(難しい熟語もふくまれています。中学受験生は青色文字の語を絶対に覚えましょう)
大安吉日 | たいあんきちじつ 物事を行うのに最も縁起(えんぎ)のよいという日。 |
大快人心 | たいかいじんしん 世間の人々を愉快・痛快な気分にざせること。 |
大喝一声 | たいかついっせい 大きな声でどなりつけること。 |
大願成就 | たいがんじょうじゅ 大きな願いがかなえられること。 |
大器小用 | たいきしょうよう 立派(りっぱ)な人をつまらない立場においてつまらない仕事をさせること。 |
大器晩成 | たいきばんせい 大人物は才能が現れるのは遅(おそ)いが、晩年(ばんねん)になって大成する。 |
大義名分 | たいぎめいぶん 守るべき行為の基準、理由づけ。 |
大言壮語 | たいげんそうご できもしないのに大きなことを言うこと。また、その言葉。 |
泰山北斗 | たいざんほくと その道で最も仰(あお)ぎ尊ばれる人。「泰山」は中国の名山、「北斗」は北斗七星。 |
大死一番 | だいしいちばん 死んだつもりで事にあたること。 |
大所高所 | たいしょこうしょ 広い視野(しや)、高い見地から物事を見ること。 |
泰然自若 | たいぜんじじゃく 何があってもあわてず騒(さわ)がず、ゆったりとして動じないこと。類:神色自若 |
大胆不敵 | だいたんふてき 度胸(どきょう)がすわっていて敵を全く恐れないこと。類:剛胆不敵 |
大同小異 | だいどうしょうい 大体は同じで細かい部分が少し異なること。似たり寄ったりで大差がないこと。 |
大同団結 | だいどうだんけつ 少しのちがいはあるが、大筋(おおすじ)でまとまること。 |
大兵肥満 | だいひょうひまん 太っていて体が大きい男性のこと。 |
台風一過 | たいふういっか 台風が一気に通り過ぎること。 |
大欲非道 | たいよくひどう 欲が深くて、慈悲(じひ)人情のないこと。 |
多岐亡羊 | たきぼうよう 方針がいろいろあって、どうしてよいか迷うこと。 |
択言択行 | たくげんたくこう 立派な言動のこと。 |
多言数窮 | たげんすうきゅう 口数が多いと、かえって言葉に行き詰まることが多いこと。 |
多士済済 | たしせいせい すぐれた人材が豊富であること。 |
多事多端 | たじたたん 仕事や処理すべき事が多く、忙(いそが)しいこと。 |
多事多難 | たじたなん 事件、トラブル、困難な問題が続出すること。 |
多種多様 | たしゅたよう 種類が多いこと。いろいろ。さまざま。 |
多情多恨 | たじょうたこん 物事に感じやすく、恨(うら)んだり悲しむことが多いさま。愛情も強いが恨(うら)みの心も強いこと。 |
他力本願 | たりきほんがん 他人まかせ。自分で努力をしないで他人の力を当てにすること。 |
暖衣飽食 | だんいほうしょく 物質的に不自由のない満ち足りた生活。 |
断崖絶壁 | だんがいぜっぺき 険しく切り立ったがけ。 |
単純明快 | たんじゅんめいかい はっきりしていてわかりやすいこと。 |
男尊女卑 | だんそんじょひ 男は偉くて女は卑(いや)しいという考え方や態度。 |
胆大心小 | たんだいしんしょう 大胆で、しかも細心の注意をはらうこと。細心にして大胆。 |
単刀直入 | たんとうちょくにゅう 前置きなしに、いきなり話の本題に入ること。「一振りの太刀で、ずばっと切り込むこと」がもとの意味。「短刀」は誤り。 |
短慮軽率 | たんりょけいそつ 思慮が足りず、軽はずみなこと。 |
談論風発 | だんろんふうはつ 三つのものが一つに結びつくこと。議論や会話が活発に行われること。 |
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知育偏重 | ちいくへんちょう 知育・徳育・体育という教育の三要素のうち、知育のみを重んじること。 |
