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現代文の重要語句

あ行か行/さ行/た行な行は行ま行~

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さ行

猜疑(さいぎ)

他人をねたんだり疑ったりすること。

歳時記(さいじき)

俳句の季語を集めて四季ごとに分類、解説した本。一年中の行事や自然、風物を記した本。

錯誤(さくご)

認識がかみ合わない状態になっていること。

些事(さじ)

ささいな事。つまらない事。

沙汰(さた)

①物事の処理。裁定。〔用例〕地獄の沙汰も金次第。②通知。命令。指示。〔用例〕沙汰があるまで待て。③便り。知らせ。音信。〔用例〕このところ何の沙汰も無い。④話題として取り上げること。うわさにすること。〔用例〕取り沙汰。⑤問題となるような事件、行為。〔用例〕表沙汰。

蹉跌(さてつ)

つまずくこと。失敗。〔用例〕青春の蹉跌

瑣末(さまつ)

わずかなこと。ささいなこと。「些末」とも書く。

残滓(ざんし)

残りかす。「滓」は「かす」のこと。

暫時(ざんじ)

しばらく。少しの間。〔用例〕暫時の猶予を乞う。

暫定(ざんてい)

確定するまで仮に一時的に決めること。

恣意(しい)

自分勝手な気持ち、考え。

自我(じが)

自分自身。自己主張。行動や意識の主体。他者や外界から区別して意識される自分。

弛緩(しかん)

ゆるむこと。緊張

忸怩(じくじ)

深く恥じ入るさま。 〔用例〕内心忸怩たるものがある。

示唆(しさ)

それとなくほのめかすこと。 〔用例〕示唆を与える。示唆に富む。

思索(しさく)

論理的に考えること。

自恃(じじ)

自分自身をたのみとすること。「自負」と同義。

市井(しせい)

(昔、井戸のある場所に人が集まり、市を開いたことから)人が多く集まっているところ。俗世間。

事大主義(じだいしゅぎ)

強いものにつき従って、わが身の維持・安全を保とうとする態度。

シチュエーション (英)situation

状況。局面。

桎梏(しっこく)

自由を束縛するもの。「桎」は「足かせ」、「梏」は「手かせ」の意味。

シニカル (英)cynical

皮肉な。冷ややかな。

諮問(しもん)

一定の機関や有識者に、ある問題について尋ね意見を求めること。

洒脱(しゃだつ)

さっぱりしていて俗気がないこと。

秀逸(しゅういつ)

他のものより一段と優れていること。

修辞(しゅうじ)

言葉を有効に使って、うまく美しく表現すること。レトリック。〔用例〕修辞法

収斂(しゅうれん)

散在しているものをとりまとめること。「斂」は「おさめる」の意味。

珠玉(しゅぎょく)

美しいもの。尊いもの。すばらしいもの。 〔用例〕珠玉の言葉。

首肯(しゅこう)

もっともだと認めて賛成すること。

主宰(しゅさい)

中心となって人々をまとめ、物事を行うこと。「主催」は、中心となって催し物をすること。

呪縛(じゅばく)

心を圧迫して動けなくすること。「呪」は「まじない・のろう」、「縛」は「しばる」の意味。

旬日(じゅんじつ)

十日間。

逡巡(しゅんじゅん)

ためらうこと。躊躇(ちゅうちょ)すること。

憧憬(しょうけい)

あこがれ。あこがれること。「どうけい」は慣用読み。

上梓(じょうし)

書物を出版すること。

饒舌(じょうぜつ)

口数が多すぎること。おしゃべり。寡黙(かもく)

悄然(しょうぜん)

しょんぼりしたさま。

常套(じょうとう)

ありふれたこと。ありきたり。〔用例〕こういう場合の常套手段。

焦眉(しょうび)

(火がまゆげを焦がすほどに)危難が迫ること。「焦眉の急」という慣用句がある。

従容(しょうよう)

ゆったりとして落ち着いたようす。〔用例〕従容として死を迎える。

庶幾(しょき)

こいねがうこと。「庶」も「幾」もともに「ねがう」の意味。

食言(しょくげん)

