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間違えやすい日本語

あ行か行さ行た行/な・は行/ま行~

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な・は行

【誤】 【正】
無い袖をしぼって 無い袖を振って
泣かず飛ばず 鳴かず飛ばず

⇒中国の『史記』の「三年飛ばず鳴かず」が出典。

無しのつぶて のつぶて
捺印を押してください 捺印してください
斜めに構える 斜(しゃ)に構える
ナフキン キン
習い性(しょう)となる 習い性(せい)となる
何なく合格 なく合格
生唾(なまつば)が出る 生唾がわく
難波船
憎しみ合う 憎み合う

⇒「憎しみ」という名詞はあるが「憎しむ」という動詞はないため、「憎しみ合う」は本来、誤用。

肉迫する する

⇒「肉迫」を許容する向きもある。

憎まれっ子世をはばかる 憎まれっ子世はばかる
20~30%程度 20~30%
二足三文 三文
二の句が出ない/二の句が告げない 二の句が継げない
二の舞を踏む 二の舞を演ずる

⇒「二の舞を踏む」を許容する向きもある。

盗人にも五分の魂 盗人にも三分の理

⇒「一寸の虫にも五分の魂」との混同。

糠みそに釘 糠に釘
濡れそぼる 濡れそぼ

⇒「そぼつ(濡つ)」という動詞。

濡れてで泡(あわ) 濡れ手で
濡れ手に粟(あわ) 濡れ手
願わくば 願わく
猫の皮をかぶる 猫をかぶる
熱にうなされる 熱に浮かされる
ねむけまなこ ねぼけまなこ

⇒漢字で書くと「寝惚け眼」。

年期が入る が入る
念頭に入れる 念頭に置く
~の恐れがある ~のおそれ(虞)がある
のべつひまなし のべつ幕なし

⇒芝居で幕を下ろさず演じ続けることから生まれた言葉。

乗るか反るか 伸るか反るか

⇒もともとは、「前に伸びるか、反対に後ろに反り返るか」という意味。

ハート型のペンダント ハートのペンダント

⇒「型」は、タイプ、パターン、形を作る元になるもの。

働きずくめ 働きづめ
発売中 販売中

⇒「発売」は、売り出す瞬間を意味するので、それが続くという表現はおかしい。

バトミントン ミントン
鼻にも掛けない 洟(はな)も引っ掛けない/歯牙(しが)にもかけない

⇒まったく相手にしないこと。

花を捨てて実(み)を取る を捨てて実(じつ)を取る
歯にころもを着せぬ 歯にきぬ着せぬ
腹が煮えくり返る 腸(はらわた)が煮えくり返る

⇒「腸」には「こころ、性根」という精神的な意味がある。

波乱万丈 万丈

⇒「波乱万丈」は新聞が考案した代用表記。

犯罪を犯す 罪を犯す

⇒「犯罪を犯す」は二重表現。

万善の策 の策
伴走(はんそう) 伴走(ばんそう)
班点
万来(ばんらい)の拍手 の拍手
被害を被(こうむ)る 被害を受けるを被る

⇒「被害を被る」は二重表現。

膝を付き合わす ひざをき合わす
ひた隠す ひた隠しにする

⇒「ひた隠す」という動詞はない。

一段落(ひとだんらく)つく 一段落(いちだんらく)つく
一人言(ひとりごと) 独り言
人を狩り集める/人を借り集める 人をり集める
微(び)に入り細(さい)に入る 微に入り細を穿(うが)つ

⇒「穿つ」は、詮索(せんさく)する意。

暇にまかせて 暇に飽(あ)かせて
瓢箪(ひょうたん)から独楽(こま) 瓢箪から駒(こま)

⇒「駒」は馬のこと。

日を夜に継ぐ 夜を日に継ぐ

⇒「昼も夜も休まず」の意味。

ひんしゅくを買われる ひんしゅくを買う
ファンタジック ファンタスティック

⇒「ファンタジック」は日本で「ファンタジー」を誤って形容詞化したもので、もともと存在しない言葉。

風光明美 風光明
風物誌 風物
深い絆(きずな) 強い

⇒「絆」は綱のことだから、深くはならない。

不響和音 和音
富士写真フィルム

(会社名)

