人気女性誌の編集長らに「看板モデルの条件とは?」とのアンケートを実施したそうです。その結果によると、さまざまな回答の中に一つだけ共通項があったといいます。何だと思いますか? それは「私生活こそが重要」という答えです。
へ―そうなんだ!とずいぶん意外な気がしましたが、その理由を聞くと、なるほどと納得させられます。つまり、きちんとした豊かな私生活をすごしていれば、外見にそれが透けて見える。反対に、生活が荒れてくると、どんなにきれいな顔やスタイルをしていても看板モデルは務まらないって。
華やかな外見だけに左右されるのがモデルの仕事だと思っていましたが、そうした内実の部分が大きく影響するんですね。まー確かに、言われてみれば、モデルでなくとも、生活が荒れているとか、だらしのない女性というのは、どれほどきれいに飾っていても、やはりそれらしい雰囲気がどことなくにじみ出ているように感じます。
実はこれは、『男の品格』という本で紹介されていた話です(2009年刊)。それが男の品格とどう関係するのかというと、女性の場合はそういう面があるけれども、男性の場合は全く違うというんです。
男性の場合は、どんなに低俗な遊びをしようと、どんなに醜い修羅場を経験しようと、そこから何かを学ぼうとする姿勢さえあれば、自身の成長の大きな味方になるというのです。つまり人生の肥やしになる。男は、いい顔になりたかったらもっと積極的に遊べ、と。「飲む、打つ、買う」、大いに結構。うーん、これはまた、男性にとってまことに好都合な論理ではありませんか。
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