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短歌を作ってみました ちょっと美しい日本語 がんばれ凡人!

 

『源氏物語』から、右近の無念を詠む短歌1首

生きてあれば
どれほど愛を受けたかと
右近の悔やむ源氏の誠

 豪奢な六条院の御殿が完成し、源氏ほか源氏と関わりのある女君たちがお移りになる。

 若くして亡くなった夕顔の侍女だった右近(うこん)は、その後は源氏の近くに仕えていたが、心の中では、「故君(こぎみ)ものし給はましかば、明石の御方ばかりのおぼえには劣り給はざらまし。さしも深き御心ざしなかりけるをだに、落しあぶさず、取りしたため給ふ御心長さなりければ、まいて、やむごとなき列(つら)にこそあらざらめ、この御殿移りの数の中には交(まじら)ひ給ひなまし」、

 つまり「亡くなった姫君(夕顔)がご存命でいらしたら、明石の御方に負けぬぐらいのご寵愛をお受けになっただろう。源氏の君は、さして深く御心を寄せていらっしゃらなかった方々さえお見捨てにならず面倒を見ておられるように、いつまでも心変わりなさらぬご性分なので、高貴な方々と同列とはいかないまでも、今回の御殿へのお引っ越しの人数の中にはきっと入っていたであろうに」と思うにつけ、悲しさがこみ上げる・・・。

 ここで右近が言っているように、光源氏の素晴らしさは、自身が関係した女性を、みな終生大切に扱うことなんですよね。単に遊び半分でとっかえひっかえ女性に手を出すプレイボーイというのではなく、あくまで誠実で愛情深く接する、男の鑑のような存在。たとえば、初めて関係した翌朝に、明るい所で相手の顔を見て、ひどい醜女なのに驚愕したということがありましたが、それでも後には大切に扱って生活の援助もしたりする・・・。そういった情に厚い源氏が主人公であるからからこそ、物語が時代を越えて愛される一因となっているのではないでしょうか。

源氏物語〜各帖のあらすじ

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