この言葉の意味は? →あ行か行さ行/た行/な・は行ま行〜

た行

「大丈夫(だいじょうぶ)」の語源は?

【答え】古代中国では、成人男子のことを「丈夫」といっていた。そして、なかでも立派な人物のことを「大丈夫」といって敬愛していた。

「高(たか)を括(くく)る」の「高」とは?

相手を見くびったり、せいぜいそんな程度だろうと決めてかかることを「高を括る」といいますが、「高」の意味は? 【答え】「高」は、大略・総額・合計。「括る」は軽く見る、あらましをまとめる。

「たってのお願い」の「たって」とは?

ぜひお願いしたい、無理にお願いしたいとき、「たってのお願い」などといいますが、この「たって」の意味は? 【答え】「たって」は「断って」。つまり、このお願いには相当な困難や無理があるでしょうが、それらを「断ち切って」ぜひとも聞き入れていただきたい、ということ。

「駄目(だめ)を押す」の「駄目」とは?

「駄目を押す」とは、間違いないと分かっていてもさらに確認する、念を押す意味ですが、そもそも「駄目」って何? 【答え】囲碁で敵と味方の境にあって、どちらの地(陣地)ともいえない所。

「ちょっかいを出す」の「ちょっかい」とは?

【答え】ネコなどがじゃれて前足で物をかき寄せるような動作をすること。

「束(つか)の間」の「束」とは?

ほんのちょっとの間のことを「束の間」といいますが、「束」とは何のこと? 【答え】指4本で握ったときの幅。上代の長さの単位だった。

「辻褄(つじつま)が合う」の「辻褄」とは?

物事の筋道がよく通っていることを「辻褄が合う」といいますが、この「辻褄」の意味は? 【答え】着物の縫い目。

「詰腹(つめばら)を切らせる」の「詰腹」とは?

責任を強制し、辞職させることを「詰腹を切らせる」といいますが、この「詰腹」とは?
【答え】やむを得ずする切腹のこと。

「つんぼ桟敷(さじき)」とは?

【答え】芝居のセリフが聞こえない観客席。

「頭角(とうかく)をあらわす」の「頭角」とは?

技能や才能が目立って人より抜きん出ることを「頭角をあらわす」といいますが、「頭角」とは?
【答え】頭の先。

「どさ回り」の「どさ」とは?

【答え】江戸時代末期の遊び人の隠語で、賭博場の手入れのこと。それによってパクられると佐渡に島流しにされたことから、佐渡を逆さまにして「どさ」といったもの。それが転じて、芸能人の地方興業をさすようになった。

「途轍(とてつ)もない」の「とてつ」とは?

道理や常識とひどくかけ離れているようすを「とてつもない」といいますが、この「とてつ」の意味は?
【答え】筋道。

「途方(とほう)に暮れる」の「途方」とは?

【答え】向かうべき方向。

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な・は行

「蔑(ないがし)ろ」とは?

あっても無いかのように軽んずることを「蔑ろにする」といいますが、そもそもどういう意味?
【答え】もともとは「無きが代(しろ)」。これが音便化したもので、「代」は値段のこと。つまり価値がないこと。

「長いものには巻かれろ」の「長いもの」とは?

【答え】象の鼻。中国の伝説に、「むかし猟師が象の鼻に巻き上げられて運ばれていると、獅子が現れた。猟師が石弓で獅子を倒すと、像が猟師を象の墓場へ連れていった。そこには象牙がたくさん埋まっており、猟師は大もうけした」というのがある。だから、「長いものには巻かれよ」を、「泣く仔と地頭には勝てぬ」と似た意味に解釈するのは間違い。「強いものに従うとよいことがある」という意味に解するのが正しい。

「なさぬ仲」って、どんな仲?

【答え】漢字で書くと「生さぬ仲」つまり「生んでいない仲」、したがって血のつながりのない間柄という意味。恋愛関係なんかに使うのは間違い。

「七つ道具」とは?

