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巻第5(索引)<万葉集(掲載歌の索引)古典に親しむ

『万葉集』巻第5(索引)

  1. 世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり
  2. 大君の遠の朝廷としらぬひ筑紫の国に泣く子なす・・・(長歌)
  3. 家に行きて如何にか吾がせむ枕づく妻屋さぶしく思ほゆべしも
  4. 愛しきよしかくのみからに慕ひ来し妹が情の術もすべなさ
  5. 悔しかもかく知らませばあをによし国内ことごと見せましものを
  6. 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに
  7. 大野山霧たちわたる我が嘆く息嘯の風に霧たちわたる
  8. 父母を見れば貴し妻子見ればめぐし愛し世間は・・・(長歌)
  9. ひさかたの天道は遠しなほなほに家に帰りて業を為まさに
  10. 瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ何処より・・・(長歌)
  11. 銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも
  12. 世の中のすべなきものは年月は流るるごとしとり続き・・・(長歌)
  13. 常磐なすかくしもがもと思へども世の事なれば留みかねつも
  14. 龍の馬も今も得てしかあをによし奈良の都に行きて来むため
  15. うつつには逢ふよしもなしぬばたまの夜の夢にを継ぎて見えこそ
  16. 龍の馬を我れは求めむあをによし奈良の都に来む人のたに
  17. 直に逢はずあらくも多く敷栲の枕去らずて夢にし見えむ
  18. いかにあらむ日の時にかも声知らむ人の膝の上我が枕かむ
  19. 言問はぬ木にはありともうるはしき君が手馴れの琴にしあるべし
  20. 言問はぬ木にもありとも我が背子が手馴れの御琴地に置かめやも
  21. かけまくはあやに畏し足日女神の命韓国を・・・(長歌)
  22. 天地のともに久しく言ひ継げとこの奇し御魂敷かしけらしも
  23. 正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しきを経め
  24. 梅の花今咲けるごと散り過ぎず我が家の園にありこせぬかも
  25. 梅の花咲きたる園の青柳は縵にすべくなりにけらずや
  26. 春さればまづ咲く宿の梅の花独り見つつや春日暮さむ
  27. 世の中は恋繁しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを
  28. 梅の花今盛りなり思ふどち挿頭にしてな今盛りなり
  29. 青柳梅との花を折りかざし飲みての後は散りぬともよし
  30. わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも
  31. 梅の花散らくはいづくしかすがにこの城の山に雪は降りつつ
  32. 梅の花散らまく惜しみわが園の竹の林に鶯鳴くも
  33. 梅の花咲きたる園の青柳を蘰にしつつ遊び暮らさな
  34. うち靡く春の柳とわが宿の梅の花とを如何にか分かむ
  35. 春されば木末隠りて鴬ぞ鳴きて去ぬなる梅が下枝に
  36. 人ごとに折りかざしつつ遊べどもいやめづらしき梅の花かも
  37. 梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなりにてあらずや
  38. 万代に年は来経とも梅の花絶ゆることなく咲き渡るべし
  39. 春なれば宜も咲きたる梅の花君を思ふと夜眠も寝なくに
  40. 梅の花折りてかざせる諸人は今日の間は楽しくあるべし
  41. 年のはに春の来らばかくしこそ梅をかざして楽しく飲まめ
  42. 梅の花今盛りなり百鳥の声の恋しき春 来るらし
  43. 春さらば逢はむと思ひし梅の花 今日の遊びに相見つるかも
  44. 梅の花 手折りかざして遊べども飽き足らぬ日は今日にしありけり
  45. 春の野に鳴くや鴬馴なつけむと我が家の園に梅が花咲く
  46. 梅の花散り乱ひたる岡びには鴬鳴くも春かたまけて
  47. 春の野に霧立ちわたり降る雪と人の見るまで梅の花散る
  48. 春柳縵に折りし梅の花誰か浮かべし酒杯の上に
  49. うぐひすの音聞くなへに梅の花我家の園に咲きて散る見ゆ
  50. 我がやどの梅の下枝に遊びつつ鴬鳴くも散らまく惜しみ
  51. 梅の花折りかざしつつ諸人の遊ぶを見れば都しぞ思ふ
  52. 妹が家に雪かも降ると見るまでにここだもまがふ梅の花かも
  53. 鴬の待ちかてにせし梅が花散らずありこそ思ふ子がため
  54. 霞立つ長き春日をかざせれどいやなつかしき梅の花かも
  55. 我が盛りいたくくたちぬ雲に飛ぶ薬食むともまた変若めやも