一度口から出た言葉を再び口に戻す意で、約束や前言を破ること。

所作(しょさ)

しぐさ。ふるまい。

所詮(しょせん)

結局。つまり。つまるところ。

所与(しょよ)

他から与えられること。〔用例〕所与の条件。

熾烈(しれつ)

勢いが盛んではげしいこと。「熾」は「火の勢いが強い」意味。

ジレンマ (英)dilemma

進退きわまること。苦しい立場。板ばさみ。

箴言(しんげん)

教訓・いましめの短いことば。格言。

真骨頂(しんこっちょう)

それが本来もっている真価をよく現わしている姿。

真摯(しんし)

まじめでひたむきなこと。

斟酌(しんしゃく)

事情をくみとり、ほどよくとりはからうこと。

辛辣(しんらつ)

(味がひりひりと辛い意味から)非常に手厳しいこと。

数奇(すき/すうき)

「すき」と読むと「風流の道。また、それを好むこと」の意味。「すうき」と読むと「ふしあわせ。不運」の意味。

杜撰(ずさん)

出版物などに誤りが多いこと。いいかげん。〔用例〕杜撰な工事。

ストイック (英)stoic

禁欲的で感情に動かされず、苦楽を超越する人やそのようす。

寸毫(すんごう)

きわめてわずかなこと。〔用例〕寸毫の隙もない。

脆弱(ぜいじゃく)

もろくて弱いこと。 〔用例〕脆弱な体質。

碩学(せきがく)

大学者。「碩」は「大きい、偉大である」の意味。

寂寥(せきりょう)

ものさびしいこと。〔用例〕寂寥感/寂寥とした冬景色。

絶唱(ぜっしょう)

①この上なくすぐれた詩歌。〔用例〕万葉集中の絶唱。②感情をこめ、夢中になって歌うこと。〔用例〕国歌を絶唱する。

折衷(せっちゅう)

異質のものをほどよく調和させること。二つのものの中間をとる。

刹那(せつな)

瞬間。〔用例〕顔をあわせた刹那、彼の心中のすべてを察した。

拙劣(せつれつ)

非常につたないこと。巧妙〔用例〕拙劣な文章。

僭越(せんえつ)

身分を越えて出過ぎたことをすること。〔用例〕僭越ではありますが。

善後策(ぜんごさく)

後あとしこりを残さないような後始末の方策。〔用例〕善後策を講じる。

漸次(ぜんじ)

〔副詞〕だんだん。しだいに。〔用例〕老齢人口が漸次増加する。

漸増(ぜんぞう)

次第に増えること。漸減

先入観(せんにゅうかん)

実際にその物事を見聞きする以前に、あらかじめつくりあげられている固定的な見解や観念。「先入見」「先入主」も同義。

羨望(せんぼう)

うらやましく思うこと。「羨」は「うらやむ・うらやましい」の意味。

戦慄(せんりつ)

恐ろしくてふるえおののくこと。「戦」は「たたかう」のほかに「おののく」の意味がある。「戦慄かす」は「わななかす」と読む。

造化(ぞうか)

万物を創造し育てること。もしくは、その主。〔用例〕造化の神。

造詣(ぞうけい)

学問・技術などに深く通じ、広い知識とすぐれた見識をもっていること。〔用例〕古典文学に造詣が深い。

相好(そうごう)

顔つき。表情。「相好を崩す」は、にこやかな表情になる、顔をほころばせる、の意。〔用例〕孫の顔を見て相好を崩す。

相克(そうこく)

互いに相容れない二つのものが争うこと。〔用例〕理性と感情が相克する。

相殺(そうさい)

差引して解消すること。 〔用例〕借入金と預金を相殺する。

相対(そうたい)

向き合っていること。相互に関係しあっていて、互いに相手を切り離しては成り立たないこと。絶対

遡及(そきゅう)

過去にさかのぼって効力を及ぼすこと。〔用例〕刑罰の不遡及。

齟齬(そご)

くいちがい。「上下の歯がかみ合わない」という意味。〔用例〕両者の意見に齟齬をきたす/計画が齟齬する。

粗忽(そこつ)