治外法権 | ちがいほうけん ある国内にいながら、その国の法律や統治権の支配を受けない特権。 |
遅疑逡巡 | ちぎしゅんじゅん いつまでも疑い、決断せずに躊躇(ちゅうちょ)すること。 |
知己朋友 | ちきほうゆう 互いに相手のことをよく理解している、親密な友人。「朋友知己」とも。 |
知行合一 | ちこうごういつ 真に知ることは必ず実行が伴わなければならず、知と行とは表裏一体(ひょうりいったい)で別ものではないこと。 |
知者不言 | ちしゃふげん 物事の道理をわきまえる真の知識者は、軽々しく多くを語らないということ。 |
魑魅魍魎 | ちみもうりょう 山野に棲(す)むさまざまな妖怪(ようかい)たちの総称。 |
着眼大局 | ちゃくがんたいきょく ものごとを全体として大きくとらえること。 |
忠君愛国 | ちゅうくんあいこく 君に忠誠をつくし、国を愛すること。 |
忠言逆耳 | ちゅうげんぎゃくじ 忠告は聞きにくいものだが、自分にとって真にためになるということ。 |
知勇兼備 | ちゆうけんび 知恵と勇気をどちらも兼ね備えていること。 |
中途半端 | ちゅうとはんぱ 物事がきちんとしない、徹底(てってい)しないこと。 |
中肉中背 | ちゅうにくちゅうぜい 太ってもなくやせてもいない肉づきで、高くもなく低くもない背たけ。 |
昼夜兼行 | ちゅうやけんこう 昼も夜も休みなく物事を行うこと。類:不眠不休 |
朝三暮四 | ちょうさんぼし 目先の違いにこだわって、結果が同じになることに気づかないこと。うまく話をして他人をごまかすこと。 |
長生不死 | ちょうせいふし 長生きして死なない。長生きして衰えない。 |
朝生暮死 | ちょうせいぼし きわめて短命なことのたとえ。 |
丁々発止 | ちょうちょうはっし はげしく議論をたたかわすようす。 |
跳梁跋扈 | ちょうりょうばっこ 好ましくない奴(やつ)が好き勝手に動き回ること。 |
朝令暮改 | ちょうれいぼかい 命令や法規が次々に変わって一定しないこと。朝に命令を下して、夕方にそれを改めること。類:朝改暮変・朝変暮改 |
直言直筆 | ちょくげんじきひつ 遠慮(えんりょ)なく言い、ありのままに書くこと。 |
直情径行 | ちょくじょうけいこう 自分の感情のおもむくままに行動すること。 |
猪突猛進 | ちょとつもうしん 目標に対して、向こう見ずに突き進むこと。 いのししが突進するのにたとえていう。 |
沈魚落雁 | ちんぎょらくがん これ以上の美人はこの世にいないというたとえ。魚や雁 がん も恥じらって、身を隠すほどの美人。 |
沈思黙考 | ちんしもっこう 沈黙(ちんもく)して深く静かに考えること。 |
沈着冷静 | ちんちゃくれいせい 落ち着いていて物事に動ぜず冷静であること。 |
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追善供養 | ついぜんくよう 故人の死後の幸福を祈って行う供養。 |
津々浦々 | つつうらうら 国中のあらゆる港や海岸。全国各地いたるところ。 |
九十九髪 | つくもがみ 老女の白髪をいう。 |
九十九折 | つづらおり ツヅラのつるのように、山道などがはなはだしく曲がりくねっていること。 |
適材適所 | てきざいてきしょ 人を、その才能や実力にふさわしい地位や任務につけること。 |
適者生存 | てきしゃせいぞん 環境に適したものが生き残り、適さないものは淘汰(とうた)され滅びること。 |
鉄心石腸 | てっしんせきちょう 鉄や石のように堅固(けんご)な精神、強い意志のたとえ。どんなことにも動じない心。 |
徹底抗戦 | てっていこうせん 相手にとことん手向かって戦うこと。 |
