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試験に出る古文単語

入試や定期試験によく出る単語を厳選しました。直前の確認にお役立てください!
動詞形容詞形容動詞副詞 / 名詞

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名詞(人に関するもの)

一の人 ①摂政・関白または太政大臣・左大臣の異称。②世の中で最高の人
内(うち) ①宮中。②天皇
上(うへ) ①宮中。②天皇。上皇
上の男(うへのをのこ) ①殿上人
男(をとこ) ①男性。成年に達した若い男子。②夫。③出家していない男性
大臣(おとど) ①大臣・公卿などの敬称
男(をのこ) ①一般の男性。②男の子、息子。③殿上人
北の方(かた) ①貴族の正妻の敬称。奥方
上達部(かんだちめ) 摂政、関白、太政大臣、左大臣、右大臣、内大臣、大納言、中納言、参議、及び三位以上の人の総称。 参議は四位であるがこれに準ぜられた。
君(きみ) ①主人。②天皇、君主。③あなた
際(きは) ①身分
公達(きんだち) 「君達」とも書く。
①上流貴族の子弟(男女とも)。②平家の子弟
公卿(くぎゃう) ①公(こう)(=大臣)と卿(けい)(=大納言・中納言・参議・三位以上の官人)との称
下衆(げす) ①身分が低い者。②使用人。召使
兄(このかみ) ①兄または姉。②年上の人。③多くの人の上に立つ人
斎宮(さいぐう) ①伊勢神宮に仕えた未婚の内親王または女王
里人(さとびと) ①宮仕えをしない民間人。②宮仕えを休んでしばらく自宅にいる人。③田舎の人
上衆(じゃうず) ①身分が高い人⇔下衆(げす)
太郎(たらう) ①長男。②いくつかあるものの最初のものを言う語
地下(ぢげ) ①清涼殿に昇殿を許されない官人。②一般庶民のこと
司・官(つかさ) ①役人。②役所。③官位。官職
殿上人(てんじゃうびと) ①天皇の日常生活の場である清涼殿の殿上間に昇ること(昇殿)を許された者(三位以上は原則全員、四位・五位の一部)の中から公卿を除いた四位以下の者
東宮・春宮(とうぐう) ①皇太子の尊称。②皇太子の宮殿
舎人(とねり) ①皇族や貴族に仕え、警備や雑用などに従事していた者。②牛使い
女御(にょうご) ①中宮の次に位し、天皇の寝所に侍した高い身分の女官
女房(にょうぼう) ①宮中に部屋を賜って住んだ、身分の高い女官。②貴族に仕える侍女
聖(ひじり) ①高徳の僧。②聖人。③天皇の敬称
客人(まらうと) ①客
行幸(みゆき) ①天皇の外出。(「御幸」は上皇・法皇・女院の場合)
乳母(めのと) ①乳母(うば)

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名詞(仏教・学芸に関するもの)

有職・有識(いうそく) ①物知り。学者。②諸芸に秀でた人。③朝廷の儀式・先例などに関する知識・学問。また、それに通じている人
一期(いちご) ①一生の間。一生涯
因果(いんぐゎ) ①すべての現象には原因があって結果が起こるという法則を示す語。②前世に行った業の報い
おこなひ ①仏道の修行。仏前の勤行。
堪能(かんのう)  ①深くその道に通じること。器用。上手
際(きは) ①身分。家柄。②程度。③端(はし)。④あたり
功徳(くどく)  ①すぐれた結果を招くよい行い
腰折歌(こしをれうた) ①上の句と下の句がつながらない下手な和歌。②自作の和歌の謙称
才(ざえ) ①学問(とくに漢学)。教養。 ②学問的な才能。
験(しるし) ①神仏の霊験。御利益。②目じるし。
消息(せうそこ) ①手紙。伝言。②訪れること。案内や取次を頼むこと
先達(せんだつ) ①自分より先に道に達すること。また、すでに達した人。②勤行を積み、峰入りのときなど、同行の先導となる修験者。③指導者
僧都(そうづ) ①僧正に次ぐ僧官
玉梓(たまづさ) ①手紙。②使い
情け ①人情。②風流がわかる心
風雅(ふうが) ①漢詩・和歌の道。②芭蕉一門において俳諧のこと。③風流
文(ふみ) ①手紙。②書物。③漢詩文。④学問
水茎(みづくき) ①毛筆。②筆跡。③手紙
雅(みや)び ①優雅で上品なこと。②風流
冥加(みゃうが) ①人知れず神仏から加護されること。その利益。

