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ユダヤのことわざ < 世界のことわざ(目次)

ユダヤのことわざ

  • 明日に種を蒔け。夕べにも手を休めてはならない。それとこれ、どちらの種も芽が出るのか、あるいはどちらも等しく芽が出るのか、お前には分からないのだから
    意味:リスク分散の考え方。
  • 明日やる仕事を今日やり、今日買うものを明日にすれば金は貯まる
    意味:ユダヤ人の蓄財の知恵の一つ。
  • 生きた犬は、死んだライオンにまさる
    意味:死んでしまっては何の値打ちもない。命あっての物種。
  • 一本のろうそくで多くのろうそくに火をつけても、元のろうそくの火は弱くならない
    意味:コップ一杯の水を他のコップに分けると元のコップの水は減ってしまうが、ろうそくの火は何本に分けても小さくなることはない。一人の熱い思いを大勢に伝えても、その思いが正しければ、その思いは伝播してずっと冷めることはない。
  • 牛とロバを一つのくびきにかけ、鍬を引かせてはならない
    意味:体の大きさの違う牛とロバを同じくびきにかけて畑を耕せてもうまくできないし、かえって2匹とも疲れてしまう。個性の異なる子供たちを一律教育してもうまくいかない。
  • お前の力に余ることを理解しようとするな。また、手に負えないことを探求するな
    意味:自分の力量をわきまえることも大切。
  • 買う時は市場でも、売る時は戸口で
    意味:商品の原料を調達するには遠くまで足を運ぶ必要もあるが、売る時にはできれば近所でさばいてしまいたい。そのほうが手間暇いらずの安上がりで、結局は大きく儲けることができる。
  • 賢い人は、善と悪を知るだけでなく、最悪と次悪の区別がつく
    意味: 善悪の判断はもちろん、最善と次善、最悪と次悪を見分けるのは、大事な処世の知恵。
  • 金がありすぎると人間は獣のように警戒心が強くなるが、金が全く無いとなりふり構わない本当の獣のようになる
    意味:心身ともに健全でいるためには、ある程度のお金は必要。
  • 気前のよい人は自分も太り、他を潤す人は自分も潤う
    意味:共存共栄の精神。
  • 今日あなたは自分の穀物倉庫を見て、穀物の量を数えようとした。その瞬間にあなたは神から見放される。
    意味:お金儲けに一喜一憂してはならない。
  • 金貨はよい輝きを放つが、ありすぎると周辺の温度を下げる
    意味:大金がありすぎると大切なものが見えなくなり、たとえば家族や親子の関係を壊してしまう。
  • 勤勉な人はよく計画して利益を得、あわてて事を行う者は欠損をまねく
    意味:急いては事を仕損じる。
  • 権威を認めるな
    意味:権威とは、あくまで過去の行動の結果であり、時代が変われば行動も結果も変わってくる。権威にこだわりすぎると視野が狭くなり、時宜にかなった良い結果が得られなくなる。
  • 心を病むと体が悪くなる、しかし、金がないと両方悪くなる
    意味:心身ともに健全でいるためには、ある程度のお金は必要。
  • この世には人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。三つのうち空の財布が最も人を傷つける
    意味:これも、心身ともに健全でいるためには、ある程度のお金は必要ということ。
  • この世は来るべき世の手前の控えの間に似ている。宴会の広間に入れるように控えの間で備えをしていなさい
    意味:日々、心して生きなさい。
  • 五本の矢は一本一本バラバラにせよ
    意味:ロスチャイルド家の家訓。リスク分散の考え方。
  • 舌の先に幸せがある
    意味:黙っていては幸せは逃げていく。よく喋り、よく主張し、よく議論せよ。
  • 自分が相手と同じ立場になれないのなら、相手を批判する資格はない
    意味:責任のない立場をいいことに、都合のよい勝手なことばかりを言ってはいけない。
  • 自分より賢い者に負けるほうが、自分より愚かな者に勝つより得だ
    意味:はじめから勝つことが分かっている勝負に勝ったところで何も変わらない。負けて、自分の未熟さや敗因などを学ぶほうが大きな価値がある。
  • 十度破産しても、一度死ぬよりはまし
    意味: 命あっての物種。不撓不屈の商魂を言ったもの。
  • 青年は、特定の女性が好きになる
    中年は、どんな女性でもうれしがる
    老年は、どんな女性とも喜ばない
    意味:年は取りたくないもの。ただし、男の年は感覚次第ということもある。
  • 先生からは多くを、仲間からはもっと多く、弟子からはもっと多くを学ぶ
    意味:人から学ぶことで自分の知識が足らないことを知るが、実際に人に教える立場になってはじめて自分のそれまでの理解や経験が十分でないことを知る。人は教えることでさらに学ぶ。
