体の慣用句 →あ行か行さ行た行な・は行/ま行〜

ま行〜

眉(まゆ)に唾(つば)をつける

だまされないように十分用心する。【用例】あの人の話は、眉に唾をつけて聞かないと危ないよ。

眉をひそめる

いやなことや心配事のために顔をしかめる。

眉を寄せる

不快なことがあって、気難しい表情を示す。

身が軽い

@体の動きが軽やかなさま。
A家や財産、家族など、自分が守らなくてはならないものがない。

身が入る

真剣(しんけん)になる。【用例】子供の病気が気になって、仕事に身が入らない。

身が持たない

@体力の限界を越える。健康を維持できない。Aお金が続かない。

身に余る

自分には十分すぎてもったいないほどすばらしいこと。【用例】身に余る光栄。

身に覚えがある

確かにそのようなことをしたという記憶(きおく)がある。

身に染(し)みる

何かを体験して、ある感情が心に深くきざまれる。

身につまされる

他人の気の毒な境遇(きょうぐう)が、自分自身の経験に照らし合わせ、人ごとでなく思われる。

身になる

@心身のためになる。 Aその人の立場になって考える。【用例】その人の身になって考える。

身の置き所がない

厳(きび)しい非難(ひなん)を受けたりして、耐えがたい思いをする。

身の毛がよだつ

体の毛がさかだつほど恐ろしい。【用例】身の毛がよだつような恐ろしい事件。

身の程(ほど)を知らない

自分の身分や能力の程度をわきまえず、それ以上のことを望んだりしようとしたりするようす。

身を入れる

心をこめて、熱心にする。【用例】もっと仕事に身を入れろ。

身を粉(こ)にする

骨惜しみをしないで一生懸命仕事をする。

身を立てる

自分がついた職業で生活ができるようになる。また、よい業績をあげて社会に認められる。

身を寄せる

他人の家に同居させてもらい、世話を受ける。

耳が痛い

人の言うことが、自分の弱点や欠点に触(ふ)れているようで、聞くのがつらいようす。

耳が早い

物事を人より早く聞きつける。

耳に入れる

聞かせる。知らせる。【用例】ちょっと耳に入れたいことがあるんですが。

耳にする

あることを偶然ぐうぜん)に聞く。【用例】よくないうわさを耳にした。

耳にたこができる

同じことを何度も聞かされていやになる。【用例】その話は耳にたこができるほど聞かされた。

耳につく

@同じことを何度も聞かされて、聞き飽(あ)きる。
A声や物音がいつまでも耳に残っている。

耳にはさむ

ちらっと聞く。【用例】うわさを耳にはさむ。

耳を疑(うたが)う

思いがけないことを聞かされて、すぐには信じられないこと。

耳を貸す

相手の話をまじめに聞いてやる。【用例】友達の話に耳を貸す。

耳をかたむける

相手の言葉を熱心に聞く。

耳を澄(す)ます

心を落ち着けて、じっと聞く。

耳をそろえる

お金や物を全部そろえる。【用例】耳をそろえて借金を返済する。

胸(むな)くそが悪い

不愉快(ふゆかい)だという気持ち。「胸くそ」は胸をいやしめた言い方。【用例】あいつのことを思い出すだけで胸くそが悪くなる。

胸騒(むなさわ)ぎがする

とくに根拠(こんきょ)はないが、よくないことが起こったのではないかと急に不安になること。悪い予感がすること。

胸が熱くなる

感動するさま。【用例】ラストシーンで胸が熱くなった。

胸が痛む

哀(あわ)れみ、悲しみなどで苦しい思いをする。

胸がいっぱいになる

感動がこみあげてきて、他のことがわからなくなるさま。【用例】天皇陛下の慈悲深いお言葉に胸がいっぱいになった。

胸が踊(おど)る

わくわくする。

胸が裂(さ)ける

ひどい悲しみ、嘆(なげ)きの形容。「胸が張り裂ける」という言い方もある。

胸が騒ぐ

悪い予感がして落ち着かない。

胸がすく

快いことなどがあって、胸のつかえが取れ、すっとする。

胸がつかえる

@ 食べたものが胸のあたりで止まってしまった感じがすること。
A ひどい悲しみや不安で胸がふさがったようになる。

