(難しい熟語もふくまれています。中学受験生は青色文字の語を絶対に覚えましょう)
解衣推食 | かいいすいしょく 自分の着物を着せてあげたり、自分の食べ物を食べさせたりするように、人に厚い恩恵(おんけい)をほどこすこと。 |
海翁好鴎 | かいおうこうおう 街中を人に臆(おく)することなく闊歩(かっぽ)するハトやスズメは、どんなに近いところにいても、戯(たわむ)れに手を伸ばすと、決して触れることができない。野心があると鳥もそれを察して近寄らない。野心を人に知られると目的を達しにくい、というたとえ。 |
改過自新 | かいかじしん 「あやまちを改め、みずからを新たにす」ということで、自分のミスを素直に認め面目(めんぼく)を一新すること。類:改過作新 |
蓋棺事定 | がいかんじてい 生前の評価は当てにならない。一生が終わり棺(かん)のふたをして初めてその人の値打ちが決まるということ。 |
外寛内明 | がいかんないめい 外部に対しては寛大(かんだい)に接し、自分自身はよく省みて明晰(めいせき)に己(おのれ)を知り、身を慎(つつし)むということ。 |
開巻有益 | かいかんゆうえき 本を開けば必ず得るところがある。読書は有益であるということ。 |
戒驕戒躁 | かいきょうかいそう 驕(おご)らず、焦(あせ)らず、騒(さわ)がず、慎(つつし)んで堅実に生きなさい、ということ。 |
開眼供養 | かいげんくよう 新しく仏像・仏画が出来上がって安置するとき行う仏眼を開く儀式法要。 |
開源節流 | かいげんせつりゅう 財源(ざいげん)を開拓(かいたく)して流出を節約する。収入を増やして支出をおさえる健全財政のたとえ。 |
開口一番 | かいこういちばん 口を開けると同時に言うこと。口を開くやいなや。 |
外交辞令 | がいこうじれい 交渉をなごやかに進めるための外交上の応対話。口先だけのお世辞、社交辞令。類:社交辞令 |
懐古趣味 | かいこしゅみ 昔を懐(なつ)かしみ、古い情緒(じょうちょ)にひたること。 |
鎧袖一触 | がいしゅういっしょく 簡単(かんたん)に敵をうち負かすこと。 |
外柔内剛 | がいじゅうないごう 見かけはやさしそうだが、心はしっかりしていること。 |
開心見誠 | かいしんけんせい 胸襟(きょうきん)を開いて真心(まごころ)を示すこと。心を開いて誠をあらわすこと。 |
回心転意 | かいしんてんい 思い直して態度を改めること。 |
街談巷説 | がいだんこうせつく 世間のつまらないうわさや風聞(ふうぶん)。類:街談巷語 |
快刀乱麻 | かいとうらんま よく切れる刀でもつれた麻糸(あさいと)を切ること。こみいった物事をてきぱきと処理することのたとえ。 |
傀儡政権 | かいらいせいけん ある国の思いのままにあやつられる政権。 |
偕老同穴 | かいろうどうけつ 夫婦が深い愛情で結ばれていること。 |
下学上達 | かがくじょうたつ 手近な日常生活から現実に即(そく)した人倫を学び、そこから高度な哲理や真理に達する、という孔子の教え。 |
呵呵大笑 | かかたいしょう 声高く大いに笑うこと。 |
蝸牛角上 | かぎゅうかくじょう 小さな世界での、つまらない争いのこと。「蝸牛」はかたつむりのことで、かたつむりの左の角に国を持つ触氏と、右の角に国を持つ蛮氏とが、かたつむりの角の上で領地を争ったという寓話から。 |
各人各様 | かくじんかくよう 一人一人それぞれちがいがあること。 |
格物致知 | かくぶつちち 物事の道理や本質をきわめつくし、知識をみがきあげること。 |
加減乗除 | かげんじょうじょ 足し算と引き算と掛け算と割り算。 |
花紅柳緑 | かこうりゅうりょく 人の手を加えていない自然のままの美しさのこと。 |
加持祈祷 | かじきとう 病気や災難などを除くために神仏に祈ること。 |