徹頭徹尾 | てっとうてつび 最初から最後まで。どうしても。 |
手前味噌 | てまえみそ 自分で自分のことをほめること。 |
手練手管 | てれんてくだ 人をだまし丸め込む手段や技巧(ぎこう)のこと。 |
天衣無縫 | てんいむほう 人の性格の飾(かざ)り気がないこと。わざとらしさがないこと。 |
天涯孤独 | てんがいこどく 身寄(みよ)りがこの世にひとりもいないこと。 |
天下泰平 | てんかたいへい 世間に争いごとがなく平和でよく治まっていること。 |
天下無敵 | てんかむてき 世の中に並び比べる者がいないほど、強いこと。 |
電光石火 | でんこうせっか いなずまや火打石の火のひらめきのように、行動などが非常に素早いようす。 |
天真爛漫 | てんしんらんまん 自然のままで明るく無邪気(むじゃき)なさま。類:天衣無縫 |
天地開闢 | てんちかいびゃく この世のはじまり、世界の開けはじめ。 |
天地神明 | てんちしんめい 天と地のすべての神々。 |
天地無用 | てんちむよう 荷物で、上下を逆にするなという、注意を表す言葉。 |
天罰覿面 | てんばつてきめん 天の下す罰がすぐにあらわれること。 |
天変地異 | てんぺんちい 自然界でおこる異変、とくに自然災害。 |
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当意即妙 | とういそくみょう その場その場に応じてすばやく機転(きてん)をきかせること。類:臨機応変 |
同工異曲 | どうこういきょく 違っているようであるが大体は同じなこと。もとは「わざは同じでも趣に違いが出ている」の意だったが、現在では「焼き直し」の意味で使われることが多い。類:大同小異・五十歩百歩 |
桐始結花 | とうしけっか 「桐始めて花を結ぶ」と訓読みする。七十二候の一つで二十四節気の大暑の初候にあたる。7月23~27日ごろに相当する。5月ごろに花をつけた桐が実を結ぶころ、という意味。 |
同床異夢 | どうしょういむ 仲間でも目的や考え方がちがうこと。 |
当代随一 | とうだいずいいち 現代でもっともすぐれた第一人者のこと。 |
当代無双 | とうだいむそう この時代に並ぶ者がいない第一等の人。 |
道聴塗説 | どうちょうとせつ 道で聴いたことをすぐ話す。人の考えの浅(あさ)はかな受け売り。 |
東奔西走 | とうほんせいそう 東に西に忙しく駆けずりまわること。類:南船北馬 |
得意淡然 | とくいたんぜん 得意な局面でも淡々(たんたん)とごく自然であれ、の意。 |
得意満面 | とくいまんめん 得意げなようすが顔全体にあらわれていること。 |
読書三到 | どくしょさんとう 読書に大切だとされる三つの心得(こころえ)。目でよく見、声に出して読み、心を集中して読む。 |
読書三余 | どくしょさんよ 勉強や読書に適した三つの余暇(よか)のこと。冬と夜と雨。 |
読書尚友 | どくしょしょうゆう どの時代、どの国の書物も、夢中になって読めば、作者の生き生きとした息吹きが伝わってくる。 |
独断専行 | どくだんせんこう 自分だけの判断で勝手に行動すること。 |
特筆大書 | とくひつたいしょ 特に大きく書く、特に強調すること。 |
独立自尊 | どくりつじそん 独立して自らの人格と威厳(いげん)を保つこと。 |
独立独歩 | どくりつどっぽ 組織に属さずひとりで判断し行動すること。類:独立独行 |
徒手空拳 | としゅくうけん 自分以外に頼るものがないさま。 |
左見右見 | とみこうみ あっちを見たりこっちを見たりすること。 |
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