胸がつぶれる

心配や悲しみで、ひどく苦しむ。

胸に聞く

自分の行動などをふりかえって、よく考え直してみること。【用例】どうしてうまくいかなかったのか、自分の胸によく聞いてみろ。

胸に刻(きざ)む

しっかりと記憶にとどめて、忘れまいとする。【用例】恩師の言葉をしっかり胸に刻む。

胸に迫(せま)る

胸が締(し)めつけられるような強い感動を受ける。

胸に秘(ひ)める

誰(だれ)にも言わずに、自分の心に大事にしまっておく。

胸を躍(おど)らせる

喜びや期待感に満ちあふれ、じっとしていられない気分になる。

胸を借りる

実力のある人にけいこの相手をしてもらう。【用例】胸を借りるつもりで戦う。

胸をなでおろす

安心する。

胸をふくらませる

心が楽しさでいっぱいになる。【用例】中学への入学で胸をふくらませる。

目顔(めがお)で知らせる

相手に気づかれないように、他の者に、黙(だま)ったまま顔の表情で意思を伝える。

目が利(き)く

本物か偽物(にせもの)か、いい物か悪い物かなどの区別がすぐつく。

目がくらむ

@めまいがする。 A心を奪(うば)われて正しく物事を判断できなくなる。

目が肥(こ)える

いいものを見慣れていて、見分ける力がつく。【用例】多くの美術品を見続けてきたから、目が肥えてきた。

目が覚(さ)める

@眠りから覚める。A迷(まよ)いが解けて、本心に立ち返る。

目頭(めがしら)が熱くなる

心を打たれて、目に涙が浮(う)かんでくる。

目が高い

よい悪いを見分ける力が優(すぐ)れている。【用例】彼は絵に関しては目が高い。

目が届(とど)く

注意が行き届く。【用例】親の目の届かない所でいたずらをする。

目がない

とても好きである。【用例】彼女は、あまいものに目がない。

目が離せない

あぶなくて注意を怠(おこた)ることができない。注目して他をみることができない。

目が回る

非常に忙(いそが)しいようす。【用例】目が回るほどの忙しさ。

目からうろこが落ちる

何かのきっかけで真実が理解できる。

目から鼻へ抜ける

判断力が優(すぐ)れ、物事にすばやく反応できる。【用例】彼は目から鼻へ抜けるような才人だ。

目から火が出る

非常に痛みを感じたときのようす。【用例】棚に頭をぶつけて目から火が出た。

目くじらを立てる

目のはじをつり上げて、他人のあらさがしをする。ささいなことにむきになる。

目先が利(き)く

先を見通すことができ、気転のきいた行動がとれる。

目先を変える

今までの見方や方針をちょっと変えて、新しい雰囲気(ふんいき)をつくること。【用例】社名を新しくしたが、目先を変えただけで、会社の体質は変わっていない。

目じゃない

問題にするに値しない。何かを軽蔑(けいべつ)して無視する気持を表す言葉。【用例】あんな敵なんか、目じゃない。

目尻(めじり)を下げる

うれしいときの表情の形容。美しい女性に見とれている男をさす場合もある。

目と鼻の先

距離が非常に近い様子。

目に余る

ひどすぎて見ていられない。【用例】君の行動は目に余る。

目に浮かぶ

過去に見た光景や出来事(できごと)が頭によみがえること。または、何かを想像すること。【用例】娘の花嫁姿が目に浮かぶ。

目につく

目立って見える。【用例】赤いリボンが目につく。

目に触(ふ)れる

目に見えること。視野(しや)にあること。

目に見えて

何かの変化が目ではっきりとらえられるようす。【用例】目に見えて大きくなった。

目に物見せる

こらしめのために、ひどい目にあわせる。【用例】あいつめ、いつか目に物見せてやる。

目の色を変える

驚いたり、怒ったり、夢中になったりして、目つきを変える。

目の上のこぶ

自分より力も地位も上にある者が、何かと自分の行動にとってじゃまになること。地位などに関係なく、単に自分のじゃまになる人をさす場合もある。【用例】口うるさい部長は、課長にとって目の上のこぶだ。

目の薬(くすり)