  56. 雲に飛ぶ薬食むよは都見ばいやしき我が身また変若ぬべし
  57. 残りたる雪にまじれる梅の花早くな散りそ雪は消ぬとも
  58. 雪の色を奪ひて咲ける梅の花今盛りなり見む人もがも
  59. 我がやどに盛りに咲ける梅の花散るべくなりぬ見む人もがも
  60. 梅の花夢に語らくみやびたる花と我思ふ酒に浮かべこそ
  61. あさりする海人の子どもと人は言へど見るに知らえぬ貴人の子と
  62. 玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみ表はさずありき
  63. 松浦川川の瀬光り鮎釣ると立たせる妹が裳の裾濡れぬ
  64. 松浦なる玉島川に鮎釣ると立たせる子らが家路知らずも
  65. 遠つ人松浦の川に若鮎釣る妹が手本を我こそまかめ
  66. 若鮎釣る松浦の川の川なみの並にし思はば我れ恋ひめやも
  67. 春されば吾家の里の川門には鮎子さ走る君待ちがてに
  68. 松浦川七瀬の淀は淀むとも我れは淀まず君をし待たむ
  69. 松浦川川の瀬速み紅の裳の裾濡れて鮎か釣るらむ
  70. 人皆の見らむ松浦の玉島を見ずてや我れは恋ひつつ居らむ
  71. 松浦川玉島の浦に若鮎釣る妹らを見らむ人のともしさ
  72. 後れ居て長恋せずは御園生の梅の花にもならましものを
  73. 君を待つ松浦の浦の娘子らは常世の国の天少女かも
  74. はろはろに思ほゆるかも白雲の千重に隔てる筑紫の国は
  75. 君が行き日長くなりぬ奈良道なる山斎の木立も神さびにけり
  76. 松浦がた佐用姫の児が領巾振りし山の名のみや聞きつつ居らむ
  77. 足日女神の命の魚釣らすとみ立たしせりし石を誰れ見き
  78. 百日しも行かぬ松浦道今日行きて明日は来なむを何か障れる
  79. 遠つ人松浦佐用姫夫恋ひに領巾振りしより負へる山の名
  80. 山の名と言ひ継げとかも佐用姫がこの山の上に領巾を振りけむ
  81. 万世に語り継げとしこの岳に領巾振りけらし松浦佐用姫
  82. 海原の沖行く船を帰れとか領布振らしけむ松浦佐用姫
  83. ゆく船を振り留みかね如何ばかり恋しくありけむ松浦佐用姫
  84. 天飛ぶや鳥にもがもや都まで送り申して飛び帰るもの
  85. 人もねのうらぶれ居るに龍田山御馬近づかば忘らしなむか
  86. 言ひつつも後こそ知らめとのしくも寂しけめやも君いまさずして
  87. 万代にいましたまひて天の下奏したまはね朝廷去らずて
  88. 天離る鄙に五年住まひつつ都のてぶり忘らえにけり
  89. かくのみや息づき居らむあらたまの来経行く年の限り知らずて
  90. 我が主の御霊賜ひて春さらば奈良の都に召上げたまはね
  91. 音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領布振りきとふ君松浦山
  92. 国遠き道の長手をおほほしく今日や過ぎなむ言どひもなく
  93. 朝露の消やすき我が身他国に過ぎかてぬかも親の目を欲り
  94. うち日さす宮へ上るとたらちしや母が手離れ常知らぬ・・・(長歌)
  95. たらちしの母が目見ずておほほしく何方向きてか吾が別るらむ
  96. 常知らぬ道の長手をくれぐれと如何にか行かむ糧米は無しに
  97. 家に在りて母がとり見ば慰むる心はあらまし死なば死ぬとも
  98. 出でて行きし日を数へつつ今日今日と吾を待たすらむ父母らはも
  99. 一世にはニ遍見えぬ父母を置きてや長く吾が別れなむ
  100. 風まじり雨降る夜の雨まじり雪降る夜は術もなく・・・(長歌)
  101. 世のなかを憂しとやさしと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
  102. 神代より言ひ伝て来らくそらみつ大和の国は皇神の・・・(長歌)
  103. 大伴の御津の松原かき掃きて我れ立ち待たむ早帰りませ
  104. 難波津に御船泊てぬと聞こえ来ば紐解き放けて立ち走りせむ
  105. たまきはるうちの限りは平らけく安くもあらむを事もなく・・・(長歌)
  106. 慰むる心はなしに雲隠り鳴き往く鳥の哭のみし泣かゆ
  107. 術もなく苦しくあれば出で走り去ななと思へど児等に障りぬ
  108. 富人の家の子どもの着る身なみ腐し捨つらむ絹綿らはも
  109. 荒栲の布衣をだに着せかてにかくや嘆かむ為むすべをなみ
  110. 水沫なすもろき命も栲縄の千尋にもがと願ひ暮らしつ
  111. しつたまき数にもあらぬ身にはあれど千年にもがと思ほゆるかも
  112. 世の人の貴び願ふ七種の宝も我は何為むに・・・(長歌)
  113. 若ければ道行き知らじ幣はせむ黄泉の使負ひて通らせ
  114. 布施置きてわれは乞ひ祈む欺かず直に率去きて天路知らしめ

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