富士写真フルム

⇒「イ」は全角。

不正が明るみになる 不正が明るみに出る
物議(ぶつぎ)を呼ぶ 物議を醸(かも)す

⇒「醸す」は「生じさせる」。

布団を引く 布団を敷く
増やせられる 増やせる

⇒「増やせる」は可能動詞なので、さらに可能の意味を示す「られる」を付けるのは二重表現。

ブランド指向 ブランド志向
フリーの客 振りの客

⇒なじみのない突然の客。

ブリジストン

(会社名)

ブリストン
プレゼンテーター プレゼンター
不和雷同 和雷同
下手な考え休むに似たり 下手考え休むに似たり

⇒「下手」は、下手な者の意。

ヘソを抱えて笑う 腹を抱えて笑う/おなかを抱えて笑う

⇒ヘソは抱えられない。

法外の幸せ 外の幸せ
奉加帳(ほうかちょう) 奉加帳(ほうちょう)

⇒寺社への寄進の内容と寄進者を記した帳面。

豊潤(ほうじゅん)な酒 芳醇な酒

⇒「豊潤」は豊かで潤いがあるさま。「芳醇」は香りがよく味もよいこと。酒の形容は「芳醇」がふさわしい。

ほうずき ほおずき
法の下(した)の平等 法の下(もと)の平等
抱擁力 包容力
ほとぼりが覚める ほとぼりがめる
骨を切らせて肉を断つ 肉を切らせて骨を断つ

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ま行~

【誤】 【正】
的を得る 的を射る

⇒「当を得る」と混同してはダメ。

眉をしかめる をしかめる
眉をしかめる をひそめる
丸の内弁当  幕の内弁当

⇒昔聞いた所ジョージさんの勘違いです。東京の丸の内で作っている弁当だと思っていたんだそうです。

満面朱に染まる 満面朱を注ぐ
身入りのいい仕事 入りのいい仕事
見栄を切る を切る

⇒いかにも自信たっぷりの言動をすること。もとは歌舞伎のポーズ。

見かけ倒れ 見かけ倒し
自らを顧みる 自らをみる
三日に空けず 三日に上げず

⇒三日も間をおかない、つまり中断しないという意味。

身入りがいい 入りがいい

⇒収入が多い、儲けが多いさま。

身にこたえる 骨身にこたえる
身の周り 身の回り
耳ざわりのよい声 耳ざわりな声

⇒「耳ざわり(耳障り)」は、聞いていて不愉快になる意。

実もたわわに もたわわに

⇒「たわわ」はたわみしなうさま。

身を削る 骨身を削る
身を粉(こな)にする 身を粉()にする
身を結ぶ を結ぶ
民族芸能 芸能
無実を晴らす 無実の罪を晴らす
娘十八、番茶も出花 も十八、番茶も出花

⇒鬼のような恐ろしい顔をした者でも、18歳という娘ざかりのころには美しさが表れる、という意味。

胸先三寸 胸三寸
目覚めが悪い 覚めが悪い
目にものを言わせてやる 目にもの見せてやる

⇒「金に物を言わせる」という言葉はある。

目鼻が利く 目端(めはし)が利く

⇒「目端」は、その場その場のようすをよく見はからう機転のこと。

目をひそめる 眉をひそめる
燃えたぎる 燃え盛る/煮えたぎる
黙否権
求めよさらば開かれん 求めよさらば与えられん
物分かれ
紅葉刈り 紅葉狩り
焼けぼっ栗(くり)に火がつく 焼けぼっくいに火がつく

⇒「焼け棒杭(ぼうくい)」のこと。

安々と難問を解く 易々と難問を解く
病(やまい)膏肓(こうもう)に入る 病(やまい)膏肓(こうこう)に入る

⇒「こうもう」は慣用読み。

やるせぬ思い やるせない思い
遊興費(ゆうこうひ) 遊興費(ゆうきょうひ)
優秀の美 有終の美
優性保護法 保護法
有名を馳せる 勇名を馳せる
雪をいだいた山々 雪をいただいた山々