  • 善と悪とは常に手を取り合って行動している。手を離したことは一度もない
    意味:善いものと悪いものは同じ顔をしている。善人と悪人が別々だと思ってはいけない。
  • 鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される
    意味:切磋琢磨。
  • どんなに裕福な金持ちであっても、助け合いの心を持たない人間は、豪かな料理に塩がないのと同じである。
    意味:相互扶助の精神が浸透しているユダヤを象徴する言葉。
  • どんな人でも、近づけば小さい
    意味: 世の人が畏敬するような大人物は、いかにも大きく感じるもの。
  • 夏の暑い時にこそ冬のストーブの燃料代を蓄えよ
    意味:ユダヤ人の蓄財の知恵の一つ。
  • 二枚のコインは袋の中で、百枚よりも騒がしい
    意味: 中味のない人は騒がしい。
  • 人間には、六つの役に立つものがある。その三つは自分ではコントロールできないが、残りの三つは自分の力で制御できる。前者は、目、耳、鼻で、後者が、口、手、足である
    意味:制御できないものから逃げる、あるいは解決するためには、自分で制御できる口と手足を駆使するしかない。
  • 人がなければ、その人になれ
    意味: 率先垂範、あるいは自らパイオニアたれ。
  • 人柄を知るには三つ、酒と財布と騒ぎ方
    意味:特に三つ目、愚かな人は怒りをすべて表し、知恵あるものは静かにおさえる。
  • 人にお金を恵むときは、全員に配ったほうがよい。もらった人が恵んでもらったという惨めな気持ちにならなくてすむからだ
    意味:これには続きがあり、「どうしても一人にお金を恵むときは、むしろその人にお金を貸す形を取ったほうがよい。貸し借りは対等だから、借りた人が惨めにならないですむ。その代わり取り立てをしてはならない。返せる時に返してもらうようにせよ」とある。お金のことで人の尊厳を傷つけてはならないということ。
  • 人は塵から生まれてきた。生まれてきてから得たものに執着するな。いずれ人は塵に戻っていくのだから
    意味:人生には限りがある。失うことを恐れなければ道は開ける。
  • 人をそしって傷つくのは、そしった人、そしられた人、それを聞かされている人
    意味: 言葉で人を傷つけるのは、相手や周りの人ばかりでなく、自分をも傷つける。
  • 暇なときに学ぼうと言ってはならない。おそらくあなたは暇を持つことはないだろう
    意味:学ぶ暇がないと言い訳する者は、たとえ暇があっても学ぼうとしない。
  • 貧乏は貧乏人を追いかけ、金は金持ちを追いかける
    意味: お金を追いかけるのではなく、お金が追いかけてくるような人間になりたい。
  • 豚が鼻に金の輪を飾っている。美しい女に知性が架けている
    意味:前者は高価なものが余っているたとえ、後者は大事なものが足らないたとえ。
  • 古い果物の上に新しいものを重ねて籠に入れて売ってはならない
    意味:ずるがしこい商売でいくらお金を貯めても、決して幸せにはならない。
  • ほしいままに食わせた馬はどうにも手に負えない
    意味:贅沢に育った馬は、おだてればつけあがり、なだめれば図にのり、ちょっと叱れば吠えたてる。一番いい馬は、一番多くムチをあてた馬である。
  • 毛布に合わせて足を伸ばせ
    意味: 身分相応の生活をせよ。
  • 最もよい教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である
    意味:なぜ失敗したのかを分析することが、正しい道を見つけるための最もよい方法だとする考え方から。
  • 山羊には前から近づくな。馬には後ろから近づくな。愚か者にはどの角度からも近づくな
    意味:「地獄でも賢人と付き合え、天国でもバカとはやめろ」というのもある。バカと付き合ってろくなことはない。そして、バカとは討論してはならない。はた目にはどっちがバカか分からなくなる。
  • ユダヤ人は足を折っても、片足でよかった。両足を折っても、首でなくてよかった
    意味:もっと大きな損が、いつもあるはず。悪いことが起こっても落ち込むのではなく、神がもっと悪い事態を防いでくれた結果だと考える。
  • 預言者よりは学者がまし
    意味:預言者によるあれこれの「お告げ」の類に振り回されるよりは、何か一つを学んできわめる人の方が賢い。
  • 世の中には度を越すと毒になるものが八つある。旅行、恋愛、富、仕事、酒、睡眠、薬、香料である
    意味:今の生活に不満があるときに、自分を見直すべき指標。
  • わが子に商売を教えないのは、泥棒になれと教えることだ
    意味: 独立独行をはぐくむ家庭教育が大切。

