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壇蜜さんがコミュニケーション能力を養った場所

 以前、壇蜜さんがNHKテレビの対談番組で、コミュニケーション能力はどこで養ったの?と聞かれ、「銀座で」と答えていたのを見たことがあります。20代前半のころ、銀座の高級クラブでホステスとして働いていた時に、壇蜜さんはそこでいろんなことを学んだといいます。

 これは、実にわが意を得たりのお話でありまして、もし私に娘がいたら、少しの期間でよいからそういう所で働かせたいとさえ思っている次第です。何を不謹慎な!と思わないでください。平凡なOLなんかになるより、よっぽど本人のためになると思うからです。

 ああいった所では、言葉遣いや所作ふるまい、身だしなみ、気の配り方など、高い女子力アップのための躾けをきちんと受けられますし、気の利いたハイセンスな会話力も鍛えられます。時には適当なあしらいも・・・。そうした総合的なコミュニケーション能力を高めるのは、すなわち感性を高めるということでもあります。
 
 店に来るお客の大半はおじさんではありますが、まーそこそこの社会的レベルの男たちですから、いろいろと勉強にもなる。また、ああいう場では彼らのいい面・悪い面も見えやすいですからね、デキる男とダメ男の見分け方、すなわち男を見る目が格段に養える。これが最大の利点であると思うところです。

 ですからねー、何より、かわいい娘がろくでもない男に引っかからないためにも、この世界の仕事を経験させるメリットはとても大きいと思うんです。まー、あまり品のないお店はダメですが、高級クラブでなくともそこそこのレベルのラウンジ程度で十分ですし、女子大生のアルバイトでも全然大丈夫です。これ、決して「お水の世界」大好き人間だから言っているのではなく、心の底から思っていることです。

モテない男ビッグ3

 お水の世界の女の子たちに聞いた「モテない男ビッグ3」というのがあります。ずいぶん気になりますでしょ? まず1番目が、しつこい男。これはまー分かりますね。とくに説明は不要だと思います。

 2番目がケチな男。これはママも言っていました。ケチというか、金払いが悪いというか、とにかくお金にルーズな男は要注意だって。だから、そんな客がいたら、若い女の子にも「あの人と付き合っては絶対にダメ」と注意しているそうです。ですからねー、請求書が来たら、何日〆・月末払いとか訳の分からないこと言っていないで、速攻で振込しなくてはいけませんよ。

 そして3番目が、威張る男。これが結構いるんですよ。確かに会社での地位・役職は高いんだけれど、お店に来たらそれを笠に着てなおさら威張る男。こういうのは我々同性から見てもいかにもみっともない。偉いのは分かっているんだから、むしろ謙虚に無邪気にくだけて振舞うほうがよっぽど粋でカッコいいんです。部下の前だからって気にしなくてよろしい。むしろそういう方が部下からも愛されますし、気にするくらいなら連れてこなきゃいい。

 以上、お水の世界の女の子たちによる、モテない男ビッグ3。これは、何もお水の世界だけに限った規準ではないと思いますので、ご同胞の方々、どうかくれぐれも注意なさってくださいね。
 

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『ホステス心得帖』から

●特別に、絶世の美人でないこと。絶世の美人だと、男性は、かえって近寄りがたくて敬遠しがちである。また、美人であることをうぬぼれて、男の甘言や色香に迷い、仕事を怠りがちになる。いわゆるプロ根性に徹しきれない場合が多いからである。

●その人のムードが華やかであること。ただし、店用服装と生活用外出着とは、違うことを知らねばならない。地味すぎて、生活が滲み出てしまってはダメである。毎日、美容院に行くことも大事。

●手が奇麗であること。手入れが悪いと現実の生活が見えてしまう。顔や胸は整形できるが、手はできず、年齢がハッキリ出るところでもある。

●オツに澄まして微笑を忘れた美人は、本当の美人ではない。微笑んだときの美人が本当の美人。笑い顔に険のあるホステスは要注意。

●下品なコトバを使わぬこと。馴れ馴れしいコトバと、親しいコトバは違う。美人にふさわしい優雅なコトバを使うこと。

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