臥薪嘗胆 | がしんしょうたん かたきを討(う)とうとして苦労すること。目的達成のために苦労と努力を重ねること。「薪(たきぎ)に臥(ふ)し胆(きも)を嘗(な)める」の意。 |
佳人薄命 | かじんはくめい 美人は生まれつき病弱であったり、美しさ故(ゆえ)に運命にもてあそばれたりして短命や不幸であることが多いこと。類:美人薄命 |
花鳥風月 | かちょうふうげつ 自然の美しい景色。風流。類:春花秋月、雪月風花 |
隔靴掻痒 | かっかそうよう (くつを隔ててかゆいところをかく意から)物事の核心にふれなくてもどかしいこと。 |
確固不抜 | かっこふばつ 意志がしっかりしていて何事にも動じないさま。 |
活殺自在 | かっさつじざい 生かすも殺すも思いのまま。意のままに人を動かすこと。類:生殺与奪 |
合従連衡 | がっしょうれんこう 強敵に対抗するための巧みな外交政策。状況に応じて各勢力が結び、また離れるさま。 |
我田引水 | がでんいんすい 自分の都合のよいように強引に事を進めたり話をこじつけたりすること。「我(わ)が田に水を引く」と訓読する。 |
花伝風信 | かでんふうしん 花というものは、風がどこから吹いてくるかを教えている。 |
画竜点睛 | がりょうてんせい 最後の詰(つ)めをうまくやって仕上げること。最後の仕上げ。「絵に画(か)いた竜に睛(ひとみ)を点じたら、本物の竜になって飛び立った」という中国の故事から。 |
夏炉冬扇 | かろとうせん 夏の火鉢(ひばち)と冬の扇(おうぎ)で、季節はずれで役に立たないもの。 |
感慨一入 | かんがいひとしお いちだんと感慨(かんがい)が深いこと。 |
感慨無量 | かんがいむりょう 言い尽くせないほど深く身にしみて感じること。 |
侃々諤々 | かんかんがくがく 正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論するさま。大勢でやかましく議論するのは「喧々囂々(けんけんごうごう)」。類:百家争鳴、議論百出 |
緩急自在 | かんきゅうじざい 思うがままに緩(ゆる)やかにしたり急いだりすること。 |
汗牛充棟 | かんぎゅうじゅうとう 牛に引かせれば牛が汗をかき、積み上げれば家の棟までとどくほど、蔵書(ぞうしょ)が多いことのたとえ。 |
頑固一徹 | がんこいってつ 自分の思いや考えをひたすら押し通すこと。 |
眼光紙背 | がんこうしはい 紙の向こうまで読み通し理解すること。 |
換骨奪胎 | かんこつだったい 真似(まね)をしながら独自のものをつくりだすこと。「骨を換(か)え胎(=子宮)を奪う」がもとの意味。 |
冠婚葬祭 | かんこんそうさい 元服・婚礼・葬儀・祖先の祭祀(さいし)の、四つの重要な礼式。慶弔(けいちょう)の儀式。 |
感情移入 | かんじょういにゅう 自分の感情を他人に投影し、その立場になって共感すること。 |
寛仁大度 | かんじんたいど 心が広くて思いやりがあること。 |
勧善懲悪 | かんぜんちょうあく 善行をすすめ、悪行をこらしめること。「善を勧(すす)め悪を懲(こ)らす」と訓読する。 |
完全無欠 | かんぜんむけつ 完全で欠けているところがないこと。類:円満具足、十全十美 |
簡単明瞭 | かんたんめいりょう 簡単ではっきりしていること。類:一目瞭然 |
歓天喜地 | かんてんきち 大喜びすること。思わず小躍りするような大きな喜び。「歓天」は天に向かって喜ぶ意。「喜地」は地に向かって喜ぶ意。 |
干天慈雨 | かんてんじう 大いに困っているときに救われること。待望していたことが実現すること。 |
艱難辛苦 | かんなんしんく 苦難や困難に耐えて苦しみ悩むこと。 |
玩物喪志 | がんぶつそうし 珍奇(ちんき)なものや目先の楽しみに熱中して、大切な志を失うこと。 |
頑迷固陋 | がんめいころう 頑固(がんこ)で柔軟性がなく判断が悪いようす。 |