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名詞(行動・思考・感覚に関するもの)

愛敬(あいぎゃう) ①可愛らしく優しい魅力。②深く優しい思いやり。③結婚
遊び(あそび) ①管弦(音楽)の遊び。詩歌を作ったりすること。
案内(あない) ①訪問して取次を頼むこと。②文書の内容や物事の事情
予まし(あらまし) ①予定。計画すること。②一部始終。概略。③おおよそ。ひととおり
饗応(あるじ)  ①主人。②人をもてなすこと。ごちそうすること
今様(いまやう) ①現代ふう。当世ふう。②現代。当世
現し心(うつしごころ) ①しっかりした気持ち。本心
怠り(おこたり) ①怠けること。②過失
覚(おぼ)え ①覚えていること。記憶。②技術に自信があること
託言(かごと) ①ぐち。②言い訳
絆(きづな) ①切ることのできない愛情
草枕(くさまくら) ①旅寝、②旅
気色(けしき) ①人の様子。②事情。③意向。考え。
心劣り(こころおとり) ①予想よりも実際が劣って感じられること。⇔心まさり
心尽くし(こころづくし) ①物思いをして、いろいろと気をもむこと。
理(ことわり) ①ものの道理。②理由。
性(さが) ①性質。②習慣
賢しら(さかしら) ①利口ぶること
沙汰(さた) ①取り決めること。②理非を論じ定めること。②役所などによる裁定
静心(しづごころ) ①静かに落ち着いた心
品(しな) ①身分。②品性
荒び・進び・遊び(すさび) ①(ある方向に)心がすすむこと。②気の向くままにすること。なぐさみ
虚言・空言(そらごと) ①うそ
方便(たづき) ①手段。②生活の手段
魂(たましひ) ①霊魂。②精神。思慮。才気。②素質
契り(ちぎり) ①約束。前世からの約束。②夫婦の縁
僻事(ひがごと) ①事実とちがったこと。間違い。②道理にはずれた行為
人遣り(ひとやり) ①自らではなく他人から無理にさせられること
本意(ほい) ①本来の意志。本来の目的、もとからの望み
もののあはれ ①しみじみとした趣。人間らしい情愛
縁(ゆかり) ①縁。関係。関係者
由・因(よし) ①理由。②手段。③事の次第、④風情
由無し事(よしなしごと) ①とりとめもないこと。つまらないこと
喜び・悦び(よろこび) ①祝い事。②国司などの任官。②お礼をすること

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名詞(その他)

県(あがた) ①地方官の任国。②地方。田舎
有明(ありあけ) ①月が空にあるままで夜が明けようとするころ。②夜が明けてまだ空に残っている月
十六夜(いざよひ)の月 ①陰暦16日の月
憂き世(うきよ) ①(苦しくつらい)この世の中。現世
現(うつつ) ①現実。生きている状態。②眠っていない状態。目が覚めているさま。③気の確かな状態。正気。本心。
大殿(おとど) ①御殿。貴人の邸宅
公(おほやけ) ①皇居。②天皇、皇后。③朝廷
影(かげ) ①光。②姿。形。③面影。
雲井・雲居(くもゐ) ①空。②雲。③宮中。④遠く離れた所。⑤みやこ
後世(ごせ) ①来世。②来世の安泰
去年(こぞ) ①去年、②昨夜
障子(さうじ) ①ふすま
標・印・証・験(しるし) ①目じるし。②証拠となるもの
里(さと) ①宮中に仕える人の自宅。②山里
玉の緒(たまのを) ①玉を抜きとおすひも。②命。③短いことのたとえ
頼り・便り(たより) ①頼み。②機会。③方便。手段。つて
ついで ①順序。②機会
月影(つきかげ) ①月の光。月明り。②月の光に映し出された物の姿
つとめて ①早朝。②(前夜に何かがあって)その翌朝
局(つぼね) ①宮殿内で、それぞれ別に仕切られている部屋。またその部屋を持つ女官の称
年頃(としごろ) ①数年の間。②長年の間。
日頃(ひごろ) ①数日
古里・故郷(ふるさと) ①以前に住んでいた所。②以前によく通った所。③旧都
絆(ほだし) ①差しさわりになるもの。足手まとい
馬手(めて) ①右の方。②右手 ⇔弓手(ゆんで)
望月(もちづき) ①陰暦15日の月。満月
山(やま) ①比叡山またはそこにある延暦寺
夕月夜(ゆふづくよ・ゆふづきよ) ①夕方に出てほどなく沈む月。②月が出ている夕方
世の中 ①男女の仲。夫婦仲。②この世。③世間。④身の上

