山の中で、突然クマに出くわしたときの注意点を聞いたことがありますので、皆さんにもご伝授します。ご自身の命を守るため、ぜひとも覚えておいてください。
まず、よく言われる「死んだフリ」をするのは全く無意味だそうです。やはり何をおいても逃げなきゃなりません。そこで逃げる方向が重要になります。山の上に向かって逃げるのはダメで、必ず下に向かって逃げます。なぜなら、クマは前足が短いので、下り坂が苦手だからです。また、木に登るのはダメ。なぜなら、人間よりクマのほうが、ずっと木登りが得意だからです。
そして、どうしても逃げられず追いつかれてしまったら、そのときはうつ伏せになって地面に伏せます。同じクマに食べられるにしても、まず背中のお肉から食べてもらいます。仰向けだと内臓を食べられ、致命傷になります。背中のお肉だけだったら、何とか助かるかもしれませんし、あるいは途中でクマのお腹がいっぱいになって食べるのをやめるかもしれません。
それでもダメなら、これは最後の手段ですが、クマの胸元にガバッと抱きつきます。クマの腕は内側に曲がりにくいらしく、そうすると鋭いツメでやっつけられなくて安全だというんです。その間に、ナイフかなんかでクマの胸を突いてやっつける。ただしクマは血を見ると興奮するので、ハンカチで血を拭き拭きしながら突っつくのがミソです。
ただ、ナイフも何も持っていなかった場合、クマに抱きついたあと、いったいどうすればいいのか。実は、そこんとこが未解決です。さらにこの話は、学生時代に山岳部だったかワンゲルだったか忘れましたが、何かにつけていい加減な先輩から聞いた話なので、本当に確かかどうかはよく分かりません。悪しからず・・・。
●ヒグマの生態
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世の中には分からないことがいっぱいあって、その最たるものが「宇宙の果てはどうなっているのか?」という疑問でしょう。私は、理科や科学は全く門外漢で、いろいろな本を読んでもなかなか理解できません。
宇宙は今も膨張し続けているそうですが、膨張している先端のその先はどうなっているの?と思うし、宇宙の年齢は137億歳だと言われても、じゃその前はどうなっていたの?と思ってしまいます。何もない「無」の世界だと言われても全然納得できる話ではございません。
身近なところでは、地球上の「人間」も、これまた不可思議な存在です。地球上に生きとし生けるあらゆる生物のなかで、人間の知能だけがなぜこうも突出しているのでしょう。他の生物は、すべて本能のまま自然のまま、どれも似たり寄ったりの生活をしています。ただ人間だけが飛びぬけた知能を持ち、それによって自然に逆らい、自然を壊していく。
また、時にはその知能が変な方向に行って、戦争をして同じ種どうしが無意味に殺し合いをする。そんなことをし続けている動物は人間だけでしょう。自然現象にしろ神様のしわざにしろ、こんな理屈に合わない話はありません。もしも私が神様だったら、そんなものを造るはずがない。
いやまてよ、戦争も、自然を破壊する人間という生物があまり増えてはいけないから、適当にその数が減るように仕組まれているのでしょうか。これも自然の摂理? しかし、そんな回りくどいことをするより、初めから人間なんて造らなきゃいい。
実はこの疑問についてとても興味深い話を耳にしました。たしかNHKテレビの「地球の歴史」をテーマにした番組だったと思いますが、「人間は、将来、地球上の生物を救出するために存在している」のだと。
人間だけが突出した知能を持ち、さらに進化し続けているのは、やがて天変地異か何かで「地球最後の日」がやってきたときに、他の生物を引き連れて宇宙に脱出するためであると。その役割が人間に課せられたからこそ、優れた知能が与えられたのだと。まるで未来版「ノアの箱舟」のような話ですが、この話だけは、なるほどと大いに納得できます。
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