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ヨーロッパのことわざ < 世界のことわざ(目次)

ヨーロッパのことわざ

  • アヒルの背に水(オランダ)
    意味:日本の「蛙の面に水」。フランスでは「アヒルの羽の上をすべる水のよう」
  • 言うこととすることの間には、海が横たわっている(イタリア)
    意味:日本の「言うは易く行うは難し」
  • 一番ひどいのは負け戦(いくさ)、次にひどいのが勝ち戦(イギリス)
    意味:勝っても負けても戦争ほど悪いものはない。
  • いちばん悪い車輪がいちばんひどくきしむ(ドイツ)
    意味:役に立たない者ほど、がたがた文句を言う。
  • 一足の靴に両足を入れるな(イタリア)
    意味:同じ場所に二人の恋人を呼ぶな。
  • 一歩一歩で人は遠くへ行く(フランス)
    意味:日本の「千里の道も一歩から」
  • 一本の髪の毛でさえ影をつくる(ドイツ)
    意味:日本の「一寸の虫にも五分の魂」
  • 犬と狼のあいだ(フランス)
    意味:向こうにいるのが犬か狼か見分けられない夕暮れ時のこと。たそがれどき。
  • ウサギは思わぬところから飛び出す(スペイン)
    意味:日本の「瓢箪から駒」
  • うそをつくのが好きな者は盗むのも好き(ブルガリア)
    意味:日本の「噓つきは泥棒の始まり」
  • 美しい娘は、顔に持参金をもっている(ドイツ)
    意味:娘の顔の美しさが、その持参金に加算される。
  • 美しいものが美しいのではない、好きなものが美しいのだ(イタリア)
    意味:評判や他の人の意見などよりも、自分の好みに正直になれ。
  • 馬が彼を振り落としたが、彼はすみれの茂みに落ちた(ドイツ)
    意味:悪い出来事が、かえって幸いをもたらすことがある。
  • 馬がないなら、驢馬(ろば)を使えばよい(オランダ)
    意味:方法は他にもある。
  • 馬の駆け出し、ロバのへたばり(スペイン)
    意味:はじめの勢いがよく、終わりが振るわないことのたとえ。
  • 牡牛を捕まえるには角をつかめ(フランス)
    意味:日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
  • 狼の話をすると、尻尾が見える(フランス)
    意味:日本の「噂をすれば影が差す」
  • お前を大好きな人が、お前を泣かせる(スペイン)
    意味:日本の「可愛い子には旅をさせよ」
  • おもりをつけた足で歩く(スペイン)
    意味:日本の「石橋を叩いて渡る」
  • 親の愛は子に注がれ、見返りはない(フランス)
    意味:日本の「親の心子知らず」
  • 女と布地はロウソクの光で見てはいけない(イタリア)
    意味:日本の「夜目遠目笠の内」
  • 女は教会で聖女、街では天使、家では悪魔(フランス)
    意味:女の変幻自在ぶりを表した諺。
  • 賢いほうが譲る(ドイツ)
    意味:賢い人はつまらないことで争わない。日本の「負けるが勝ち」
  • 危険を冒さない者は海を渡れない(スペイン)
    意味:日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
  • 教会に近づけば近づくほど神より遠ざかる(イギリス)
    意味:見かけの信心は本当の信心ではないということ。
  • 今日の卵は明日の鶏に勝る(イタリア)
    意味:将来の大きな利益よりも、小さくても目の前にある確実な利益を得るほうがよい。日本の「損して得とれ」とは反対。
  • クジラの尻尾よりイワシの頭になる方がまし(スペイン)
    意味:大きなもののビリよりも、小さなものでも一番になるほうがよい。「鶏口牛後」と同じ。
  • 口に苦いものは胃にやさしい(フランス)
    意味:日本の「良薬は口に苦し」