そそっかしいこと。〔用例〕粗忽なふるまい。

咀嚼(そしゃく)

よくかみ砕くこと。十分に理解し味わうこと。

そらんじる

暗記する。〔用例〕歌詞をそらんじる。

遜色(そんしょく)

他と比べて劣っていること。〔用例〕入賞作品に比べても遜色のない出来栄えだ。

忖度(そんたく)

推量。推察。〔用例〕相手の気持ちを忖度する。

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た行

体系(たいけい)

個々の要素が集まって構成されたグループ。〔用例〕言語体系

醍醐味(だいごみ)

①牛や羊の乳から作った濃厚な甘い液の味。 ②何ものにもかえられない妙味、楽しさ。〔用例〕釣りの醍醐味を味わう。

対峙(たいじ)

対立するものが向かい合うこと。

対蹠的(たいしょてき)

あることに対して反対であること。

ダイナミズム (英)dynamism

力強さ。活力。〔用例〕民衆運動のダイナミズム。

たけなわ

真っ最中。物事がいちばん盛り上がっている時。

たたずまい

立っている様子。転じて、ものの姿。ありさま。

端的(たんてき)

てっとりばやいさま。直接にはっきり言うさま。「端」は「まっすぐで偏らない」、「的」は「明らか」の意味。

耽溺(たんでき)

よくないことにふけりおぼれること。「耽(ふけ)り溺(おぼ)れる」と訓読する。

知己(ちき)

自分の心をよく知っている友人。親友。知人。「己(おのれ)を知る」の意味。

逐一(ちくいち)

〔副詞〕いちいち。一つ一つ。

逐次(ちくじ)

〔副詞〕順序を追って次々に。「順次」と同義。

知悉(ちしつ)

知り尽くすこと。「悉」は「ことごとく」の意味。〔用例〕事情を知悉している。

紐帯(ちゅうたい)

紐(ひも)と帯(おび)。二つのものを結びつける大切なもの。

鳥瞰(ちょうかん)

高い場所や空中から見下ろすこと。「俯瞰」は類義語。

兆候(ちょうこう)

前ぶれ。きざし。「徴候」とも書く。

寵児(ちょうじ)

もてはやされる人。「時代の寵児」という慣用句がある。

跳梁(ちょうりょう)

悪いものがのさばること。「横行」は類義語。

直裁(ちょくさい/ちょくせつ)

すぐに裁断を下すこと。まわりくどくないこと。「ちょくさい」は慣用読み。〔用例〕直截な処置/簡明直截な表現。

椿事(ちんじ)

思いがけない出来事。珍しい出来事。

通念(つうねん)

一般的に浸透している考え。

痛痒(つうよう)

苦痛。

夙(つと)に

〔副詞〕早くから。前々から。朝早く。幼いころから。

低徊(ていかい)

物思いにふけりながら行ったり来たりすること。

庭訓(ていきん)

家庭教育。

鼎談(ていだん)

三人で向かい合って話をすること。またその話。三者会談。

デカダン (仏)decadent

道徳や秩序を軽視する、退廃的・堕落的な傾向。

デッドロック (英)deadlock

(会議などが)ゆきづまること。「deadrock」は「暗礁」。

デフォルメ (仏)deformer

形を変えて表現すること。誇張して表現すること。

衒(てら)い

自分で自分を誇ること。見せびらかすこと。〔用例〕奇を衒う。

手を束(つか)ねる

腕組みをする。手出しをしない。

恬淡(てんたん)

あっさりとしているようす。〔用例〕無欲恬淡。名利に恬淡な人。

伝播(でんぱ)

広く伝わること。「播」は「まく」の意味。「でんぱん」と読むのは誤り。

天稟(てんびん)

生まれつきのすぐれた才能。〔用例〕天稟を発揮する。

当為(とうい)

「かくあるべし」と目標となるべき理想の状態。

慟哭(どうこく)

声を立てて泣き悲しむこと。

踏襲(とうしゅう)