【答え】本来は、武士がいつ陣ぶれがあってもいいように、つねに用意しておかねばならなかった装備のことで、具足・脇差・太刀・弓・矢・母衣(ほろ)・兜の七つ。

「奈落(ならく)の底」の「奈落」とは?

【答え】地獄。

「二の次」は、何番目のこと?

【答え】「二の次」は「2の次だから3番目」ではなく「2番目」の意味。「次」には「2番目」のほかに「順序」の意味がある。

「二の舞(まい)」とは?

前の人がやった失敗を再び繰り返すことを「二の舞を演じる」といいますが、「二の舞」とは何のこと?
【答え】舞楽で「案摩(あま)」という舞の次に、それをまねて演じるこっけいな舞を「二の舞」と呼んだ。

「にべもない」の「にべ」とは?

そっけない、愛想もないようすを「にべもない」といいますが、この「にべ」とは何のこと?
【答え】ニベ科の海魚の浮き袋を原料にする膠(にかわ)。粘着力が強いが、その粘着力がないという意味で、「にべもない」という。

「伸(の)るか反(そ)るか」とは?

いちかばちか、成功するか失敗するかというとき、よく「伸るか反るか」といいますが、これって何のこと? 【答え】もともとは、長く伸びるか、逆にそっくり返ってしまうか、という意味で、この言葉は矢の製造に関係する。つまり、矢をつくるとき竹を型に入れて反りを直したが、型から取り出すとき、まっすぐに伸びているか反り返ったままの失敗か、製造者は固唾を呑んだという。

「跋扈(ばっこ)」とは?

のさばりはびこる、あるいは勝手気ままにふるまうようすを「跋扈する」といいますが、「跋扈」とはどういう意味? 【答え】「跋」は飛び跳ねるという意味。「扈」は魚を捕らえるために水中に設ける竹かごのこと。大きい魚は扈を飛び越えて逃げてしまうから、そういう意味になった。

「羽目(はめ)になる」の「羽目」とは?

「とんだ羽目になった」などといいますが、「羽目」とは何のこと? 【答え】「羽目」は「馬銜(はみ)」が変化したものといわれ、「馬銜」は轡(くつわ)の馬の口にくわえさせる部分で、それにつけた手綱で馬を御することから、嫌でもそうせざるをえないような、ありがたくない立場に立たされることをいう。

「ふんだんにある」の「ふんだん」とは?

あり余るほどたくさんあるさまを「ふんだんにある」といいますが、「ふんだん」って何のこと?
【答え】語源は「不断」、「いつも、ふだん」という意味から、絶えずあり、あり余るようすを表すようになった。

 「陛下(へいか)」「殿下(でんか)」などは、偉い人なのになぜ「下」?

「陛下」「殿下」「閣下」などは偉い人なのだから、「陛上」「殿上」「閣上」と呼べばよさそうなのに、なぜ「下」の文字がついているの? 【答え】「陛」は宮殿にのぼる階段、「殿」「閣」は宮殿や楼閣のこと。そうした建物の下には必ずお仕え役がいて、彼らを「陛下」「殿下」などと呼んだ。何ごともそのお仕え役を通じてでしか物を申し上げることができなかった。その名残で「下」の文字がついたままになってしまった。

「ほうほうの体(てい)」の「ほうほう」とは?

散々に苦しめられてやっと逃れ出るようすを「ほうほうの体で逃げ帰る」などといいますが、「ほうほう」とはどういう意味? 【答え】昔は「はうはう」と発音されていた言葉で、「這う這う」と書く。散々な目にあって、立っていられないほど打ちのめされて、這うようにして退散するさま。

「亡命(ぼうめい)」は、なぜこんな字を書くの?

政治上の理由で本国を抜け出して他国に逃亡するのを「亡命」といいますが、なぜ「命を亡くす」と書くのでしょう? 【答え】この場合の「命」は生命ではなく、「戸籍」のこと。戸籍から抜け出すから「亡命」。

「反故(ほご)にする」の「反故」とは?

以前の言動をないものとすることや、役に立たないものにすることを「反故にする」といいますが、この「反故」とは何のこと? 【答え】書き損じて不要になった紙。

「ほとぼりが冷める」の「ほとぼり」とは?