閑話休題 | かんわきゅうだい 無駄(むだ)話はさておいて、本筋(ほんすじ)に戻(もど)って。 |
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気宇壮大 | きうそうだい 気構えや発想が広大でりっぱなこと。類:気宇広大 |
気炎万丈 | きえんばんじょう 意気込みがさかんなこと。 |
祇園精舎 | ぎおんしょうじゃ 釈迦(しゃか)の説法が行われた寺院の名。 |
機会均等 | きかいきんとう すべての人に平等な権利や活動の場をあたえること。 |
危機一髪 | ききいっぱつ 一つ間違えば大変な危険におちいる瀬戸際(せとぎわ)のこと。 |
奇々怪々 | ききかいかい 珍しくて不思議で怪しいこと。類:奇怪千万 |
危急存亡 | ききゅうそんぼう 生き残るか滅びるかの危険が差し迫っていること。類:生死存亡 |
危言危行 | きげんきこう 言語や行いを厳しくすること。「危」は厳正にする意。 |
奇策縦横 | きさくじゅうおう 奇抜(きばつ)な策略(さくりゃく)を自由自在にめぐらすこと。 |
起死回生 | きしかいせい 死にかかった病人を生き返らせること。滅亡・崩壊(ほうかい)しかけているものをよい状態に戻すこと。類:起死再生 |
旗幟鮮明 | きしせんめい 立場や主義、主張がはっきりしていること。 |
希少価値 | きしょうかち 非常にまれな価値のあるもの(または、こと)。 |
起承転結 | きしょうてんけつ 絶句(ぜっく)など漢詩の構成法の一つ。始めの句(起句)でおこし、次の句(承句)で受け、第三の句(転句)で一転し、最後の句(結句)で全体を結ぶ。類:起承転合 |
喜色満面 | きしょくまんめん 顔じゅうが喜びに満ちあふれているようす。類:得意満面 |
疑心暗鬼 | ぎしんあんき 疑いの心を持つと、実際ありもしない鬼の姿が見えるように何でも恐ろしく見えてくること。「疑心暗鬼を生ず」が縮まってできた四字熟語。 |
既成概念 | きせいがいねん すでに認められ広く通用している意味合いや考え方。 |
規制緩和 | きせいかんわ 経済活動に対する政府のさまざまな公的規制を廃止・緩和すること。 |
既成事実 | きせいじじつ すでにできあがっている周知(しゅうち)の事実。 |
奇想天外 | きそうてんがい 思いもよらないような変わったこと。類:斬新奇抜 |
帰属意識 | きぞくいしき 特定のところに所属(しょぞく)して落ち着く気持ち。 |
気息奄々 | きそくえんえん 息もたえだえで、非常に苦しい状態。「奄」は「おおう・ふさがる」の意。類:青息吐息 |
喜怒哀楽 | きどあいらく 人間の持つ典型的な四つの感情。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。 |
鬼面仏心 | きめんぶっしん 怖(こわ)そうな外見にもかかわらず、優しい仏のような心を持っていること。 |
牛飲馬食 | ぎゅういんばしょく 牛や馬のようにやたらにたくさん飲み食いすること。類:暴飲暴食 |
九牛一毛 | きゅうぎゅういちもう 多くの中のきわめてわずかな部分。取るに足りない些細(ささい)なこと。類:大海一滴 |
九死一生 | きゅうしいっしょう ほとんど助かる見込みがないほど危険な状態。類:十死一生 |
鳩首協議 | きゅうしゅきょうぎ 顔を突き合わせて熱心に相談すること。類:鳩首凝議 |
旧態依然 | きゅうたいいぜん 昔の状態がそのまま続き、少しも進歩のないこと。 |
急転直下 | きゅうてんちょっか 状況が急に変わって、解決、決定すること。 |
恐悦至極 | きょうえつしごく 大変喜び感謝すること。 |
狂喜乱舞 | きょうきらんぶ 思わず小躍りするほど大いに喜ぶこと。 |
鏡花水月 | きょうかすいげつ 見えるだけで手に取ることができず、感じ取ったり悟ったりして把握するもののたとえ。本来は、鏡に映った美しい花と水に映った美しい月の意。 |
