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名作のあらすじ~童話

日本文学古典外国文学/童話

名作のあらすじ~童話  

童 話

青い鳥 ~メーテルリンク

 貧しい木こりの子どもの、チルチルミチルの兄妹が、クリスマス前夜に夢を見る。兄妹は、魔法使いの老婆から、病気の娘のために青い鳥を探してきてくれと頼まれる。そして、犬、ネコ、ほかに光や水などの精をつれて、思い出の国や未来の国を訪ね歩く。しかし、青い鳥は見つからず、むなしく帰ってくる。
 二人が夢から覚めると、何と、自分たちが飼っている鳥が青いことに気がつく。

青ひげ ~シャルル・ペロー

 青いひげを生やしている金持ちの男がいて、その風貌から人々に恐れられていた。また、青ひげの男はこれまで6度結婚しながら、その妻たちはみな行方不明になっていた。そして、1人の娘が7度目の妻として青ひげに嫁ぐことになった。結婚してしばらくして、青ひげが旅に出る際、城の中は好きに見てもいいが、一部屋だけは絶対に入ってはいけないと言われた。しかし、娘は好奇心から開けてしまう。その部屋は血みどろの恐ろしい部屋で、そこを見たのが青ひげに知られてしまった娘は殺されそうになり、寸前のところで兄たちに助けてもらう。

赤ずきん ~グリム兄弟

 病気のおばあさんのお見舞いにいく少女赤ずきんは、途中でオオカミに出会う。オオカミは赤ずきんをだまして先回りをし、おばあさんを食べたうえ、おばあさんに化けて、やって来た赤ずきんをも飲み込んでしまう。通りかかった猟師が寝ているオオカミを見つけ、おなかを切りさいて二人を救い出す。腹に石を詰め込まれたオオカミは、その重さでたおれて死んでしまう。

アリババと40人の盗賊 ~イスラムに伝わる物語

 貧しいながらも真面目で働き者のアリババは、ある日、40人の盗賊が奪った宝を山の洞穴に隠しているのを目撃した。盗賊たちが立ち去った後、アリババはロバの背中に積めるだけの宝を持ち帰り、金持ちになった。アリババの兄である金持ちのカシムがそれを知り、自分も宝を持ち帰ろうと洞穴に行くが、盗賊たちに見つかって殺される。アリババはカシムの息子を引き取って裕福に暮らし始める。他に仲間がいると気づいた盗賊たちはアリババを襲いに来るが、カシムの女奴隷だったモルジアナの機転で返り討ちに遭う。モルジアナはカシムの息子と結婚し、一家は末永く栄えた。

アンクル・トムの小屋 ~ストウ夫人

 信心深い中年の男の奴隷トムはシェルビー家に仕え、息子のジョージから慕われて幸福な日々を送っていたが、シェルビー家が困窮し、売られていくことになる。その途中、シンクレアの娘エバが溺死しかけたのを救い、シンクレアはトムを召使いとし、その行為に報いる。しかし、シンクレア が死ぬとトムは再び売られ、新しい主人レグリーのもとで残虐な扱いを受け、トムは死に追いやられる。死の直前に、トムを買い 戻そうと駆けつけたジョージと再会したが、すでに手遅れだった。ジョージはトムの亡骸をていねいに葬った。

ある母親の話 ~アンデルセン

 わが子を死神に連れ去られた母親が、自分の美しい黒髪や目をも犠牲にして、その後を追い、神に委託されてすべての人間の命を象徴する花や木を保管している大温室にたどり着く。母親は死神と争い、わが子を返してくれなければここの草木を引き抜いてしまうという。しかし、死神から、わが子の死だけを悲しみ他の母親たちの悲しみにたいして無関心な心をさとされ、また生も死もすべて神の御心(みこころ)のままであると説き聞かされる。母親は頭(こうべ)をうなだれて「主よ、どうぞ御心のままに」といい、死は彼女の子どもを運び去る。