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旧国名

安芸 あき(広島)
安房 あわ(千葉)
阿波 あわ(徳島)
淡路 あわじ(兵庫)
伊賀 いが(三重)
壱岐 いき(長崎)
伊豆 いず(静岡・東京)
和泉 いずみ(大阪)
出雲 いずも(島根)
伊勢 いせ(三重)
因幡 いなば(鳥取)
伊予 いよ(愛媛)
磐城 いわき(福島・宮城)
岩代 いわしろ(福島)
岩見 いわみ(島根)
羽後 うご(秋田・山形)
羽前 うぜん(山形)
蝦夷 えぞ(北海道)
越後 えちご(新潟)
越前 えちぜん(福井)
越中 えっちゅう(富山)
近江 おうみ(滋賀)
大隅 おおすみ(鹿児島)
隠岐 おき(島根)
尾張 おわり(愛知)

甲斐 かい(山梨)
加賀 かが(石川)
上総 かずさ(千葉)
河内 かわち(大阪)
紀伊 きい(和歌山・三重)
上野 こうずけ(群馬)

相模 さがみ(神奈川)
薩摩 さつま(鹿児島)
佐渡 さど(新潟)
讃岐 さぬき(香川)
信濃 しなの(長野)
志摩 しま(三重)
下総 しもうさ(千葉・茨城)
下野 しもつけ(栃木)
周防 すおう(山口)
駿河 するが(静岡)
摂津 せっつ(大阪・兵庫)

但馬 たじま(兵庫)
丹後 たんご(京都)
丹波 たんば(京都・兵庫)
筑後 ちくご(福岡)
筑前 ちくぜん(福岡)
対馬 つしま(長崎)
遠江 とおとうみ(静岡)
土佐 とさ(高知)

長門 ながと(山口)
能登 のと(石川)

播磨 はりま(兵庫)
肥後 ひご(熊本)
肥前 ひぜん(佐賀・長崎)
備前 びぜん(岡山)
飛騨 ひだ(岐阜)
常陸 ひたち(茨城)
備中 びっちゅう(岡山)
日向 ひゅうが(宮崎)
備後 びんご(広島)
豊前 ぶぜん(福岡・大分)
豊後 ぶんご(大分)
伯耆 ほうき(島根)

三河 みかわ(愛知)
美濃 みの(岐阜)
美作 みまさか(岡山)
武蔵 むさし(東京・埼玉・神奈川)
陸奥 むつ(青森・岩手)

山城 やましろ(京都)
大和 やまと(奈良)

陸前 りくぜん(宮城・岩手)
陸中 りくちゅう(岩手・秋田)
琉球 りゅうきゅう(沖縄)

若狭 わかさ(福井)

 

類義語

いときなし(幼きなし)
いはけなし(稚けなし)

ゐやなし
なめし

うちつけなり
とみなり

うつしごころ(現し心)
うつつごころ(現心)

うとまし(疎まし)
おどろおどろし
むくつけし

うべうべし(宣宣し)
げにげにし

おとなし
むねむねし

おもほす(思ほす)
おもほしめす
おぼしめす

かしづく
いつく

こころもとなし
おぼつかなし

こころやすし(心安し)
うしろやすし

ごせ(後世)
後(のち)の世

さとぶ(里ぶ)
ひなぶ(鄙ぶ)

すだく(集く)
つどふ(集ふ)

そこはかとなし
すずろなり

たどたどし
たづたづし

なべて
なのめならず

はぐくむ
うしろみる
かしづく

ひたぶるなり(一向なり)
せちなり(切なり)

ひねもす(終日)
ひとひ(一日)

みそなはす
御覧ず

宮人
大宮人

やまがつ(山賤)
そまびと(杣人)

ゆかり
えにし

ゆくりなし
うちつけなり