今までのやり方を受け継いで、その通りにやっていくこと。

蕩尽(とうじん)

すっかり使ってしまうこと。

道破(どうは)

言い切ること。

瞠目(どうもく)

驚いたり感心したりして目をみはること。

登竜門(とうりゅうもん)

立身出世の関門。

ドキュメンタリー (英)documentary

実録作品。「ドキュメント」は「記録・実録・文献」の意味。

ドグマ(独)Dogma

宗教上の教義。独断的な説。

度し難い

わけを言い聞かせても分かろうとしない。救いようがない。

訥弁(とつべん)

口下手なこと。雄弁

トラウマ (英)trauma

心的外傷。

吐露(とろ)

考えていることを隠さず述べること。

徒労(とろう)

むだな骨折り。むだな努力。

頓死(とんし)

突然死ぬこと。

あ行か行/さ行/た行な行は行ま行~

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使いこなしたい慣用表現

◎あたかもよし
◎辺りを払う
◎言い得て妙
◎如何せん
◎生き馬の目を抜く
◎いざ知らず
◎一日の長
◎一も二もなく
◎一線を画する
◎一頭地を抜く
◎言わずもがな
◎因果を含める
◎打てばひびく
◎倦まずたゆまず
◎倦むことなく
◎得てして
◎おいそれ
◎推して知るべし
◎惜しむらくは
◎遅きに失する
◎思いきや
◎思い半ばに過ぐ
◎折しも
◎笠に着る
◎刀折れ、矢尽きる
◎寡聞にして
◎間然するところがない
◎釘を刺す
◎口幅ったい
◎酌んでも尽きない
◎軽々に
◎気色ばむ
◎けだし
◎言下
◎毫も
◎こそすれ
◎事ともせず
◎こもごも
◎細大漏らさず
◎沙汰の限り
◎察するに余りある
◎歯牙にも掛けない
◎(~するに)如くはない
◎忸怩(じくじ)
◎耳朶に触れる
◎死命を制する
◎下にも置かない
◎耳目を集める
◎衆を頼む
◎十目の見るところ
◎知らぬ存ぜぬ
◎心眼を開く
◎人口に膾炙する
◎人後に落ちない
◎進退窮まる
◎図星を指す
◎正鵠を射る
◎寂(せき)として
◎せつな
◎選を異にする
◎相好を崩す
◎俗耳に入りやすい
◎俎上に載せる
◎そぞろ
◎多とする
◎矯めつ眇めつ
◎端倪すべからざる
◎重畳
◎緒に就く
◎等閑に付する
◎同日の談ではない
◎時を得る
◎どのみち
◎度を失う
◎なまじ
◎二の次
◎沛然
◎半畳を入れる
◎範を仰ぐ
◎引きも切らず
◎筆舌に尽くしがたい
◎ひとしお
◎百も承知
◎平仄が合う
◎非を鳴らす
◎間尺に合わない
◎眦を決する
◎微塵も
◎味噌をつける
◎名状しがたい
◎以て瞑すべし
◎矢も楯もたまらず
◎ややもすると
◎ゆるがせにしない
◎窈窕(ようちょう)
◎由(よし)も無い
◎よしや
◎余人
◎宜しきを得る
◎我が意を得る

区別のまぎらわしい語

異義
 違った意味。
異議
 違った意見。

意志
 何かをしよう(しまい)とする積極的な意欲、こころざし。
意思
 何かをしたいという考え、思い。

畏縮
 恐れて小さくなること。
萎縮
 物がちぢまったり、しなびたりすること。

異動
 人が職務や勤務を変えること。
移動
 場所を移り動くこと。

おざなり
 大雑把なさま。中途半端なさま。
なおざり
 そのままの状態で放っておく。避けて通る。必要な対応を怠る。
 
改訂
 間違いを修正する。
改定
 内容を変更する。

起訴
 一般用語。裁判にかける手続き。
公訴
 検察官が裁判所に裁判を請求する法律用語。
 
規程
 一つの目的のために決められた一連の条項の総体を呼ぶ場合に使う。例:社員就業規程
既定
 一つの法令や規程などの中の個々の条項を呼ぶ場合に使う。
 
過料
 行政罰で、行政官庁の決定による。
科料
 刑事罰で、判決によるもの。1000円以上1万円未満。
罰金
 刑事罰で、判決によるもの。1万円以上。
 
告訴
 犯罪の被害者その他これと一定の関係にある人がその犯罪事実を検察官に通告して、犯人の追訴を求めること。
告発
 犯罪の被害者以外の第三者が検察官(警察署)に犯罪の事実を申告すること。
摘発
 一般に秘密の悪事を見つけて、世間に知らせること。
 