狂喜乱舞 | きょうきらんぶ 非常に喜ぶさま。類:欣喜雀躍 |
狂言綺語 | きょうげんきご 小説のように道理に合わない言葉や飾(かざ)り立てた言葉。 |
拱手傍観 | きょうしゅぼうかん 腕(うで)を組んで、何もせず脇(わき)からながめていること。 |
共存共栄 | きょうぞんきょうえい 二つ以上のものが共に生き、共に栄えること。 |
驚天動地 | きょうてんどうち 天地を驚かし動かすほど驚異となること。世間をあっと言わせること。類:撼天動地 |
強迫観念 | きょうはくかんねん 無理矢理、または強く迫(せま)られる思い。 |
器用貧乏 | きようびんぼう 器用であるがために他人に利用されたり、かえって一つのことに集中できずに損ばかりしていること。 |
興味索然 | きょうみさくぜん 興味が失われていくさま。物足りなくて面白みがない。 |
興味津々 | きょうみしんしん 非常に興味深く感じられること。「津々」はたえず湧(わ)き出るさまをいう。 |
虚々実々 | きょきょじつじつ 互いに策略(さくりゃく)を尽くし、相手のすきをねらいながら必死で戦うさま。互いの腹の中を探り合うという意味もある。 |
局外中立 | きょくがいちゅうりつ 戦争をしている国のどちらにも味方せず、援助もしないこと。 |
曲学阿世 | きょくがくあせい 主義主張を捨て、権力者や世間に迎合(げいごう)すること。「曲学」は「正しくない学問」、「阿」は「おもねる(相手の機嫌をとろうとする)」の意。 |
旭日昇天 | きょくじつしょうてん 朝日が天に昇ること。また勢いが盛んなようすのたとえ。 |
玉石混淆 | ぎょくせきこんこう よいものと悪いものが入り混じった状態。「玉石混交」とも書く。 |
虚心坦懐 | きょしんたんかい 心にわだかまりがなく素直な態度であること。 |
挙措進退 | きょそしんたい 日常のちょっとした動作。立ち居振舞い。 |
毀誉褒貶 | きよほうへん ほめたりけなしたりの世間の評判。 |
機略縦横 | きりゃくじゅうおう 臨機応変(りんきおうへん)の計略が自在に考案・運用できること。 |
議論百出 | ぎろんひゃくしゅつ さまざまな意見が戦わされること。類:議論沸騰、侃々諤々、甲論乙駁 |
金科玉条 | きんかぎょくじょう もっとも大切にして守らなければならない法律やきまり。類:金科玉律 |
欣喜雀躍 | きんきじゃくやく 雀(すずめ)がはねるように小躍りして大喜びすること。類:狂喜乱舞 |
謹厳実直 | きんげんじっちょく 慎(つつし)み深く、きわめてまじめで正直なこと。 |
金言名句 | きんげんめいく 珠玉(しゅぎょく)のいい言葉、名文句など。 |
勤倹力行 | きんけんりっこう 仕事・事業にはげみ、倹約(けんやく)し努力して物事を行うこと。 |
金口木舌 | きんこうぼくぜつ 優れた言論・出版などを通じて社会を教え導く人のこと。 |
緊褌一番 | きんこんいちばん 心を引き締め覚悟を決めてぶつかること。「緊褌」はふんどしを堅くしめること。 |
琴瑟相和 | きんしつそうわ 人と人、特に夫婦仲のむつまじいことのたとえ。類:比翼連理 |
金城湯池 | きんじょうとうち 金で造った城と熱湯をたたえた堀の意で、防御の堅い城のこと。類:金城鉄壁、難攻不落 |
勤皇攘夷 | きんのうじょうい 天皇を尊び、外国人を排斥(はいせき)すること。「勤皇」は「勤王」とも書く。「尊皇攘夷」ともいう。 |
金襴緞子 | きんらんどんす ぜいたくで高価な美しい織物。 |
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空前絶後 | くうぜんぜつご 過去にも将来にもないような珍しいこと。類:前代未聞 |
偶像崇拝 | ぐうぞうすうはい 偶像を宗教的な対象としてあがめ尊ぶこと。 |
