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短歌を作ってみました ちょっと美しい日本語 がんばれ凡人!

 

屋久島旅行を詠む短歌3首

外洋を
揺られて着いた屋久島は
上陸しても地面が揺れる

すれ違う
そのたびごとに「こんにちは」
声かけてきた屋久島の子たち

笑顔なく
ただ真剣にひたむきな
若い女将の髪がほつれる

 学生時代に、屋久島へサイクリング旅行した時の思い出です。鹿児島から小さなフェリーに乗って屋久島に向かいました。錦江湾から外洋に出ると、途端に船が激しく上下に揺れだし、デッキにいる我々はキャーキャー言って喜んでいたのですが、3〜4時間かかったでしょうか。最後の方はグロッキー状態になり、陸地に上がってからも地面が上下に揺れるんです。思わず地べたにしゃがみ込みましたよ。

 当時は、まだ世界自然遺産になる前です。一日かけて島を一周しまして、その翌日から、縄文杉を目指してトロッコ道を辿ったり、モッチョム岳に登ったりました。異境ともいえる自然の景色は大変素晴らしかったのですが、それより何より、道で行き交う登下校途中の小学生の子供たちが、出会うたびに必ず「こんにちは」と声をかけてくるのに感動しました。学校でそのように指導されていたのかもしれません。ずいぶん昔のことですが、今でも屋久島の子たちは、道で出会う人ごとに「こんにちは」と挨拶してくれているのでしょうか。

 3首目は、安房というところで泊まった民宿の若女将、いや、民宿ですから若奥さんといったほうがよいのでしょう。ご自身のお子さんたちを学校に送り出さなければならないバタバタの中、一人で私たちの朝食の支度もしっかりしてくれて、あまりの忙しさに笑顔もなかったのですが、真剣に仕事なさっている姿にちょっと感動したもんです。ちょっと憂いのある感じの美人でしたしね。
 

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