家なき子 ~エクトル・マロゾラ

 イギリスの名門の家に生まれながら、盗まれて棄てられた少年レミは、養い親にも見放され、旅芸人のピタリス老人とフランス各地を旅して歩く。ピタリス老人の死後は、花つくりの一家に助けられてしばらく暮らすが、その家が没落しふたたび旅に出る。炭坑の町で事故に遭い、九死に一生を得て養母のもとにもどると、生みの親の所在が分かる。だが、その生みの親とは、レミを盗んだ張本人であり、しかもレミが旅の途中しばらくいっしょに暮らした、遊覧船「白鳥号」のミリガン夫人だった。レミは「白鳥号」を追い求めてようやく母に再会し、二人は幸福な日々を送る。

おやゆび姫 ~アンデルセン

 チューリップの花から生まれたおやゆび姫は、親指ほどの大きさしかない小さい少女だった。ある日、ヒキガエルに誘拐され、魚たちの助けで何とか脱出するものの、その後、コガネムシに誘拐され、更に置き去りにされてしまう。秋になり、おやゆび姫は野ネズミのお婆さんの許に居候するが、隣の家の金持ちのモグラに結婚を強要される。おやゆび姫は、モグラの家にいた瀕死のツバメを介抱し、結婚式の日に、ツバメと共に花の国へ行く。そこで、花の国の王子様と結婚する。

北風と太陽 ~イソップ

 北風と太陽が力くらべをすることになり、旅人が着ているオーバーを早く脱がせたほうが勝ちと決めた。まず北風から始めたが、北風が強く吹けば吹くほど、旅人はオーバーをしっかりとおさえこんだ。つぎに太陽の番になり、すこしずつ熱をふやしたところ、旅人はオーバーを脱いだ。無理強いをするより、やさしく説得するほうがよほど効果的だという話。

小人の靴屋 ~グリム兄弟

 正直者の靴屋は、だんだん貧しくなり、材料の皮を買うお金も尽き、とうとう靴一足分の皮だけになってしまう。ところが翌朝、不思議なことに見事な靴ができあがっていて、すぐに売れた。同じことが続いたある夜、靴屋さんが工房をこっそりのぞいてみると、二人のかわいい小人が現れて・・・・・・。

最後の一葉 ~オー・ヘンリー

 スージョンジーは芸術家たちが集まるアパートに仲良く暮らし、画家になることを夢見ていた。しかしジョンジーが重い肺炎にかかり、窓から見える隣家の壁をはう蔦(つた)の葉が落ちていくの数え、「あの葉がすべて落ちたら、私も死んでしまう」と言い出すようになる。スーは同じアパートに住む老画家ベアマンに相談に行く。折から嵐になり、今にも蔦の葉は全て落ちてしまいそうだった。

 次の日、ジョンジーはスーにカーテンを開けてほしいと頼む。二人は蔦の葉はすべて落ちてしまったのでは、と思っていたが、たった一枚の葉だけが残っていた。嵐はひどくなる一方だったが、その次の日も最後の一葉は散らなかった。ジョンジーは生きる希望を見出し、医者も、この調子なら肺炎も治るだろうと言ってくれた。ジョンジーは喜んだ。
 
 実は一昨日の嵐で、本物の葉は全て散ってしまっていた。二人が最後の一葉だと思っていたのは、ベアマンが老いた体にむち打って描き出した絵だったのだ。ベアマンは冬の雨にずぶ濡れになったために、2日後に肺炎にかかって亡くなってしまった。真相を悟ったスーは、あの「最後の一葉」こそ、ベアマンがいつか描いてみせると言い続けていた傑作であったのだと評する。

ジャックと豆の木 ~イングランド地方の民謡

 怠け者のジャックが、自分の牛と交換に豆を手に入れる。そしてその豆は芽を出し、一晩のうちに空高く伸びてしまう。豆の木を登ったジャックは、空の国にたどり着き、巨人が父親から奪った竪琴と金の卵を産むニワトリと金の袋を奪い返す。そして、巨人を退治する。

白雪姫 ~グリム兄弟

 白雪姫は王妃の継母にひどく妬まれていた。殺されそうになって、森に逃れて7人の小人たちといっしょに暮らす。白雪姫が生きているのを知った王妃は、とうとう白雪姫を殺し、魔法の鏡にたずねて、自分がいちばんの美女であることを知って安心する。死んだ白雪姫は、お棺に入れられてある王子に贈られた。運ばれている途中で白雪姫は生き返り、王子とめでたく結婚する。