  • 口を閉じていれば蠅すら入らない(スペイン)
    意味:日本の「口は災いの門」
  • 煙は美人の方へ流れる(イギリス)
    意味:心なき煙でさえ美女になびく。まして人間の男は・・・。
  • 恋のない一生は、夏のない一年(スウェーデン)
    意味:北欧の人にとって貴重な夏。それと同じように恋は人生にとって大切なもの。
  • 恋人にささやく言葉は、風や急流に書きつけるのがよい(イタリア)
    意味:もし紙に書いておいてあとで読んだら恥ずかしいことばかりだろうから。
  • 傲慢は転落の前に来る(ドイツ)
    意味:傲慢な者は転落しやすい。日本の「驕る平家は久しからず」
  • こそ泥は牢屋に入れられ、大泥棒は出世する(イタリア)
    意味:汚職が発覚すると捕えられるのはいつも小ものばかり。大ものは後ろのほうでのうのうとしている。
  • 言葉で話すより行動の方が多くを語る(ドイツ)
    意味:言葉で話すより行動の方が重要。
  • 子供はいないが、名前は付けている(スペイン)
    意味:日本の「捕らぬ狸の皮算用」
  • 困れば悪魔はハエを食べる(ドイツ)
    意味:日本の「背に腹は代えられぬ」
  • 転ぶのが恥ではなく、起き上がらないのが恥(ドイツ)
    意味:失敗は誰でもする。肝心なのはそのあと。
  • 困窮は祈ることを教える(ドイツ)
    意味:日本の「苦しい時の神頼み」
  • 最後に笑う者が最もよく笑う(フランス)
    意味:最後の勝者がほんとうの勝者だということ。
  • 財産は眠っているうちにやって来る(フランス)
    意味:日本の「果報は寝て待て」
  • 猿は高く登れば登るほどお尻を見せる(ドイツ)
    意味:猿が木に高く登っていけばお尻が丸見えになるように、卑しい者がにわかに偉くなると、すぐに馬脚をあらわすものだ。
  • 幸せを知るのに、人は若すぎることもなければ、老いすぎていることもない(イタリア)
    意味:何歳になっても幸せな恋はできる。
  • 時間は最良の説教者である(ドイツ)
    意味:何事も時間が解決してくれる。
  • 仕事は仕事、酒は酒(ドイツ)
    意味:仕事と遊びはしっかりと分けよ。
  • 死者は噛みつかず(ギリシャ)
    意味:死者は噓をつかないということ。
  • 思想に関税はかからない(ドイツ)
    意味:誰がどんな考えようと、考えるだけなら自由である。
  • 冗談がしばしば本当になる(ドイツ)
    意味:日本の「瓢箪から駒」
  • 食後のからし(イギリス)
    意味:おそすぎて役に立たないことのたとえ。
  • 知らないことが恥ではなく、質問しないことが恥(トルコ)
    意味:日本の「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」
  • 空き腹に堅いパンはなく、ソースもいらない(スペイン)
    意味:日本の「空き腹にまずい物なし」
  • 高い木はたくさんの風をとらえる(オランダ)
    意味:高い地位の人は多くの責任を抱える。
  • 楽しい人には草も花、いじけた人には花も草(フィンランド)
    意味:楽しい人にはつまらないものも素敵に見えるが、いじけた人には素敵なものもつまらなく見える。
  • 食べていると食欲がわく(ドイツ)
    意味:手に入れると、もっと欲しくなる。
  • 玉子一つ与えて牛一頭を得る(フランス)
    意味:日本の「エビで鯛を釣る」
  • 誰と付き合っているかを言えば、君の正体がわかる(スペイン)
    意味:日本の「朱に交われば赤くなる」
  • 短気は絶望の母(イタリア)
    意味:日本の「短気は損気」
  • チェスが終われば、王様も歩兵も同じ箱に帰る(イタリア)
    意味:どんなに偉い人も地位が低い人も、死んでしまえば皆同じ。人生の誕生と終わりは平等だということ。