空中楼閣 | くうちゅうろうかく 空中に楼閣を築くような、絵空事で根拠のない話や計画。 |
空理空論 | くうりくうろん 現実の役に立たない理論や理屈(りくつ)。類:空中楼閣、砂上楼閣 |
愚者一得 | ぐしゃいっとく 愚(おろ)か者でも、たまに名案を出すことがある。愚者の考えもよく聞くことが大事だ。類:千慮一得 |
苦尽甘来 | くじんかんらい 苦しい時が去って、やっと楽しい日が訪れること。類:一陽来復 |
苦心惨憺 | くしんさんたん 心を悩ませ苦しんで苦労、工夫を重ねること。類:粒粒辛苦 |
愚問愚答 | ぐもんぐとう 実りのないつまらない問答のこと。 |
君子豹変 | くんしひょうへん 態度や考えががらりと急変すること。君子(人格者)は間違いを改め善に移るのが早いこと。俗に、態度が急に悪く変わるときに使われる。 |
群集心理 | ぐんしゅうしんり 多くの人々の言動に同調する心の状態。 |
群盲評象 | ぐんもうひょうぞう 凡人が大人物や大事業を批判しても、その一部分だけにとどまって、全体の把握(はあく)、理解ができないということ。 |
群雄割拠 | ぐんゆうかっきょ 多くの実力者たちが対抗して争うさま。 |
軽挙妄動 | けいきょもうどう ろくに考えもせず軽率(けいそつ)に行動すること。 |
鶏口牛後 | けいこうぎゅうご 大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。 |
経世済民 | けいせいさいみん 世の中を治め、人民を救うこと。この言葉を略したのが「経済」。 |
軽佻浮薄 | けいちょうふはく 軽はずみで浅はかで落ち着きのないこと。類:軽率短慮 |
軽薄短小 | けいはくたんしょう 軽い、薄い、短い、小さい。 |
軽妙洒脱 | けいみょうしゃだつ 気がきいていて、さっぱりとしていること。軽快で妙味があり、気がきいて味があること。 |
鶏鳴狗盗 | けいめいくとう つまらないことしかできない人のたとえ。また、つまらないことでも何かの役に立つことがあるというたとえ。 |
月下氷人 | げっかひょうじん 男女の縁(えん)を取り持つ人。仲人(なこうど)。 |
減価償却 | げんかしょうきゃく 年数の経過によって減少する固定資産の価値を、各資産の耐用年数に応じて、各事業年度の費用に配分すること。 |
牽強付会 | けんきょうふかい 自分に都合のよい強引な理屈やこじつけのこと。 |
喧々囂々 | けんけんごうごう 大勢の人が口やかましく騒ぎ立てること。 |
拳拳服膺 | けんけんふくよう 心中つねに銘記(めいき)して忘れないこと。 |
言行一致 | げんこういっち 言葉と行動が一致すること。 |
乾坤一擲 | けんこんいってき のるかそるかの大勝負に出ること。 |
捲土重来 | けんどちょうらい 敗者、失敗者が勢いを盛り返してくること。 |
堅忍不抜 | けんにんふばつ 困難に耐えて、屈せず動ぜずがんばること。類:志操堅固 |
権謀術策 | けんぼうじゅっさく たくみに人をあざむくためのはかりごと。類:権謀術数 |
絢爛華麗 | けんらんかれい 華やか、豊か、立派できらきら輝くさま。 |
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行雲流水 | こううんりゅうすい 物事に執着(しゅうちゃく)することなく、自然のままに行動すること。類:一所不住 |
豪華絢爛 | ごうかけんらん ぜいたくで華やか、目がくらむほど美しいようす。類:絢爛華麗 |
効果覿面 | こうかてきめん 効(き)き目がその場ですぐにあらわれること。 |
傲岸不遜 | ごうがんふそん いばって他人を見下し、他人に従わないさま。類:傲慢無礼 |
厚顔無恥 | こうがんむち ずうずうしくて恥知らずなこと。 |
綱紀粛正 | こうきしゅくせい 規律を正し、政治の不正を除(のぞ)くこと。 |