上訴
 裁判に不服のため、上級の裁判所へ訴えること。
控訴
 判決について、高等裁判所へ上訴すること。
上告
 最高裁判所へ上訴すること。

親族
 六親等内の血族、三親等内の姻族。
血族
 血統の続いた親族。
姻族
 結婚によってできた親類。
親類
 血縁関係や婚姻関係でつながるが、別の世帯に属する人。

製作
 形のある工業系の物品をつくる。
制作
 おもに芸術性を伴う作品をつくる。

貯金
 一般用語。郵便局関係で使う。
預金
 銀行関係で使う。
貯蓄
 不時の用のためにお金を貯めておくこと。

病院
 患者20人以上の収容施設をもつ医業・歯科医業を営む場所。
診療所
 患者の収容施設をもたないか、患者19人以下の収容施設をもつ医業・歯科医業を営む場所。
 
法律
 立法機関である国会が制定する法規。
政令
 行政機関である内閣が制定する法規。
法令
 法律と政令をあわせて呼ぶときの総称。
省令
 各省の大臣が法令にもとづいて制定する命令。
条例
 地方自治体が法令に違反しない範囲でその自治立法権にもとづいて議会で制定する法規。
規則
 国会以外の諸機関によって制定される法規。
 
補償
 与えた損失・損害をつぐなう。
保障
 不安や危害がないよう責任をもって請け合う、守る。
保証
 大丈夫、確かだと請け負う。

容疑者
 一般用語。犯罪の疑いのある者で、取り調べの対象になっている者。
被疑者
 「容疑者」の法律用語。
被告
 起訴されて、裁判を受ける容疑者。法律用語では「被告人」。
犯人
 判決が確定して、罪人と決まった者。

重要語句(付録)

云々(うんぬん)
 以下略の意で、その末尾に添える語。あれこれ批評すること。

営々(えいえい)
 せっせと休みなく励むさま。

赫々(かくかく)
 赤く輝くようす。

汲々(きゅうきゅう)
 あくせくして一心になるさま。

恐々(きょうきょう)
 おそれかしこまるさま。

軽々(けいけい)
 言動が軽々しいさま。

煌々(こうこう)
 きらきらと輝くさま。

交々(こもごも)
 多くのものが入り交じったり、次々に現れたりするさま。

懇々(こんこん)
 心を込めたさま。親切に繰り返し言うさま。

孜々(しし)
 怠けないで熱心につとめるさま。

粛々(しゅくしゅく)
 静かなさま。おごそかなさま。

楚々(そそ)
 清らかで愛らしいさま。さっぱりして趣きのあるさま。

諾々(だくだく)
 人のいうままに従うさま。

淡々(たんたん)
 淡白なさま。あっさりしているさま。

遅々(ちち)
 進み方が遅いさま。

滔々(とうとう)
 水や人の話などが、淀みなくどんどん流れているさま。

紛々(ふんぷん)
 入り乱れてまおとまりのないさま。

翼々(よくよく)
 敬いつつしむさま。用心深いさま。

爛々(らんらん)
 光り輝くさまのこと。

隆々(りゅうりゅう)
 勢いが盛んであること。筋肉などがたくましく盛り上がっているさま。

凛々(りんりん)
 寒気がきびしく身にしみるさま。勇ましいさま。

累々(るいるい)
 多く重なり合うさま。

縷々(るる)
 途切れることなく続くさま。こまごまと詳しく述べるさま。

朗々(ろうろう)
 音声が澄んでよく通るさま。

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