  • 知恵の数より毛が多い(イギリス)
    意味:知恵が足りないことの婉曲的な表現。
  • 手紙には目を落とさず、金庫には手を触れず(スペイン)
    意味:疑われるようなことは慎むべき。日本の「李下に冠を正さず」
  • 手の中の雀は、屋根の鳩よりもよい(ドイツ)
    意味:遠くのよいものより、近くの劣ったもののほうがよい。
  • 時が来れば知恵も浮かぶ(ドイツ)
    意味:日本の「待てば海路の日和あり」
  • 閉じた口にハエは入らない(スペイン)
    意味:日本の「口は災いの門」
  • 隣の鶏はうちの鶏よりたくさんの卵を産む(スペイン)
    意味:日本の「隣の芝生は青い」
  • どの雲にも銀の裏地がついている(イギリス)
    意味:黒い雨雲もその裏は白く輝いているように、不運のなかにも一縷の希望があるということ。
  • どんな名馬でもつまずくことがある(フランス)
    意味:日本の「弘法にも筆の誤り」
  • 何一つ危険を冒さない者は何一つ得られない(フランス)
    意味:日本の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
  • 鍋がやかんを黒いという(イタリア)
    意味:日本の「五十歩百歩」「目糞鼻糞を笑う」
  • 鍋を見下すのはフライパン(フランス)
    意味:日本の「五十歩百歩」「目糞鼻糞を笑う」
  • ナポリを見て死ね(イタリア)
    意味:ナポリを見ろ、それから死ね。それだけナポリが美しい街だということ。
  • 馴れ馴れしさは軽蔑を生む(フランス)
    意味:日本の「親しき中にも礼儀あり」
  • 猫のように、熱いおかゆのまわりを歩く(フィンランド)
    意味:何か言いたいことやしたいことがあるのに、実際には物事の核心には近づかず、発言もしない人のこと。
  • 眠っている海老は流される(スペイン)
    意味:油断大敵。
  • 寝れば寝るほど、人生が減る(スペイン)
    意味:時間は大切。
  • 年齢は愚かさから守られない(ドイツ)
    意味:年を取った馬鹿はどうしようもない。
  • 歯が痛むところに舌が当たる(イタリア)
    意味:避けようと意識すればするほど痛い歯に舌が触れてしまう。ふれたくないことに限ってつい口に出してしまう。
  • バッグの中の猫が買い物をする(オランダ)
    意味:つまらない物を衝動買いすること。
  • 早起きする者を神は助ける(スペイン)
    意味:日本の「早起きは三文の得」「朝起きは三文の徳」
  • 光るもの必ずしも金ならず(イタリア)
    意味:外見にだまされるな。
  • 人の口は袋じゃない、縛っておけない(ブルガリア)
    意味:日本の「人の口に戸は立てられぬ」
  • 人を褒めるのは死ぬまで待て(イギリス)
    意味:人に対する評価は、対象者自身の変化や、こちらの心境で変わることが多い。
  • 昼と夜だ(フランス)
    意味:日本の「月とスッポン」
  • 貧乏は愛を殺す(フランス)
    意味:いかに愛し合っている夫婦でも、貧乏になると愛がくずれる。
  • 福をもたらさぬ禍(わざわい)は無し(スペイン)
    意味:日本の「苦あれば楽あり」
  • 不幸は決して単独では来ない(フランス)
    意味:不幸は続けてやって来る。日本の「泣き面に蜂」
  • 不在者は悪者扱い(イタリア)
    意味:欠席裁判のこと。
  • ブタにジャムを与える(フランス)
    意味:日本の「猫に小判」「豚に真珠」
  • 二人が争えば第三者が喜ぶ(ドイツ)
    意味:日本の「漁夫の利」
  • 古い壁と新しい壁は、どうしても馬が合わない(イタリア)
    意味:世代が違うと軋みが生じがち。新しいものと古いものとがうまく調和するのはまれである。
  • 古い鍋でこそいちばん美味しいスープができる(フランス)