興奮が収まる、熱した感情がさめる、また世間の関心がうすれることを「ほとぼりが冷める」といいますが、この「ほとぼり」とは? 【答え】余熱。ほてり。

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ま行〜

「またぞろ」とは?

どちらかというとよくないことが続いて起きたとき、「またぞろ」という言い方をしますが、これって「また、ぞろぞろ」の意味? 【答え】漢字で書くと「又候」、だから「またそうろう」がなまって「またぞろ」となったもの。

「眉(まゆ)に唾(つば)をつける」のはなぜ?

怪しい話や信じがたい話などを、「眉唾もの」といいますが、なぜ眉毛に唾なの? 
【答え】昔、平将門の乱を平定した俵藤太という人物がいた。彼には大ムカデ退治の伝説もあり、大ムカデと戦った際、ムカデが吐く火炎で眉毛が焦げそうになった。そこで眉に唾をつけたら、火炎と煙にまぎれていたムカデがよく見えるようになり、うまく矢で射ることができた、というもの。

「まんじりともしない」の「まんじり」とは?

全く眠らないことを「まんじりともしない」といいますが、「まんじり」って何?
【答え】「まんじり」はちょっと眠るさまを表す言葉。

「まんまとだまされた」の「まんま」とは?

【答え】「うまうまと」の意。ものごとを巧みに、自分の思い通りに進めるようす。

「満(まん)を持す」とは?

十分に用意をして待ち受けることを「満を持す」といいますが、そもそも「満を持す」ってどういうこと?
【答え】弓をいっぱいに引いて構えること。

「水を向ける」は、なぜ「水」なの?

 相手にそれとなく誘いかけることを「水を向ける」といいますが、なぜ「水」なの? (答え)巫女(みこ)が生霊死霊(いきりょうしりょう)を呼び出すときに水を差し向けて呼び寄せることからきている。

「むごい」の語源は?

【答え】13世紀に北九州に襲来した蒙古(もうこ)のこと。昔、子供が泣くのを止めようとして、「むくりこくり、鬼が来た」と言っていた。「むくり」は蒙古で「こくり」は高句麗のこと。あまりの残虐行為だったため、「むくり」が転じて「むくい」「むごい」となったらしい。

「虫酸(むしず)が走る」の「虫酸」とは?

イヤでたまらないとき「虫酸が走る」といいますが、この「虫酸」とは? 【答え】胸がむかむかしたときなどに口に逆流してくる酸っぱい胃液のこと。

「面子(めんつ)」とは?

よく「面子を立てる」とか「面子をかける」とかいいますが、「面子」って何?
【答え】「体面」の意味の中国語。

「めんめんと」の「めんめん」って何?

いつまでも長く続くようすを「めんめんと」といいますが、「めんめん」って何? 【答え】長いからといって「ラーメン」の「麺」ではない。漢字で書くと「綿々」で、綿花から長い糸をつむぐようすを表し、そこから途切れることなく続くようすを表すようになった。

「もったいない」の「もったい」とは?

【答え】漢字で書くと「勿体」。「勿体」とは「物の本体」という意味で、それがなくなるのが「もったいない」。

「やぶさかでない」の「やぶさか」とは?

「やぶさかでない」とは、努力を惜しまないという意味ですが、「やぶさか」って何のこと?
【答え】ドケチのことを「吝嗇(りんしょく)」というが、「吝」は「やぶさか」「おしむ」「しぶる」とも読む。もって回った言い方をするときに「やぶさかでない」という言葉が使われるが、言外におしむ気持ちが含まれているかも?

「与党」の「与」って、どういう意味?

【答え】この場合は「与える」という意味ではない。「与」の文字には「与(くみ)する」という意味もある。仲間になるという意味で、そこから同じ政策目標に向かって与した党派を「与党」というようになった。

「落書き」はなぜ「落(ちる)」の?