ちびくろさんぼ ~バンナーマン

 ちびくろさんぼが、父親のジャンボと母親のマンボから贈られた赤い上着と青いズボンと紫のクツを身につけ、緑のこうもり傘をさして、ジャングルを散歩していた。すると、四頭のトラが次々に現れて、両親からの贈り物を奪ってしまった。しかし、やがてトラたちは仲間げんかをしたあげく、溶けてバターになり、さんぼは持ち物を取り返した。

長靴をはいた猫~グリム兄弟

 貧しい粉ひきの一家の父親が死んでしまい、3人の息子が残された。遺産として、長男には粉ひき小屋、二男にはロバ、末の三男には猫を一匹があたえられた。三男が自分だけ損をしたとがっかりしていると、猫は長靴をはき、三男をしあわせにするためいろんなことをする。まずはウサギや鳥を捕まえてお城の王様に届け、こう言った。「これはカラバ侯爵からの贈り物です」。カラバ侯爵というのは、猫が勝手に三男をそう名づけた名だった。さらに猫は、王様にカラバ侯爵が裕福であると信じ込ませ、人食い鬼をだまして実際に財産を手に入れる。カラバ侯爵に会った王様は、彼の謙虚な人柄を気に入り、自分の娘と結婚してくれるよう申し出る。三男は、王様の娘と結婚し、しあわせにくらす。

人魚姫 ~アンデルセン

 深い海の底に人魚たちがすむ宮殿があった。王様には6人の姫があり、姫たちは15歳になると海の上に浮かび出ることを許された。心やさしい末娘がようやく海に浮かび出たとき、船に乗っていた人間の王子を一目見て好きになる。そして、嵐で船が沈んでしまったとき、必死になって王子を助ける。しかし、気を失っていた王子はそれに気がつかなかった。
 
 姫は魔女の力をかりて、美しい声とひきかえに人間の姿になることができ、王子の城に出かけていって侍女になる。ところが、王子は彼女が命の恩人であることを知らないまま、隣の国の王女と結婚してしまう。王子の愛を得られなかった姫は、人魚にも戻ることができず、ついに海に身を投げ、その魂は空にのぼっていった。

裸の王様 ~アンデルセン

 ある国に、新しい洋服が大好きなおしゃれな王様がいた。そこへ、2人の仕立て屋がやってきて、「愚か者やバカには見えない不思議な布地を織ることができます」と言う。実は2人は詐欺師だった。しかし、その話に王様は大いに喜んで洋服を注文し、2人はさっそく仕事にとりかかった。しばらくして王様が洋服の出来具合いを確認するために2人の作業の様子を見ると、目の前にあるはずの布地が見えない。王様はうろたえたが、家来たちの前で本当のことを言えず、見えない布地を褒め続けた。家来たちも王様の言う通りに布地を褒めた。

 そうして、王様は見えもしない布地で作られた衣装を着て、パレードに出た。見物人たちはみな、自分が愚か者だと思われてはいけないと思い、王様の衣装を褒めた。しかし、見物人の中にいた小さな男の子が「王様は裸だ!」と叫んだ。それを聞いた周りの大人たちはざわめき、やがて「王様は裸だ」と叫び出した。王様は今さらパレードを取りやめることもできず、裸のまま歩き続けた。

ピノキオ ~コルローディ

 指物師のジェペットじいさんが、一本の薪からあやつり人形をつくってピノキオと名づけた。ピノキオはできあがったときから大変なわんぱく小僧だった。ジェペットじいさんが上着を売って買ってくれた読本をかかえ、学校へ行くものの、途中で小屋がけの人形芝居に気をひかれて見物してしまう。芝居小屋の親方に身の上を聞かれ、金貨5枚をもらうが、家に帰る道中でずるがしこいキツネとネコにだまされ、しかも命までねらわれる。危ないところを青い髪の毛の仙女に救われ、はたらきバチの島で一度は学校に行くものの、こんども悪友にだまされて数々の危険な目にあう。最後にクジラに飲み込まれたジェペットじいさんを救い出し、ピノキオはよい子になる。

ふしぎの国のアリス ~キャロル

 堤でうとうとと眠ってしまったアリスが、チョッキを着た白ウサギを追いかける夢を見る。そのうち穴に落ちてしまい、地下の国で多くのふしぎな体験をする。
 お菓子を食べて巨人になったり、キノコで小さくなったり、頭の変な連中のお茶の会に出席したり、そうして美しい庭でトランプの女王に出逢う。最後にトランプの裁判に立ち会うが、そのばかばかしさに腹を立て、トランプに襲われたところで目が覚める。