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ユダヤのことわざ(付録)

明日のことは心配するな。今日どんな災難が降りかかるか分からないのだから。
 
自分の力ではどうにもならないことは心配するな。

他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。

自らを高きに置く者は、神によって低きに落とされ、自らを低きに置く者は、神によって高きに上げられる。

金をなくしても何も失わない。誇りをなくせば多くを失う。勇気をなくせばすべてを失う。

井戸に唾を吐く者は、いつかその水を飲まなければならない。
 
一つの嘘は嘘である。
二つの嘘も嘘である。
三つの嘘は政治である。

言葉で賢くなるな。行動で賢くなれ。

毎日新しいことが起こる。それは神からの贈り物である。人間も毎日生まれ変わる。だから、あきらめてはいけない。
 
神は、超えられない試練を人には与えない。
 
小さな穴は、大きな船を沈めてしまう。
 
一度に「海」をつくろうと思ってはならない。「まず「小川」からつくらねばならない。
 
忍耐強ければ、それは知識と知恵の源泉となる。

人生には、時には愚か者を演じなければならないことがある。
 
あなたが知識を増やさないということは、実は知識を減らしていることになる。
 
三つのものは隠すことができない。恋、咳、貧しさ。
 
歳をとるから笑わなくなるのではない。笑わなくなるから歳をとるのだ。
 
柔軟な木は折れないが、硬直した木は折れる。
 
不運を恐れるならば、幸運を見ることもない。
 
一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。
 
愚か者にとって老年は冬だが、賢者にとっては黄金期。
 
嫉妬は1,000の目を持っている。しかし、何一つ正しく見えていない。
 
過去から学べ、現在を生きよ、未来のために働け。
 
耳と耳の間に最大の資産がある。
 
楽観は自分だけでなく他人も明るくする。
 
自分がいちばん困難なときに傍にいてくれる人こそ、本当の友である。
 
利害関係ができたときに、はじめて友人かどうかが分かる。
 
人を称賛できる人こそ、本当に誉れ高き人である。
 
本のない家は、魂を欠いた体のようなものだ。
 
何でも金で買うことはできるが、知性だけは買うことができない。
 
子供は幼い時は厳しく然り、大きくなったら叱るな。
 
子供は、両親が家で話すことを街でしゃべる。

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