中国のことわざ < 世界のことわざ(目次)
(中国由来の日本のことわざや故事成語等は掲載していません。)
【PR】
【PR】
●天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず。
~天の与える好機は地理的な有利さに及ばず、地理的有利さは人心の一致には及ばない。
●為さざるなり、能(あた)わざるに非(あら)ざるなり
~やろうとしないからだ、できないからではない。
●知恵ありといえども、勢いに乗ずるに如かず。
~いくら知恵があっても、勢いに乗ることには及ばない。
●人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る。
~自分自身を尊重しない者は、かならず人から侮られるようになる。
●恒産なきものは恒心なし。
~一定の財産や定まった職業がなければ、定まった正しい心を持つことはできない。
●仁は人の心なり。義は人の道なり。
~他人を思いやる気持ちこそ、人の心である。道徳にかなった行動こそ、人の道である。
●君仁なれば仁ならざることはなく、君義なれな義ならざることなし。
~君主が仁であれば人民も人徳を持ち、君主が義であれば人民も義に生きる。
●大人を説くには、則ち之を軽んぜよ。
~偉い人を説得するには、まず相手を呑んでかかれ。
●至誠にして動かさざる者は、未だ之あらざるなり。
~誠を尽くして人に接すれば、心を動かさない者はこの世にいない。
●天に従う者は存じ、天に逆らう者は亡ぶ。
~自然の道理に従う者は存続していけるが、自然の道理に逆らう者は亡ぶ。
●子供心を失っていない者は偉大である。
●人の患いは、好んで人の師となるにあり。
~人の苦悩というものは、好んで人の師となって教えたがることにある。
●人の患いは、好んで人の師となるにあり。
~人の苦悩というものは、好んで人の師となって教えたがることにある。
●往く者は追わず、来る者は拒まず。
●人を愛しても親しまれないときには、自分の仁愛の心が足りないからではないかと反省するがよい。
●私は人生を愛し、正義をも愛する。しかし、その両者をともに持つことはできぬとしたら、人生を放棄して、正義を選ぶだろう。
●夫婦別あり。
~夫婦の間にも、礼儀や遠慮が必要である。
●天の将(まさ)に大任を是(こ)の人に降(くだ)さんとするや、必ず先(ま)ずその心を苦しむ。
~天は、大任を任せられるかどうか試すために、まず困難を与え、その心を苦しませてみるのだ。
●居は気を移す。
~人は地位で気性が変わる。
●大体に従う者は大人となる。
~人間の本来備わった心の動きのままに行動すれば大人物になれる。
●楽しむに天下を以って、憂うるに天下を以ってす。
~国民の楽しみを楽しみとし、国民の心配を心配とするのが、王としての道である。
●天下の為に人を得るは難し。
~世の中の為に有能な人物を獲得するのは難しい。
●汝に出るものは汝に返る。
~自分の行為の報いは、いずれ自分返ってくる。
●人の性は善なり。
●飽食暖衣逸居して教えなければ禽獣に近し。
~十分に食べ暖かいものを着て安楽に暮らし、学ぶことをしなければ、鳥や獣と何ら変わるところがない。
●自ら反みて縮くんば、千万人と雖も吾往かん。
~自ら反省して、それでも自分が正しいと思ったなら、たとえ相手が千人万人であっても立ち向かおう。
●道を得る者は助け多く、道を失う者は助け寡し。
~徳のある人には自然と助力する人が多くなるが、その徳を失うと助力者もなくなる。
●主たる者ひそかに諫めて公にほめよ。
~人の上に立つ者は、叱る時は人のいないところで叱り、ほめる時は人前でほめよ。
●君子に三楽あり。・・・父母ともに存し、兄弟(けいてい)故なきは、一の楽(たのしみ)なり。仰ぎて天に愧(は)じず、俯(ふ)して人に怍(は)じざるは、二の楽なり。天下の英才を得て之を教育するは、三の楽なり。
~君子には三つの楽しみがある。・・・父母がともに健在で、兄弟に事故がないのは、第一の楽しみである。天を仰いで愧じるところがなく、うつむいて人に対して怍じるところがないのは、第二の楽しみである。天下の英才を弟子として教育するのは、第三の楽しみである。
【PR】