⇒「いただく」は頭の上にのせる意。

弓矢を引く を引く
夜が暮れる が暮れる
横車(よこぐるま)を入れる 横槍(よこやり)を入れる

⇒「邪魔をする」意味。

横車(よこぐるま)を入れる 横車を押す

⇒道理に合わないことを無理に押し通す。

預貯金を切り崩す 預貯金を取り崩す

⇒「切り崩す」は弱点を攻めて防備を分散させること、削り取って形を壊すこと。

寄って立つところ って立つところ

⇒「依る」は根拠とする意。

四つどもえ 三つどもえ

⇒「ともえ(巴)」は三つの場合のみ。

夜目遠目傘の内 夜目遠目の内
寄りを戻す 縒りを戻す

⇒縒った糸を元に戻すように、関係を元に戻す意。

寄る年 寄る年波
利益を追究する 利益を追求する
李下に冠を正す 李下に冠を正さず
離発着

⇒「離」と「発」は同じ意味。

流行に遅れる 流行にれる
良心におとる 良心に悖(もと)る
レクレーション レクリエーション

⇒「recreation」

驢馬(ろば)に鞭打つ 駑馬(どば)に鞭打つ

⇒「駑馬」はのろい馬。

論戦を張る を張る
~を鑑みる ~に鑑みる

バナースペース

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間違えやすい漢字

【誤】高値の花
【正】高嶺の花
 
【誤】多寡を括る
【正】高を括る

【誤】立合演説
【正】立会演説
 
【誤】立つ背がない
【正】立つ瀬がない
 
【誤】惰落
【正】堕落

【誤】弾刻
【正】弾劾
 
【誤】単的に
【正】端的に
 
【誤】短刀直入
【正】単刀直入

【誤】暖房が利く
【正】暖房が効く

【誤】重復
【正】重複

【誤】直立不同
【正】直立不動

【誤】貯水地
【正】貯水池

【誤】提防
【正】堤防

【誤】徹底交戦
【正】徹底抗戦
 
【誤】徹廃
【正】撤廃
 
【誤】出花をくじく
【正】出鼻をくじく
 
【誤】寺小屋
【正】寺子屋

【誤】天衣無法
【正】天衣無縫

【誤】天外孤独
【正】天涯孤独
 
【誤】伝導師
【正】伝道師

【誤】童揺
【正】童謡

【誤】読書三味
【正】読書三昧

【誤】土地収容
【正】土地収用
 
【誤】泥試合
【正】泥仕合
 
【誤】とんぼ帰り
【正】とんぼ返り

【誤】内臓する
【正】内蔵する
 
【誤】無しのつぶて
【正】梨のつぶて
 
【誤】肉迫
【正】肉薄
 
【誤】破天候
【正】破天荒

【誤】波滅
【正】破滅
 
【誤】万事窮す
【正】万事休す
 
【誤】万来の拍手
【正】万雷の拍手
 
【誤】冷え症
【正】冷え性

【誤】風光明美
【正】風光明媚
 
【誤】風物誌
【正】風物詩

【誤】普及に務める
【正】普及に努める

【誤】不詳の息子
【正】不肖の息子

【誤】不適な面構え
【正】不敵な面構え
 
【誤】不動票
【正】浮動票

【誤】不倒不屈
【正】不撓不屈
 
【誤】不和雷同
【正】付和雷同

【誤】粉骨細身
【正】粉骨砕身
 
【誤】分折
【正】分析
 
【誤】粉失
【正】紛失
 
【誤】粉争
【正】紛争

【誤】平身底頭
【正】平身低頭

【誤】寡集
【正】募集

【誤】盆裁
【正】盆栽
 
【誤】孫にも衣装
【正】馬子にも衣装

【誤】万場一致
【正】満場一致

【誤】満身相痍
【正】満身創痍
 
【誤】見栄を切る
【正】見得を切る

【誤】水を酌む
【正】水を汲む

【誤】脈を見る
【正】脈を診る

【誤】都を移す
【正】都を遷す

【誤】民生移管
【正】民政移管
 
【誤】民族芸能
【正】民俗芸能

【誤】昔を忍ぶ
【正】昔を偲ぶ

【誤】無限地獄
【正】無間地獄

【誤】無念無想
【正】無念夢想

【誤】模疑試験
【正】模擬試験
 
【誤】黙否権
【正】黙秘権

【誤】門戸解放
【正】門戸開放
 
【誤】厄体もない
【正】益体もない
 
【誤】厄病神
【正】疫病神
 
【誤】野性動物
【正】野生動物

【誤】優従不断
【正】優柔不断

【誤】勇猛菓敢
【正】勇猛果敢

【誤】連携プレイ
【正】連係プレイ

【誤】路地栽培
【正】露地栽培

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