好機到来 | こうきとうらい ちょうどよい機会がくること。類:時機到来 |
剛毅木訥 | ごうきぼくとつ 意志が強く何事にも屈せず、飾り気がなく口数が少ないこと。 |
巧言令色 | こうげんれいしょく 巧(たく)みな言葉と取りつくろった顔色。 |
口耳講説 | こうじこうせつ 聞きかじりの耳学問を、物知り顔ですぐ人に説くこと。浅薄(せんぱく)な学者、学識のたとえ。類:口耳之学 |
公私混同 | こうしこんどう 公の立場と私の立場をごっちゃにすること。 |
公序良俗 | こうじょりょうぞく 公共の秩序と善良な風俗・習慣。 |
広大無辺 | こうだいむへん 広く果てしないこと。「宏大無辺」とも。 |
巧遅拙速 | こうちせっそく 上手で遅いよりも、下手でも速いほうがいいということ。孫子の兵法のひとつ。 |
口誅筆伐 | こうちゅうひつばつ 言葉と文章で激しく批判、攻撃すること。 |
黄道吉日 | こうどうきちにち 何を行ってもうまくいくという日。類:大安吉日 |
口頭試問 | こうとうしもん その場で口頭で答えを述べる試験。 |
荒唐無稽 | こうとうむけい 根拠(こんきょ)がなく中身もない非現実的なこと。 |
広範多岐 | こうはんたき 範囲(はんい)が広く多方面にわたること。 |
公平無私 | こうへいむし 自分の利益にとらわれずに、全員を平等に扱って物事を行うこと。類:公明正大、無私無偏 |
豪放磊落 | ごうほうらいらく 度量(どりょう)が大きく小さな事にこだわらない人柄(ひとがら)。 |
公明正大 | こうめいせいだい 意志・言行が私心なく公平公正で、堂々としていること。類:公平無私、公正平等 |
紅毛碧眼 | こうもうへきがん 赤い毛髪で青い目の人、広く西洋人をさす。 |
甲論乙駁 | こうろんおつばく たがいに自分の意見を主張し論じ合い、なかなかまとまらないこと。 |
高論卓説 | こうろんたくせつ すばらしい意見や論説など。類:高論名説、名論卓説 |
孤影悄然 | こえいしょうぜん 孤独(こどく)でさびしそうなようす。 |
呉越同舟 | ごえつどうしゅう 仲の悪い人同士が同じ場所や境遇(きょうぐう)にいること。類:楚越同舟 |
狐疑逡巡 | こぎしゅんじゅん 疑(うたが)い深さのあまりなかなか決心がつかないこと。類:右顧左眄、遅疑逡巡 |
極悪非道 | ごくあくひどう このうえなく悪く、道義にはずれていること。類:悪逆非道 |
国威発揚 | こくいはつよう 国の威光(いこう)を輝かせ、高くあらわすこと。 |
国士無双 | こくしむそう 国内で二人といない立派ですぐれた人物。類:天下無双、古今無双 |
極楽往生 | ごくらくおうじょう 老人が安らかに死ぬこと。類:浄土往生 |
極楽蜻蛉 | ごくらくとんぼ 事の重大さをまったく考えない気楽なのんき者のこと。 |
孤軍奮闘 | こぐんふんとう 援軍もなく孤立(こりつ)して敵と必死に戦うこと。類:孤立無援 |
五穀豊穣 | ごこくほうじょう 穀物がよく実ること。類:豊年満作 |
古今東西 | ここんとうざい 昔も今も、東も西も、いつでもどこでも。 |
古今無双 | ここんむそう 昔から今まで、並び比べるもののないこと。類:古今無比、古今無類 |
虎視眈々 | こしたんたん 相手の隙(すき)につけこもうと機会をねらうさま。 |
後生大事 | ごしょうだいじ 大切に保持し保存すること。 |
古色蒼然 | こしょくそうぜん 見るからに古めかしく色あせたさま。類:古色古香 |
五臓六腑 | ごぞうろっぷ からだ全体。腹の中。心の中。 |
誇大妄想 | こだいもうそう 自分の現在の状態を、実際よりも大げさに想像して、それを事実のように信じこむこと。類:針小棒大 |
刻苦勉励 | こっくべんれい 非常に苦労して、努力し励(はげ)むこと。類:刻苦精励、刻苦勉学 |
骨肉相食 | こつにくそうしょく 肉親どうしが争うこと。 |