    意味:日本の「亀の甲より年の功」
  • ベーコンを求めてソーセージを投げる(ドイツ)
    意味:日本の「エビで鯛を釣る」
  • 法皇さまが死ねば別のが法皇さまになる(イタリア)
    意味:すべての人事は交替可能。余人を以って替え難いということはない。
  • 翻訳者は裏切り者(イタリア)
    意味:十全な翻訳は不可能だということ。
  • 曲がって生まれた木は決してまっすぐに育たない(スペイン)
    意味:日本の「鉄は熱いうちに打て」
  • まっすぐな道がいちばんよい(ドイツ)
    意味:日本の「正直の頭に神宿る」
  • 祭りが過ぎると聖人は笑いものにされる(イタリア)
    意味:日本の「困ったときの神頼み」
  • 道連れがなければ旅に出ない方がまし(トルコ)
    意味:旅にはよい道連れが必要。日本の「旅は道連れ世は情け」
  • みにくい愛はない。愛の対象はつねに美しい(フランス)
    意味:日本の「惚れた目には痘痕(あばた)もえくぼ」
  • 耳は二つで口は一つ、自分が話す二倍だけ聞け(トルコ)
    意味:人の話をよく聞くことが大切。
  • 名酒は看板を要しない(イタリア)
    意味:よい酒はわざわざ看板を出さなくてもよく売れる。
  • 面と向かって話す者は裏切らない(イタリア)
  • 目で見たことを心は信じる(ドイツ)
    意味:日本の「百聞は一見に如かず」
  • もらった物は高くつく(イギリス)
    意味:日本の「只より高い物はない」
  • やけどした猫は冷たい水を怖がる(フランス)
    意味:日本の「羹に懲りて膾(なます)を吹く」
  • 安い肉のシチューはまずい(トルコ)
    意味:日本の「安物買いの銭失い」
  • ヤギとキャベツの両方に気を配らねばならぬ(フランス)
    意味:仲裁は両方を満足させなければならない。
  • 誘惑を征する最も確実な方法は、誘惑に屈することである(フランス)
    意味:欲望はこれを満足させることによってのみ支配しうる。
  • よいことをするのに人を選ぶな(スペイン)
    意味:よいことをしようとするときには相手を選ばず、見返りも期待してはいけない。
  • 良い弁護士は悪い隣人(イギリス)
    意味:有能な弁護士は口が達者だから、隣人にすると具合が悪い。
  • よく飛ぶために後ろへ下がれ(フランス)
    意味:好機を待てということ。
  • 汚れた洗濯物は家族で洗わなければならない(フランス)
    意味:身内のごたごたは他人に見せるなということ。
  • 嫁を選ぶなら土曜日に選べ(イギリス)
    意味:日曜日にはきれいに着飾っているから、娘を見るには普段着のままの姿を見よ。
  • よりどり見どりはよりそこなう(イギリス)
    意味:あまり選り好みしていると、機会を逃してしまう。
  • ライオンの尻尾となるより、犬の頭にあるほうがまし(イギリス)
    意味:日本の「鶏口となるも牛後となるなかれ」
  • 恋愛と煙は隠せない(フランス)
    意味:密事は必ず露見するということ。
  • ロバにスポンジケーキ(ポルトガル)
    意味:日本の「猫に小判」「豚に真珠」
  • ローマにおいてはローマ人のようになせ(フランス)
    意味:日本の「郷に入っては郷に従え」
  • 鷲(わし)は蠅(はえ)をとらない(ドイツ)
    意味:鷲ともなれば、蠅がいくら周りをうるさく飛び回ろうが見向きもしない。大人物は細かいことには頓着しない。
  • 私にとってはソーセージ(ドイツ)
    意味:自分にとってはどうでもいい。
  • 笑いは良い血をつくる(イタリア)
    意味:日本の「笑う門には福来る」
  • 悪い知らせには翼がある(フランス/スペイン)
    意味:日本の「悪事千里を走る」
  • 我々の後に大洪水あれ(フランス)
    意味:日本の「後は野となれ山となれ」