フランダースの犬 ~ウィーダ

 フランダース地方の小さい村に、おじいさんと暮らす少年ネルロと老犬パトラッシュがいた。ネルロは、パトラッシュのひく荷車で町へ牛乳を売りにいって貧しい生活をささえていた。絵の大好きなネルロは、ある日、金持ちの粉屋の娘アロアの肖像画を描いた。しかし、アロアの父親はネルロとネルロのおじいさんに冷たく当たり、おじいさんが亡くなったあと、ネルロを村から追い出してしまう。ネルロは、コンクールに出品した絵が落選して絶望し、雪の中で拾った粉屋の大金をパトラッシュに届けさせたが、凍死してしまう。

ヘンデルとグレーテル ~グリム兄弟

 ヘンゼルグレーテルの兄妹は、貧しい木こりの家の子どもだった。両親は食べるのに困って、とうとう二人を森に棄ててしまう。二人は、道に迷い森をさまよい歩くうちに、お菓子でできた家を見つける。それは魔法使いの老婆の家で、二人は老婆につかまってしまう。ヘンゼルが魔法使いに食べられそうになったとき、グレーテルの機転であやうく難を逃れ、反対に魔法使いを焼き殺してしまう。

星の王子さま~サン・テグジュベリ

 砂漠に墜落した飛行士の私は、奇妙な少年に出会い、ヒツジの絵を描いてくれと頼まれる。彼は恋人であるバラの花を自分の星に残して旅に出た王子で、いくつかの星を巡り渡った後に、地球に来たのだった。やがて、孤独な王子の前に一匹のキツネが現れ、本質的なものは目に見えない、また、他の存在を馴らして関係のきずなをつくることが大切だと教える。王子は、この世界に自分が責任を持たなければならないバラの花が存在することの深い意味を知る。

マッチ売りの少女 ~アンデルセン

 おなかをすかした一人のマッチ売りの少女が、寒い大晦日の町角を、何もかぶらず裸足で歩いていた。マッチは一つも売れず、家へ帰ることもできない少女は、冷たくなった指をあたためるために、すわり込んで一本のマッチをすった。マッチの炎はあかあかと燃え、そのなかにさまざまな幻が見えてきた。はじめのマッチでは大きなストーブが、ついでご馳走がいっぱい並んだテーブル、それからクリスマスツリーが現れ、クリスマスの明かりは空高く昇って星となった。その光のなかに一人のおばあさんが出てきて、少女はあの幸せの場所に連れていってほしいとお願いする。おばあさんが消えないようにと、残りのマッチを全部すってしまうと、あたり一面が明るくなり、少女はおばあさんに抱かれて空に舞い上がっていった。
 
 翌朝、少女はほほえみをうかべながら死んでいた。しかし、この少女がどんな美しいものを見、どんなに祝福され、おばあさんといっしょに新年をむかえたかを知る人はいなかった。

マレーン姫 ~グリム兄弟

 むかしある王子が、強大な国のマレーン姫と愛しあっていたが、父である王は姫を別の人に嫁がせようとし、マレーン姫が拒むと、父王は怒って塔に閉じこめてしまった。7年後、マレーン姫は石の壁を削ってようやく塔を脱出したものの、すでに王国は滅んでおり、道をさまよっていると、ある見知らぬ国の城にたどりつく。マレーン姫は、城の台所で下ばたらきをすることになったが、実はその城の王子はマレーン姫と7年前に愛しあっていた王子だった。

 王子は、マレーン姫は死んだと思っており、王子の父親はすでに別の花嫁を決めていた。その花嫁は、姿が醜く心もねじ曲がっていて、自分の醜さを恥じて部屋に閉じこもったままであり、マレーン姫はその花嫁に食事を運ばなければならなかった。結婚式の日になると、花嫁は自分の姿を人に笑われるのをおそれ、マレーン姫に花嫁の身代わりをつとめるよういいつける。花嫁の衣装を着たマレーン姫が王子の前にあらわれると、王子はその姿がマレーン姫にそっくりなので驚く。・・・・・・。