それを見ることによって、楽しい気分になったり、なぐさめられたりするもの。【反対語】目の毒(どく)。

目のつけどころ

大事な点や、とくに注意するところ。【用例】目のつけどころがシャープでしょ。

目の中に入れても痛くない

とてもかわいがる。【用例】娘のことは目の中に入れても痛くないほどかわいがる。

目鼻(めはな)がつく

今後のなりゆきや結果についての見通しが立つ。【用例】工事完成の目鼻がつく。

目星(めぼし)をつける

だいたいの見当をつける。

目も当てられない

あまりにもひどい状態で、まともに見られない。【用例】今度の試験は悪すぎて、目も当てられない。

目もあやに

目が開けられないほどまばゆく、美しいようす。【用例】金閣が朝日に照らされて、目もあやに美しく輝いている。

目もくれない

見向きもしない。【用例】彼は仕事以外には目もくれない。

目を欺(あざむ)く

相手に錯覚(さっかく)を起こさせて、だますこと。【用例】迷彩服を着て、敵の目を欺く。

目を疑(うたが)う

意外なことに驚く。不思議(ふしぎ)に思う。【用例】あまりの変わりように目を疑った。

目を奪(うば)う

思わず見とれさせるほど強い印象を与える。【用例】あまりの見事さに目を奪われた。

目をかける

かわいがって、面倒を見る。【用例】前の上司には目をかけてもらった。

目を皿(さら)のようにする

目を大きく見開いて、何かをよく見ようとするようす。

目を三角にする

怒って険(けわ)しい目つきをする。

目を白黒させる

目の玉を激(はげ)しく動かす意で、苦しがっている時やひどく驚いた時のようす。

目をつける

何かに関心を抱いたり、ねらいをつけたりして、注意を払(はら)うこと。

目をつぶる

過失や欠点に気がついても、見て見ぬふりをして非難しない。

目をぬすむ

人に見られないようにこっそりとする。【用例】人の目をぬすんで、いたずらをする。

目を引く

人の注意をひきつける。【用例】彼女の服装はとても目を引く。

目を細める

喜んだり、まぶしがったりする。【用例】息子のたくましい成長ぶりに目を細める。

目を丸くする

おどろいたり、感心したりする。

目を見張る

目を大きく見開く意で、すばらしいものなどを見て驚くようす。【用例】風景のあまりの美しさに、思わず目を見張った。

目をむく

目を大きく開く意で、怒って相手をにらみつける。

指をくわえる

うらやましくても、何もできず、ただ眺(なが)めている。

あ行か行さ行た行な・は行/ま行〜

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使いこなしたい慣用表現

◎あたかもよし
◎辺りを払う
◎言い得て妙
◎如何せん
◎生き馬の目を抜く
◎いざ知らず
◎一日の長
◎一も二もなく
◎一線を画する
◎一頭地を抜く
◎言わずもがな
◎因果を含める
◎打てばひびく
◎倦(う)まずたゆまず
◎倦むことなく
◎得てして
◎おいそれ
◎推して知るべし
◎惜しむらくは
◎遅きに失する
◎思いきや
◎思い半ばに過ぐ
◎折しも
◎笠に着る
◎刀折れ、矢尽きる
◎寡聞にして
◎間然するところがない
◎釘を刺す
◎口幅ったい
◎酌んでも尽きない
◎軽々に
◎気色ばむ
◎けだし
◎言下
◎毫(ごう)も
◎こそすれ
◎事ともせず
◎こもごも
◎細大漏らさず
◎沙汰の限り
◎察するに余りある
◎歯牙にも掛けない
◎(〜するに)如くはない
◎忸怩(じくじ)
◎耳朶(じだ)に触れる
◎死命を制する
◎下にも置かない
◎耳目を集める
◎衆を頼む
◎十目の見るところ
◎知らぬ存ぜぬ
◎心眼を開く
◎人口に膾炙する
◎人後に落ちない
◎進退窮まる
◎図星を指す
◎正鵠を射る
◎寂(せき)として
◎せつな
◎選を異にする
◎相好を崩す
◎俗耳に入りやすい
◎俎上に載せる
◎そぞろ
◎多とする
◎矯めつ眇めつ
◎端倪すべからざる
◎重畳
◎緒に就く
◎等閑に付する
◎同日の談ではない
◎時を得る
◎どのみち
◎度を失う
◎なまじ
◎二の次
◎沛然
◎半畳を入れる
◎範を仰ぐ
◎引きも切らず
◎筆舌に尽くしがたい
◎ひとしお
◎百も承知
◎平仄が合う
◎非を鳴らす
◎間尺に合わない
◎眦(まなじり)を決する
◎微塵(みじん)も
◎味噌をつける
◎名状しがたい
◎以て瞑すべし
◎矢も楯もたまらず
◎ややもすると
◎ゆるがせにしない
◎窈窕(ようちょう)
◎由(よし)も無い
◎よしや
◎余人
◎宜しきを得る
◎我が意を得る

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