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ソクラテスの言葉

●人生、自分自身、そして我々を取り巻く世界についてほとんど理解していないと気づいたとき、我々一人一人に英知が宿る。
 
●生きるために食べよ、食べるために生きるな。
 
●人間の美徳はすべてその実践と経験によっておのずと増え、強まる。
 
●他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。
 
●幸福になろうとするならば、節制と正義とが自己に備わるように行動しなければならない。
 
●ねたみは魂の腐敗である。
 
●いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはない。
 
●友と敵とがなければならない。友は忠言を、敵は警告を与えてくれる。
 
●あなたのあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。
 
●父母に恩を感じないなら、汝の友となる者はいないだろう。
 
●富は良心をもたらさない。しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらす。
 
●とにかく結婚したまえ。良妻を持てば幸福になれるし、悪妻を持てば哲学者になれる。
 
●不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
 
●本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。本は著者がとても苦労して身に付けたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
 
●良い本を読まない人は、字の読めない人と等しい。
 
●勉学は光であり、無学は闇である。
 
●唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である。
 
●幼にして謙遜なれ。弱にして温和なれ、壮にして公正なれ。老いては慎重なれ。
 
●自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。
 
●一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである。
 
●魂の探求の無い生活は、人間にとって生きがいの無いものである。
 
●金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない。
 
●嘘はいつまでも続かない。
 
●賢者は複雑なことをシンプルに考える。
 
●子供は、生まれたその日から、厳しくしつけなければならない。
 
●何人も本意から悪人たるものなし。
 
●人間に関することに安定などないことを忘れてはならない。それゆえに、繁栄している時には過度の喜びを避け、逆境にある時には過度の落ち込みを避けなさい。
 
●財産や名誉を得ることのみ執心し、己の魂を善くすることに努めないのを恥とは思わないのか。
 
●満足は自然の与える富である。贅沢は人為的貧困である。
 
●わたしは最小限の欲望しかもたない、したがって、わたしは神に最も近い。

あの人の言葉

人生を明るいと思う時も、暗いと思う時も、私は決して人生をののしるまい。
~ヘッセ

無知はなんびとを助けたこともなく、なんびとの利益になったこともない。
~マルクス

何も知らない者は、何も疑わない。
~ハーバート

私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある。
~モーリャック

寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを感じる。
~ホイットマン

大業を成し遂げようと思ったら、老いても青年でなかればならない。
~ゲーテ

涙とともにパンを食べた者でなければ人生はわからない。
~ゲーテ

どんな過ちも犯さない人は、通常何事もなさない人である。
~フェルブス

人間の過ちこそ、人間を真に愛すべきものであえる。
~ゲーテ

他人の秘密をせんさくするなかれ。
~ホメロス

苦労人というのは、ややこしい苦境を優雅に切り抜ける人のことである。
~モーム

精神というものは、時々洗い清めて、新しくつくろい直すことが必要である。忘却なくして幸福はありえない。
~モロア

寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人間は、幸福である。
~ヒルティ

私はつねに2年先のことをして生きている。
~ナポレオン

好機に出合わない人間など一人もいない。それを捕らえることができなかったというまでだ。
~カーネギー

機会が二度も君の扉をたたくなどとは考えるな。
~シャンホール

希望は、人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない。
~ヘレン・ケラー

経験は思想の子であり、思想は行動の子である。書物から人間を学ぶことはできない。
~ディスレーリ

どんな人も、他人の経験によって学びとるほど利口ではない。
~ヴォルテール

習慣は第二の天性である。
~アウグスティヌス

人は習慣を好む。なぜならばそれを作ったのは自分だから。
~ショー

今日の一つは明日の二つにまさる。
~フランクリン

快楽を得ようと努力するのではなく、努力そものののうちに快楽を見出すこと。それが私たちの幸福への道である。
~ジード

人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ。そこに一切の真理がひそんでいる。
~ゴッホ

才能とは、自分自身を、自分の力を信じることである。
~ゴーリキー

自由と平等の二つを約束するものは、立法者であれ革命家であれ、空想家かいかさま師だ。
~ゲーテ

人間の一生を支配するものは運であって、知恵ではない。
~キケロ

順境の美徳は節度である。逆境の徳は忍耐である。
~ベーコン

至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。
~ジンメル

絶望とは、愚者の結論である。
~ディスレーリ

わずかなことが我々を慰めるのは、わずかなことが我々を悩ますからである。
~パスカル

決心する前に、完全に見通しをつけようとする者は、決心することはできない。
~アミエル

自信は成功の第一の秘訣である。
~エマーソン

自信は知恵によらなければ卑しく、致命的である。
~サンタヤナ

何事をも望まない人は幸福である。その人は失望することはないからである。
~スウィフト

絶望におちいった病気は、一か八かの治療によってのみ救われる。
~シェークスピア

恩を受けた人はその恩を心にとめておかなければならないが、恩を与えた人はそれを覚えているべきではない。
~キケロ

あまり性急に恩返しをしようとするのは、一種の忘恩行為だ。
~ラ・ロシュフコー

才能は静けさの中で作られ、性格は世の激流の中で作られる。
~ゲーテ


(ゲーテ)

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