「落書き」は、壁などに書くのに、なぜ「落ちる書」と書くの? 【答え】昔は「落書(らくしょ)」といって、匿名で権力者を批判したり風刺したりしたものを、はじめは人の目につく場所にわざと落として拾わせていた。

「埒(らち)もない」の「埒」とは?

「埒もない」は、筋道が立たない、たわいもないという意味。ほかにも「埒があかない」とか「埒外」という言葉がありますが、この「埒」とは何のこと? 【答え】馬場の周囲の柵(さく)のこと。『徒然草』(四十一段)「賀茂の競べ馬を見はべりしに」のところで「おのおの降りて、埒の際に寄りたれど」とある。ここから転じて、けじめ・物事の区切り・順序の意味をもつようになった。

「ろくでもない」の「ろく」とは?

何の役にも立たない意味の「ろくでもない」、この「ろく」の意味は? 【答え】漢字の「碌でもない」の「碌」は当て字。正しくは「陸」と書き、漢音は「りく」だが、「呉音」では「ろく」と読む。この場合の「陸」は「陸地」の意味ではなくて水平なこと、平らなこと。それが転じて、ものの状態が正常であるという意味になった。

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意味を間違えやすい言葉

一般常識のまとめ

就職試験対策などにお役立てください。



P R

ふろく

意味の紛らわしい同じ読みの語句
 
異義
 違った意味。
異議
 違った意見。
 
意志
 
何かをしよう(しまい)とする積極的なこころざし。
意思
 何かをしたいという考え。
 
畏縮
 恐れて小さくなること。
萎縮
 物がちぢまったり、しなびたりすること。
 
異動
 人が職務や勤務を変える
 
こと。
移動
 場所を移り動くこと。
 
共有
 共同で持つこと。
享有
 生まれつき持つこと。
 
極限
 最後の行きづまり。
局限
 範囲をせまく限ること。
 
慧眼
 物事の真相を見抜く、すぐれた眼力。
炯眼
 ぎらぎら光る、するどい眼光。茂していたことに由来する。
 
厚意
 深いなさけ。親切。
好意
 親切な心。好きな気持ち。
 
時期
 とき。おり。
時機
 何かをするのによいころあい。
 
自制
 自分の感情や欲望をおさえること。
自省
 自分で反省すること。
 
周知
 一般に知れ渡ること。
衆知
 多くの人の知恵。
 
粛清
 厳しくとりしまって、不正の者をしりぞけること。
粛正
 厳しくとりしまって、不正をなくすこと。
 
首席
 第一位。
主席
 いちばんえらい地位。
 
召喚
 呼び出すこと。
召還
 呼び返すこと。
 
食料
 食べ物。
食糧
 食べ物の材料。
 
摂生
 からだをこわさないように用心すること。
節制
 物事をひかえめにすること。
 
大系
 同じたぐいのものをあらまし集めた書物の一群。
体系
 知識の統一ある全体。
 
追究
 どこまでも究明すること。
追求
 追いかけ求めること。
追及
 追いかけ責めること。
 
的確
 確かで間違いのないこと。
適格
 決められた条件、一定の資格にかなっていること。
 
伝道
 キリスト教の教義の広め。
伝導
 熱・電気が伝わること。
 
特長
 そのものの特に優れた長所。
特徴
 そのものの目立つ点。特異点。
 
配布
 広くゆきわたらせること。
配付
 めいめいに配りわたすこと。
 
煩雑
 わずらわしく、ごたごたすること。
繁雑
 物事が多くて、ごたごたすること。
 
日陰
 日の当たらないところ。
日影
 日の光。日差し。
 
不祥
 めでたくないこと。不吉。
不詳
 くわしくわからないこと。
 
偏在
 かたよって、ある所にだけ多くあること。
遍在
 広くゆきわたっていること。
 
偏在
 かたよって、ある所にだけ多くあること。
遍在
 広くゆきわたっていること。
 
保障
 保護して心配のないようにすること。
保証
 確かだとうけあうこと。
補償
 おぎないつぐなうこと。
 
補足
 付け足すこと。
捕捉
 つかまえること。
 

みんなで自己研鑽