みにくいアヒルの子 ~アンデルセン

 5羽の雛たちのなかで、一羽だけ体が大きく、毛の色も白く、みにくく生まれたアヒルの子。黄色い毛のほかの兄弟たちからいじめられ、母親からも追い出されるが、草むらの小鳥たちにも相手にされない。次に住みついたおばさんのところでも、ネコやニワトリにいじめられて、さまよい歩く。
 
 そして、氷に閉ざされたつらい冬も過ぎて、やがて春が訪れたとき、みにくいアヒルの子は自分でも気がつかないうちに大空を飛ぶことができるようになっていた。アヒルの子は、じつはりっぱな白鳥の子だったのだ。

野性の叫び ~ジャック・ロンドン

 カリフォルニアのある家の飼犬バックは立派な成犬に成長した。しかし、出入りの庭師によってアラスカに売り飛ばされ、そりを引く犬の群れに入る。そこでバックは、きびしい弱肉強食の原始の世界を経験し、非情な人間の仕打ちにも会う。そのうち心あたたかい飼い主ソートンに巡りあい、彼のために尽くそうとする。しかし、彼の死後、からだの中に湧き起こる野性の呼び声に応じて北極のオオカミの群れに入り、そのボスとなって自由な荒野の世界で過ごす。

ライオンとキツネ ~イソップ

 年老いて、からだが十分に動かなくなったライオンが、病気のふりをして穴の中にこもり、見舞いにやってきた他のけものを捕えては食べていた。ある日、キツネがやってきたが、穴の中に入ろうとしない。そこで、ライオンがその理由をたずねると、キツネは、「ええ、中に入ったけものの足跡はたくさんあるのに、出てきた足跡が一つもありませんからね」と答えた。

関連ページ:イソップ寓話で人生勉強

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読書に関する名言

本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。本は著者がとても苦労して身に付けたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。~ソクラテス

子どものころからたくさん本を読んで、自分でものを考えろと言われて育った。両親は、本や政治や、その他いろいろなことについて、子どもたちを交えて話し合った。~ビル・ゲイツ

本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ。~キケロ

良書を初めて読むときは、新しい友を得たようである。
前に精読した書物を読みなおす時は、旧友に会うのと似ている。~オリヴァー・ゴールドスミス

心にとっての読書は、身体にとっての運動と同じである。~リチャード・スティール

あらゆる良書を読むことは、過去数世紀の最高の人々と会話するようなものだ。~デカルト

書物の新しいページを1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく。~アントン・チェーホフ

今日の読書こそ、真の学問である。~吉田松陰

一時間の読書をもってしても和らげることのできない悩みの種に、私はお目にかかったことがない。~モンテスキュー

本を読むことを止めることは、思索することを止めることである。~ドストエフスキー

文芸の第一の利益は人生を知ることにある。人間生活の真相を知ることにある。~菊池寛

すべての本は、束の間の本と生涯の本の2種類に分けられる。~ジョン・ラスキン

他人の自我にたえず耳を貸さねばならぬこと、それこそまさに読書ということなのだ。~ニーチェ

書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。~ヘルマン・ヘッセ

書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。~キケロ

良い本は私の人生におけるイベントである。~スタンダール

もっとも高度な文明においても、読書はやはり最大の喜びである。一度その満足を知った者は、不幸の中でもその満足を得る。~エマーソン

読もうとしない人は、読めない人に劣る。~マーク・トウェイン

読書ほど安い娯楽も、長続きする娯楽もない。~メアリー・ウォートリー・モンタギュー

宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことができる。~ウォルト・ディズニー

少しの隙あらば、物の本を、文字のある物を懐に入れ、常に人目を忍び、見るべし。~北条早雲

読書は、論争のためではなく、そのまま信じ込むためでもなく、講演の話題探しでもない。それは、熟考のためのものなのだ。~ベーコン

読書は充実した人間を作り、会話は機転の利く人間を作り、執筆は緻密な人間を作る。~ベーコン

熟考を重ねることによってのみ、読まれたものは、真に読者のものとなる。食べ物は食べることによってではなく、消化によって我々を養うのである。~ショーペンハウアー

読書の方法を知っている人はすべて、自分自身を拡大し、存在できる道を増やし、人生を有意義で、面白く、最大限に活かす力を持っている。~オルダス・ハクスリー

ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」