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おもな歌人の歌万葉集(掲載歌の索引)古典に親しむ

田辺福麻呂の歌(索引)

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  1. 巻6-1047 やすみしし我が大君の高敷かす大和の国は皇祖の・・・(長歌)
  2. 巻6-1048 立ちかはり古き都となりぬれば道の芝草長く生ひにけり
  3. 巻6-1049 馴つきにし奈良の都の荒れゆけば出で立つごとに嘆きし増さる
  4. 巻6-1050 現つ神我が大君の天の下八島の中に国はしも・・・(長歌)
  5. 巻6-1051 三香の原布当の野辺を清みこそ大宮所さだめけらしも
  6. 巻6-1052 山高く川の瀬 清し百世まで神しみ行かむ大宮所
  7. 巻6-1053 我が大君神の命の高知らす布当の宮は百木盛り・・・(長歌)
  8. 巻6-1054 泉川行く瀬の水の絶えばこそ大宮所移ろひ行かめ
  9. 巻6-1055 布当山山なみ見れば百代にも変るましじき大宮所
  10. 巻6-1056 娘子らが続麻懸くといふ鹿背の山時しゆければ都となりぬ
  11. 巻6-1057 鹿背の山木立を繁み朝さらず来鳴き響もす鴬の声
  12. 巻6-1058 狛山に鳴く霍公鳥泉川渡りを遠みここに通はず
  13. 巻6-1059 三香原久邇の都は山高く川の瀬清み住み良しと・・・(長歌)
  14. 巻6-1060 三香の原久邇の京は荒れにけり大宮人の移ろひぬれば
  15. 巻6-1061 咲く花の色は変はらずももしきの大宮人ぞ立ちかはりける
  16. 巻6-1062 やすみしし我が大君のあり通ふ難波の宮はいさなとり・・・(長歌)
  17. 巻6-1063 あり通ふ難波の宮は海近み海人娘子らが乗れる舟見ゆ
  18. 巻6-1064 潮干れば葦辺に騒く白鶴の妻呼ぶ声は宮もとどろに
  19. 巻6-1065 八千桙の神の御代より百舟の泊つる泊りと八島国・・・(長歌)
  20. 巻6-1066 まそ鏡敏馬の浦は百舟の過ぎて行くべき浜ならなくに
  21. 巻6-1067 浜清み浦うるはしみ神代より千舟の泊つる大和太の浜
  22. 巻9-1792 白玉の人のその名をなかなかに言を下延へ逢はぬ日の・・・(長歌)
  23. 巻9-1793 垣ほなす人の横言繁みかも逢はぬ日数多く月の経ぬらむ
  24. 巻9-1794 立ち変り月重なりて逢はねどもさね忘らえず面影にして
  25. 巻9-1800 小垣内の麻を引き干し妹なねが作り着せけむ白栲の・・・(長歌)
  26. 巻9-1801 古のますら壮士の相競ひ妻問ひしけむ葦屋の・・・(長歌)
  27. 巻9-1802 古の信太壮士の妻問ひし菟原処女の奥つ城ぞこれ
  28. 巻9-1803 語り継ぐからにもここだ恋しきを直目に見けむ古壮士
  29. 巻9-1804 父母が成しのまにまに箸向かふ弟の命は朝露の・・・(長歌)
  30. 巻9-1805 別れてもまたも逢ふべく思ほえば心乱れて我れ恋ひめやも
  31. 巻9-1806 あしひきの荒山中に送り置きて帰らふ見れば心苦しも
  32. 巻18-4032 奈呉の海に舟しまし貸せ沖に出でて波立ち来やと見て帰り来む
  33. 巻18-4033 波立てば奈呉の浦廻に寄る貝の間なき恋にぞ年は経にける
  34. 巻18-4034 奈呉の海に潮の早干ばあさりしに出でむと鶴は今ぞ鳴くなる
  35. 巻18-4035 霍公鳥いとふ時なしあやめぐさかづらにせむ日こゆ鳴き渡れ
  36. 巻18-4036 如何にある布勢の浦そもここだくに君が見せむと我れを留むる
  37. 巻18-4038 玉櫛笥いつしか明けむ布勢の海の浦を行きつつ玉も拾はむ
  38. 巻18-4039 音のみに聞きて目に見ぬ布勢の浦を見ずは上らじ年は経ぬとも
  39. 巻18-4040 布勢の浦を行きてし見てばももしきの大宮人に語り継ぎてむ
  40. 巻18-4041 梅の花咲き散る園に我れ行かむ君が使を片待ちがてら
  41. 巻18-4042 藤波の咲き行く見れば霍公鳥鳴くべき時に近づきにけり
  42. 巻18-4046 神さぶる垂姫の崎漕ぎ廻り見れども飽かずいかに我れせむ
  43. 巻18-4049 おろかにぞ我れは思ひし乎布の浦の荒礒の廻り見れど飽かずけり
  44. 巻18-4052 霍公鳥今鳴かずして明日越えむ山に鳴くとも験あらめやも

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田辺福麻呂

 『万葉集』末期の官吏で、天平 20年 (748年) に橘諸兄の使いとして越中国におもむき、国守の大伴家持らと遊宴し作歌している。そのほか恭仁京、難波京を往来しての作歌や、東国での作もある。柿本人麻呂や山部赤人の流れを継承するいわゆる「宮廷歌人」的な立場にあったかとされるが、橘諸兄の勢力退潮と呼応するかのように福麻呂の宮廷歌は見られなくなっている。『万葉集』に44首、そのうち「田辺福麻呂の歌集に出づ」とある歌も、用字や作風などから福麻呂の作と見られている。 

古典に親しむ

万葉集・竹取物語・枕草子などの原文と現代語訳。