小春日和 | こはりびより 初冬のころの、春のように暖かい日和。 |
五風十雨 | ごふうじゅうう 気候が順調なこと。農業に都合(つごう)のよい気候。 |
鼓舞激励 | こぶげきれい 人を励まし元気を出させること。 |
孤立無援 | こりつむえん ひとりぼっちで誰(だれ)の助けも得られないこと。類:孤軍奮闘、四面楚歌 |
五里霧中 | ごりむちゅう あたりが深い霧の中で手がかりが皆無(かいむ)のさま。「五里夢中」は誤り。類:曖昧模糊、暗中模索 |
言語道断 | ごんごどうだん あまりのひどさ、悪さに言葉も出ないほどであること。もってのほかのこと。「言語同断」は誤り。 |
金剛不壊 | こんごうふえ 金剛石のように、とても堅(かた)くて決してこわれないこと。 |
今是昨非 | こんぜさくひ 過去のあやまちを今はじめて悟(さと)ること。今になって過去の誤りに気づくこと。 |
懇切丁寧 | こんせつていねい 親切でこまかく気配りのあること。 |
渾然一体 | こんぜんいったい 別々のものが混ざり溶け合って、お互いの区別がつかないほど一体になるさま。 |
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① 同じ漢字を重ねたもの
各々、点々、人々
② 似た意味の漢字を重ねたもの
永久、増加、尊敬
③ 反対または対になる意味の漢字を重ねたもの
有無、開閉、上下、左右
④ 上の漢字が下の漢字を修飾するもの
青空、会長、急増、親友
⑤ 下の漢字が上の漢字の目的語になっているもの
作文、通学、登山、負傷
⑥ 上の漢字が主語、下の漢字が述語になっているもの
国立、地震、頭痛、日没
⑦ 上に打消しの漢字がついたもの
非常、不安、無害、未来
⑧ 下に意味をつけ加える漢字などがついたもの
急性、公的、進化、当然
⑨ 長い熟語を二字に短縮したもの
国連、日銀、入試
① 漢字三字が並列のもの
衣食住、上中下、天地人
② 二字熟語の上に漢字一字がついているもの
大勝利、長期間、不公平
③ 二字熟語の下に漢字一字がついているもの
音楽家、男性的、日用品
① 漢字四字が並列のもの
花鳥風月、喜怒哀楽
春夏秋冬、前後左右
東西南北、老若男女
② 二字熟語が対等に組み合わさっているもの(類義語または対義語)
悪口雑言、異口同音
完全無欠、自問自答
深謀遠慮、有名無実
③二字熟語が他の二字熟語にかかるもの(主語・述語、修飾・被修飾などの関係)
安全地帯、意気消沈
自然現象、集団行動
主客転倒、世論調査
④その他(一字+三字、三字+一字、または故事成語や漢文が四字熟語になっているもの)
有頂天外、我武者羅
九十九折、二六時中
漁夫之利、蛍雪之功
圧巻
羹に懲りて膾を吹く
石に漱ぎ流れに枕す
一挙両得
井の中の蛙大海を知らず
雨だれ石を穿つ
烏合の衆
遠交近攻
温故知新
会稽の恥
隗より始めよ
臥薪嘗胆
火中の栗を拾う
画竜点睛
邯鄲の夢
完璧
管鮑の交わり
間髪をいれず
疑心暗鬼
木に縁りて魚を求む
杞憂
牛耳を執る
窮鼠猫を嚙む
玉石混淆
漁夫の利
鶏口となるも牛後となるなかれ
傾城
蛍雪の功
逆鱗に触れる
月下氷人
紅一点
捲土重来
呉越同舟
虎穴に入らずんば虎子を得ず
五十歩百歩
五里霧中
塞翁が馬
先んずれば人を制す
四面楚歌
守株
出藍の誉れ
助長
水魚の交わり
推敲
杜撰
折檻
切磋琢磨
千里眼
大器晩成
太公望
大同小異
他山の石
蛇足
断腸の思い
竹馬の友
朝三暮四
登竜門
蟷螂の斧
怒髪天を衝く
虎の威を借る狐
泣いて馬謖を斬る
鳴かず飛ばず
背水の陣
白眼視
白眉
破天荒
馬耳東風
ひそみに倣う
髀肉の嘆
百聞は一見に如かず
覆水盆に返らず
刎頸の交わり
矛盾
明鏡止水
孟母三遷
羊頭狗肉
李下に冠を正さず
和して同ぜず
(孔子像)
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