


目次へ ↑このページの先頭へ